河原崎家の一族2

河原崎家の一族2 パッケージ
発売: elf
タイトル河原崎家の一族2(かわらざきけのいちぞく2)
ブランドelf(エルフ)
発売日2003年6月6日(Windows版)/2009年4月23日(完全版)
プラットフォームWindows
レーティング18禁
ジャンルマルチルートシングルエンディングADV
シナリオ蛭田昌人、土天冥海
原画りんしん
ボイスフルボイス(主人公除く)
エンディングシングルエンディング(a系・b系・c系の3ループ構造)
館物ホラー タイムループ 陵辱ADV 脱出サスペンス 猟奇・残酷描写 elf
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本編(PC版/DL版)
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書籍
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アダルトアニメ

あらすじ

優馬は、恋人の杏奈に誘われて彼女の叔父・河原崎縄綱の屋敷へ向かう。前回の訪問で縄綱の里子・智樹と衝突した経験があるため気乗りはしないが、杏奈の頼みを断りきれず夏の山道を再び列車で揺られて辿り着く。

迎えに来たのはやはり智樹で、横柄な物言いはあいかわらず。屋敷では老いた縄綱が真っ赤なドレスと厚化粧で誕生日を迎えようとしており、執事の稲垣、冷たい眼差しのメイド美香、儚げで気弱な鈴音、智樹の妹・真樹が優馬を出迎える。

明日の誕生日まで滞在する予定の優馬と杏奈。しかし屋敷の空気は何かが歪んでいる。同じ会話が二度繰り返されたり、誕生日の日付が一日ズレていたり、誰もが少しずつ「普通でない」反応を見せる。杏奈の身を案じる優馬は、明日までの一夜をどう過ごすか決断を迫られる。陽炎のような時間の歪みのなかで進む、elf「河原崎家の一族」シリーズ第二作のアドベンチャー。

キャラクター

主人公
優馬
ユウマ

杏奈の恋人の大学生。内気で優柔不断だが杏奈を守る場面では極端に強気になる。智樹に強い反発心を持つ。

杏奈
ヒロイン
杏奈
アンナ

縄綱の姪。大人しく従順だが、こうと決めたら譲らない芯の強さがある。父の遺品の指輪を中指にしている。

真樹
縄綱の里子
真樹
マキ

智樹の妹の里子。「ゆーまさん」「〜だモン」が口癖の年下キャラ。幼少期の施設暮らしの記憶を持つ。

鈴音
メイド見習い
鈴音
スズネ

蜻蛉のような儚げな雰囲気のメイド見習い。父親の借金の返済のために河原崎邸で働いている。

美香
メイド
美香
ミカ

切れ長の目、冷たい眼差しのメイド。注射器と薬を駆使する。他人の苦痛に能動的な喜びを見出す。

河原崎 縄綱
屋敷の主
河原崎 縄綱
カワラザキ ナワツナ

64歳。真っ赤なドレスと厚化粧で誕生日を迎える旧家の当主。独自の生死哲学を語り、「人間の最も美しい顔は苦しむ表情だ」と言う。

智樹
縄綱の里子
智樹
トモキ

真樹の兄。杏奈に強い執着を持つ歪んだ青年。横柄で傲慢だが、縄綱への複雑な感情を抱える。

稲垣
執事
稲垣
イナガキ

慇懃無礼な物腰の執事。常に丁寧語だが冷酷で、内ポケットに合口を忍ばせている。

⚠ ネタバレあり キャラクター詳細を読む

用語集

河原崎邸(地名) 拷問部屋(場所) 三角木馬(拷問具) 縄綱の日記(アイテム) 杏奈の指輪(象徴) 合口(武器) 注射器・薬(アイテム) 最後通牒(書類)

ホバーで説明表示。

⚠ ネタバレあり 全用語集はネタバレゾーンへ

レビュー

平均 / 10

詳細スコアと評価文はネタバレを含みます。

⚠ ネタバレあり レビュー(ネタバレあり)を読む

FAQ

各ルートの結末・縄綱の真の目的に関する設問はネタバレゾーンのFAQに分離しています。

「河原崎家の一族2」とはどんなゲーム?

山奥の旧家・河原崎邸に招かれた大学生・優馬が、陵辱・拷問・タイムループの罠に巻き込まれる館ホラーADV。elf(エルフ)の2003年作品で、シナリオは蛭田昌人(同社創業者のひとり)と土天冥海の共作。3つのループ(a系・b系・c系)を通してひとつの結末にたどり着く「マルチルートシングルエンディング」構造が特徴。

ヒロインは何人?ルート構成は?

ヒロインは杏奈・真樹・鈴音・美香・奈津子の5名。ただし本作は「攻略するヒロインを選ぶ」形式ではなく、a系・b系・c系の3つのループをすべて経由してひとつの結末に至るシングルエンディング構造。各ヒロインとのシーンはルートの分岐点で発生するが、最終的には全員が同じ方向に収束する。

どんな版がある?

初版と完全版(2009年)があり、完全版は現在(2026年6月)時点でWindows 10/11に対応したダウンロード版がFANZA(旧DMM)から配信されている。パッケージ版は初版・完全版とも流通在庫のみ。elfは2011年に解散している。なお過去にDMMダウンロード版へマルウェアが混入した事案があったため、信頼できるストアから購入したい。

前作「河原崎家の一族」との繋がりは?

「河原崎」という旧家の名前とジャンル(館ホラーADV)を引き継いでいるが、登場人物・設定・時代背景はすべて別物。前作未プレイでも本作は楽しめる。ただし本作中の縄綱の日記に「敵対者(前作で殺した父親の関係者)からの最後通牒」への言及があり、前作知識があると背景がより深まる。

タイムループ要素があると聞いたが?

ある。主人公・優馬が「列車で目覚める」場面を繰り返す記憶引き継ぎ型のループ構造を持つ。ひぐらし(2002年〜)やSTEINS;GATE(2009年)と同時代以前の作品だが、同様の構造を実装している。ループが何度行われてきたか、ループの原因が何なのかはネタバレゾーンに詳しい。

攻略が難しいと聞いた。どの程度?

本作最大の難関は攻略の複雑さ。選択肢だけでなく屋敷内の「訪問順序」もルートに影響するナビマップ方式を採用しており、プレイヤーの間では「攻略なしでのクリアはMかバカのどちらか」と評されるほど。セーブポイントは最大100か所と充実しているが、正解を探すまでの試行錯誤が長い。公式攻略本(辰巳出版)が存在するためそちらの活用を推奨。

グロテスク・残酷描写のレベルは?

elf作品の中でも際立って高い。拷問部屋・三角木馬・刃物による刺殺・流血描写など、猟奇・残酷な内容を含む。陵辱シーンも同社の他作品より踏み込んだ表現が多く、精神的に強烈な場面が複数登場する。グロテスク描写が苦手な方には非推奨。

完全版と通常版の違いは?

完全版(2009年)はHシーンのフルアニメーション化(30fps)、サイドストーリー、おまけコンテンツ「夢想、河原崎家の一族2」が追加。現在(2026年6月)FANZAで販売されているのは主に完全版。ErogameScapeの評価は初版(中央値79点・331件)、完全版(中央値80点・205件)でほぼ同等。