用語集 — 蒼い海のトリスティア ~発明工房奮闘記~
『蒼い海のトリスティア ~発明工房奮闘記~』の舞台・技術・発明品・出来事の用語を解説します。▼ネタバレ詳細を含む項目はアコーディオン内に格納されています。タグをクリックするとカテゴリを絞り込めます。読みは片仮名の用語にだけ添えています。
かつて海上交易で栄え、海の宝石と呼ばれた島の街。十一年前のドラゴン襲来で荒れ、交易と人口が衰えた。名工プロスペロに復興が託され、代役のナノカがやって来る。港や商店を助ける発明が、復興の手段になる。
- 詳細
- 以前は世界の海を動いていた島だった。帝国の接収を前に、ナノカは地下の航行中枢を直して島を帝国領の外へ動かす。キングドラゴンとの展開では、島に残る古代の遺産が襲われる理由になる。
- 登場場面
- 到着した日の街歩きで各地区の被害を確かめる。のちに市長は、島の移動能力の復活をナノカに求める。
フルクラム帝国の都。ナノカとネネが学ぶ学院、名門の富豪、高級店があり、トリスティアとの暮らしと規模の違いが何度も語られる。
- 詳細
- 祖父が帰還を命じる先であり、ネネが家族と向き合いに帰る場所。自治を守る展開ではヴァルが救援を求めに向かい、キングドラゴンとの展開ではナノカが審問と仲間の復元のために帰る。
海上都市の玄関口。キャラット商会のフォーリィが管理し、鼠の害、人食い鮫、船の混雑と接触事故などの悩みに、ナノカの発明が求められる。
- 詳細
- 大橋の建設で、渡船と荷役で暮らす人々の生計が揺らぐ。ドラゴンの新しい死骸が流れ着くのもこの港で、最後にナノカが見送られる場所にもなる。
- 登場場面
- 到着した日、スツーカは港の設備を広げることが街の発展を支えると説明する。
司祭長レイグレットが一人で守る神殿。修復の寄付を集め、発明品を売り、街角の無料診療所を兼ね、迷子の保護や本の貸し出しまで引き受ける。
- 詳細
- レイグレットの治療と看取りの舞台。看取りの展開では住む人がいなくなって行政の管轄に入り、全快の展開では神殿の仕事が続く。
- 登場場面
- ルーシーを保護して両親を捜し、重い病のレイグレットを医師が診る。
市民公園で止まっていた大きな噴水。来訪の初夜にナノカが工房術で直し、その技を見たレイグレットが工房を貸すきっかけになる。
- 詳細
- 中央の女神像は古代の素材と、島の航行中枢にも結び付いている。キングドラゴンとの展開の最後には、ナノカが噴水の中枢をドラゴンを誘わない形に作り直す。
- 登場場面
- 直った噴水を見た住民は、誰が直したのか知らないまま、街はまだ生きていると働く気力を取り戻す。
ドラゴン襲来の被害が最も深かった廃墟の地区。到着した日にナノカは徹底した破壊を目にし、悲しくなって立ち去る。
- 詳細
- テンザンの墜落で地下空洞が現れ、精製研究の入口になる。夏祭りの巨大花火の爆風で瓦礫が払われて再開発が決まり、グリフェンの資本で工事が始まる。
テンザンの飛行試験の墜落で露出した、地下への入口。中には先史文明の文字と機械が残り、銃の部品や研究の資料を探す場所になる。
- 詳細
- 自治を守る展開では、強化した工具とフォーリィの協力で閉ざされた扉を破り、地上の目印を頼りに中央噴水の下の航行中枢を目指す。
市民の憩いの場。ナノカは心が和んで眠くなる。占拠した魔導士を立ち退かせる依頼の舞台になる。
- 詳細
- 失踪したフォーリィが見つかるのもこの公園で、二人は流星雨を眺める。全快したレイグレットは、弱った木々と草花の再生をナノカに頼む。
襲来した竜の骨と、帝国暦934年の犠牲者を悼む碑が残る場所。スツーカは竜が破壊の途中で自滅したらしいと話し、ナノカは英雄の存在を想像する。
- 詳細
- 子供の頃に光の剣で竜と戦う戦士を見たという住民の話が語られる。ラファルーは、失われた守護者の仲間の名をここでつぶやく。
二人で海を見たいというネネの願いからナノカが考えた展望の塔。市長に費用で退けられかけるが、ネネの秘密の資金援助で建つ。
- 詳細
- 経済封鎖の後、直した目覚まし時計を持ってネネを捜すナノカが、ここで彼女と再会する展開がある。
- 登場場面
- 完成した塔へ二人で出かける場面を、ネネは本物のデートと受け止め、ナノカは恋人との予行演習と考える。
護岸ばかりの街に作る砂浜。海水浴を楽しみたいナノカの思い付きが、観光の呼び物の計画に広がる。
- 詳細
- 市長に費用で退けられた後、グリフェンが秘密で全額を出して実現する。グリフェンは独り、街の自治の喪失と自分の宿願を口にする。
島と陸を結ぶ一キロを超える大橋。市長に設計を頼まれたナノカは、街全体の景気のために必要だと考える。
- 詳細
- 渡船と荷役の仕事を奪うとしてフォーリィが反対し、二人は衝突する。資金の後ろにはグリフェンがいる。接収の危機ではゴーレム軍団の侵入路となり、テンザンが食い止め、島が動いた後に壊して陸との道を断つ。
漁で亡くなった父に会いたいという少年のため、楽しい思い出を作ろうとナノカが企画した巨大な観覧車。直径101m、頂上の高さは116m。
- 詳細
- グリフェンの資金と請負会社で急いで建てられ、初運転で事故を起こす。のちに完治した少年は、頂上で父に似た雲を見たと話し、母子は再建を願う。
ナノカの出身国。帝都は教育、資本、技術、法律の中心で、工房士の認可や兵器の使用を管理する。ナノカは帝国発行の認可状を持つ工房士である。
- 詳細
- 帝国の中で自治権の接収論が強まり、グリフェンが元老院の特使として島を要求する。兵器の規制は、街を守ったナノカの審問にも関わる。
ナノカが来訪の直前まで通っていた学院。ネネとは四年前から、年齢や学年を問わない特別クラスで同級生だった。
- 詳細
- ナノカは休学中と明かされる。学業に戻ることが早期帰還の勧めに使われるが、ナノカは仕事を優先する。
フォーリィが会長を務め、港の管理と船の仕事を担う商会。港の融資、宣伝、設備の整備に関わり、ナノカの発明の依頼人になる。
- 詳細
- 大橋で渡船と荷役の仕事が脅かされ、投機の失敗で資金難にもなる。会長夫婦を失った幼い娘を周りが支えてきたことが、船長の話で分かる。
ネネが自ら経営する、帝都の名門レストランの支店。名店の風格を持ち込むだけでなく、魚のアラのランチ、黒いカレー、祭りのケーキなど地元の料理をナノカと作る。
- 詳細
- 大女優ウェストウッドの接宴が、フォーリィと母の再会の手掛かりになる。
- 登場場面
- 食通ニューザンに料理を侮辱され、ネネとナノカは客の舌を守るために再戦する。
レイグレットが貸した職人街の空き工房に、ナノカが開いた店。研究、製作、依頼の受付をこなし、スツーカとテンザン、のちにラファルーも暮らす。
- 詳細
- 銃撃や帝国軍の砲撃の的にもなる。一年後の結末では、ナノカが片付けて去る家と仕事場になる。
- 登場場面
- 開業の日、研究で新しい製品を作り、品物と特許を安く店へ譲るという方針をスツーカが説く。
人工ダイヤの取引の後に工房へ撃ち込まれた銃弾を、スツーカが警告と判断した裏の組織。
- 詳細
- スツーカの見立てで、命じた者が確かめられたわけではない。スツーカは痕跡を隠し、ナノカの研究をやめさせようとして果たせず、自ら狙撃者を追い、ネネにハンプデン家の圧力を頼む。
Eテクとも呼ぶ、先史文明に由来する技術。噴水、地下の設備、発明品や薬の処方、人造狼や機動兵など、ナノカが扱う多くのものに結び付く。
- 詳細
- 古代人の文章を今の言葉や理論に移すのは難しく、技術の全体像は説明されない。遺産の復活をグリフェンもドラゴンも狙う。
- 登場場面
- 飛行試験の墜落で現れた地下の文字と機械を調べ、古代の製法を今の研究につなげる。
島の地下に残る古代の設備。海水のろ過など街の暮らしを支え、地下からビリビリが漏れ出してもいる。
- 詳細
- 中央噴水の下には島の航行中枢があり、ユニットを直すと島が動く。グリフェンは未利用のEプラントを狙って接収を迫る。キングドラゴンとの展開の最後には、ナノカが各プラントを直して復興を仕上げる。
一般の使用が禁じられたEテクの兵器。ドグラノフは帝国の行政庁が指定する携帯火器で、Qの依頼をナノカは最初、違法な品として断る。
- 詳細
- 街を守るために使うことと法律上の許可は別で、キングドラゴンを退けた後、ナノカは無許可の兵器使用などの嫌疑で帝都に呼ばれる。
今の街の下に遺産と技術を残した先史文明。カプセルや地下の文字の由来として名が出る。
- 詳細
- 古代の文章は、後の人類が賢明であることを願い、七つの場所に遺産を置いて守護者に託したと伝える。ラファルーは一万年近い昔の話を語りかけるが、スツーカはすべてを聞くことを断る。
- 登場場面
- 現代の言葉では訳しにくい冶金と遠隔動力の資料を、ラファルーが読んで研究を助ける。
テンザンの墜落で、地下のプラントから水へ漏れ出しているのが見つかった力。古いプラントを使う例はあるが、自在に使う原理は解き明かされていない。
- 詳細
- 家庭の空調、街全体を照らす安価な灯り、Qの銃の改造にまで結び付く。ナノカは街の原動力にしようと考える。
古代の遺産を守る者を指す言葉。物語の後半で大きな意味を持つ。
- 詳細
- パシアテ文明の人々が遺産をドラゴンから守るために作った不死身の自動人形。ラファルーはトリスティアのガーディアンだった。四人が二百年ずつ交代して起動していたが、グリーペン、ラープタ、ベルクトゥはすでに失われている。
- 登場場面
- 重い傷を負って戻ったラファルーが、自分の正体として明かす。
テンザンのような人工の仲間の意識と制御を支える中枢。
- 詳細
- ラファルーは精神感応で制御核に呼びかける。重装化したテンザンは制御核が冷えすぎて起動できなくなる。決戦の後、スツーカとテンザンの二つの核がナノカに返され、仲間を復元する手掛かりになる。
- 登場場面
- スツーカは、身体を失っても核から今より高性能な身体で甦れるとナノカを励ます。
ナノカが祖父から学んだ、研究と工作の技術。ナノカは免許皆伝を名乗り、噴水を直して実力を示す。食べ物から街の設備まで作れる。
- 詳細
- 死者を戻す技術ではなく、失敗と責任もついて回る。治療機の精度や古代の製法を形にする力量が、人の命と結末を左右する。
研究した製法を工作で形にし、依頼人のために発明や修理をする技術者。ナノカの職業で、品物の納期と使い道を確かめて仕事を受ける。
- 詳細
- 観覧車事故の後、スツーカは、依頼人にとっては幼いナノカも工房士だと責任を説く。武器を作る技能には法律の制限もある。
市長の側近ヴァルが発行した、一年期限の証書。市長がナノカの実力を認めないうちから、市内で自由に復興の仕事をする基盤になる。
- 詳細
- 観覧車事故では特別免罪権があっても、ナノカは被害者への謝罪を選ぶ。帝国の兵器の規制までは消せない。
発明の製法を店へ譲るための権利。品物と共に安く渡して技術を街に広めるのが、ナノカの復興の方法になる。街の利益と本人の研究費は一致しない。
- 詳細
- ルーシー・チョコレートでは無料で譲り、人捜しと店の売上を結ぶ。二月には特許の収入が、外資に頼らない産業回復の見通しになる。
研究で得る発明品の製法。料理の手順だけでなく、工具、施設、薬の設計もレシピとして得る。
- 詳細
- 研究書、機体の改装、航行ユニットの修理もレシピから作る。完成するか納期に遅れるかで、出来事の行方が変わる。
作中の通貨の単位。銅貨・銀貨・金貨があり、一ベルクの菓子やワッフルから、高価な工具や工事の費用まで幅がある。
- 登場場面
- ナノカは報酬と製作の費用を天秤にかけながら、街に特許を安く譲る。
古代の遺跡から得られる貴重な結晶。ナノカの父は人造の精製に成功し、祖父は諦めたと語られる。
- 詳細
- ラファルーは古代文明の究極の結晶と説明し、その輝きがキングドラゴンに文明の復活を知らせたと語る。
- 登場場面
- ナノカは父の形見を見て、自分の手で作った結晶を両親の墓に返し、街を直す力にしたいと考える。
ナノカの父が精製した人造結晶の形見。ナノカの研究の目標で、父の成功が不可能ではない証になっている。
- 詳細
- 目覚めたラファルーが求め、結晶が安全に覆われていると分かって返す。重傷のラファルーが話すときの通り道にもなる。航行中枢の修理では、安定した代わりには使えない。
人造オリハルコンの精製へ向けた習作として、ナノカが作った宝石。
- 詳細
- ミグは人工と見抜いたうえで六万ベルクで買うが、量産すれば相場を壊し、危険も呼ぶと忠告する。取引の後、工房に原石の速達と銃弾が届く。
- 登場場面
- 完成を見たスツーカは、一人の才能より時代の技術水準が成果を支えると教える。
ナノカが父の研究を継いで精製を目指す結晶。作中では人工高純度・人造高純度などの呼び方もある。
- 詳細
- 研究の突破口とラファルーの翻訳を経て完成する展開がある。スツーカは教えた歳月を喜び、最後にはナノカが街のプラントを直す。キングドラゴンが感じ取る目印にもなるが、遺産は結晶が無くても襲われたとラファルーは言う。
祖父プロスペロが見つけた天然の結晶。
- 詳細
- 自治を守る展開で、帝都から戻ったネネが届ける。航行ユニットの結晶が壊れ、父のペンダントでは代わりにならない問題を解き、改造の材料になる。
黄金を作り出せる古代の技術。ナノカは研究を進めた先でたどり着く。
- 詳細
- スツーカは、作れることと公表することは別だとして、金の大量供給が経済を乱すことを心配する。ミグは人工の金と承知で七万ベルクで買い、研究を支える。
スプレンディッド・インパクトの略。ナノカが製作や修理に使う万能の工具で、作業の槌音を響かせる。
- 詳細
- 自治を守る展開では、強化版のS・インパクトHi‐Pを作る。工具で戦うのではなく頭で対策を作れとスツーカに諭され、地下の扉を破る道具として使う。
- 登場場面
- 森林公園で魔導士の結界に打ちかかるが破れず、テンザンに助けさせる。
Qが注文した長射程の規制火器。地下遺跡で見つけた精密な銃身を使ってナノカが作る。
- 詳細
- 後に改造の依頼が続き、ナノカ専用の銃も生まれる。工房への狙撃にも使われるが、注文したQが撃ったという説明はない。
- 登場場面
- 納める前に、ナノカは人を傷つける使い道ではないかと問いただす。
ナノカが自分の体格に合わせて作った銃。
- 詳細
- 改造を納めた礼にQから渡された、祖父の銃を作り変えたもの。十二月の迎撃では、テンザンに乗ったナノカが、スツーカの観測で竜の頭を撃ち抜く。
軍用の装甲と二門の大型銃で重装化したテンザン。
- 詳細
- ミグが持ってきたメガ・ドグラノフと軍用の装甲で改装するが、原子炉を止めた制御核が冷えすぎて、完成後もしばらく動けない。決戦の劣勢でナノカの呼びかけに応えて再起動し、最後は落ちてくるキングに体当たりする。
中央噴水の下で見つかる、島の航行中枢の制御ユニット。
- 詳細
- 要の高純度オリハルコンが壊れていて、ネネが届けた天然の結晶と強化工具で改造する。地下に据え直すと島が動き出し、帝国領の外へ出る。
ラファルーが持ち込んだ設計図通りに、ナノカが作った機械。ナノカは夜歩き用の照明だと思っていた。
- 詳細
- 完成すると、掌の接続口から体内にエネルギーを送り、ラファルーを本来の戦闘力に近づける装置だと分かる。
- 登場場面
- 決戦の前、ライトを調整するラファルーのいつもと違う様子を、ナノカが気にする。
体内に入って病を直接治す、超精密な治療機械。危篤のレイグレットのために、三日ほどの猶予でナノカが挑む。
- 詳細
- 実用に耐えた展開では、想定より性能が落ちても治療が効き、レイグレットは二日で全快する。精度が足りない展開では使えない。
人工の雪を降らせる機械。
- 詳細
- 聖誕祭の最終日、テンザンが上空八百メートルに運び、スツーカとラファルーが動かして、雪の降らない常春の街に雪を降らせる。
- 登場場面
- 広場の住民は雪を喜ぶ。降った雪が自然の天気ではなく発明による演出だということは、機械を動かす仲間の場面で明かされる。
神殿に保護された少女ルーシーの名前と顔を載せた、一ベルクの菓子。ナノカは特許を雑貨屋へ無料で譲る。
- 詳細
- 同じ名前の菓子の評判が金策に出ていた両親に届き、少女をイメージキャラクターにする融資と、両親との再会につながる。
ナノカが幼い頃にネネへ贈った、不器用な手作りの目覚まし時計。ネネは今も宝物として使っている。
- 詳細
- 経済封鎖の後、ナノカは封鎖の解決より先に、壊れていたこの時計を直してネネを捜す。才能で縛るのではなく、友人として信頼を取り戻すための贈り物になる。
スツーカの身体を保つための修復機械。
- 詳細
- 観覧車事故の少年が灰色の犬に治されたと聞いたナノカは、スツーカがこの機械を使ったと考え、身体の寿命が縮むことを案じる。母親の話では、犬は外科治療用のナノマシンを注射していた。
帝都風の料理を侮辱されたネネとナノカが、再戦のために作った黒いカレー。色の正体を当てる楽しみが食通を引き込む。
- 詳細
- 新聞で街だけの珍味として紹介され、観光の宣伝になる。
巨大なイカの墨。黒いトリスティアカレーの材料になる。
- 詳細
- ハッピーフィッシュの恩返しで届く展開と、テンザンが深海へ取りに行く展開がある。後者では機体が浸水し、ナノカは無理な命令を悔やんで修理する。
この土地の素朴な郷土料理。
- 詳細
- 帝都風の接宴では満たせなかった大女優ウェストウッドの思い出の味を、ナノカが再現する。仕上げにフォーリィの家伝の調味料が使われ、母娘の再会につながる。
家ごとに風味が違う調味料。
- 詳細
- フォーリィがシチューの足りない味を指摘して分けたキャラット家の粉が、ウェストウッドの思い出の味を再現する。女優は粉をくれた少女の名を聞いて動揺する。
毎年九月に街を倦怠で襲い、働く力を落とす風土病。レイグレットがナノカに根絶を頼む。
- 詳細
- 漁師がほとんどかからないことに目を付け、船の上で傷みやすい回遊魚のキモを食べる習慣から秘薬を作る。九月熱は根絶されそうだと報告されるが、レイグレットの顔色は治らない。
レイグレットの全身に広がる重い病。固有の病名は示されない。
- 詳細
- 医師は現代の医療では治せないと言う。ナノカは栄養剤、解熱剤、オルク線の照射機、マイクロ治療機と段階を追って道具を作る。全快する展開と、ナノカが看取る展開がある。
初運転の日に、トリスティア大観覧車のゴンドラが落ちた事故。
- 詳細
- 招待した少年ジャックが両足を骨折し、街の設備にも被害が出るが、死者は出ない。ナノカは母親に拒まれ、石を投げられて逃げ、群衆は帝国人の排斥に傾く。のちに原因は、グリフェンの意を受けた請負会社の手抜き工事だったと分かる。
ネネがハンプデン家の名で街に仕掛けた封鎖。
- 詳細
- 帰還と縁談に追われたネネが、街が好きな人を奪ったと考えて起こす。再会の展開ではネネ自身が解いて被害は小さく、会えない展開では解かれた後も街の経済に大きな被害が残る。
帝国による、自治都市トリスティアの引き渡しの要求。
- 詳細
- グリフェンが帝国元老院の特使を名乗って迫り、約二百体のゴーレムと私兵を動かす。狙いはEプラントの独占。ナノカは航行中枢を直して島を帝国領の外へ動かす。改造が間に合わない結末では、砲撃と占領で自治が終わる。
花火で始まり、月末まで続く夏の祭り。人通りが増え、ナノカは仕事の成果を感じる。
- 詳細
- グリフェンに頼まれたナノカの巨大花火が爆風を起こし、廃墟の再開発が決まる。
- 登場場面
- 前座の花火の後、最後に巨大なロクシャク玉花火が打ち上げられる。
号砲で始まる一週間の祭り。ナノカは海洋都市らしさを、スツーカは景気の回復を喜ぶ。
- 詳細
- グリフェンの無理な依頼に応えて速成醸造機で造った地元のワインが振る舞われ、酔ったナノカがフォーリィに接吻する騒ぎにもなる。
十二月の半ばから二週間続く、天地創造を祝う祭り。鐘の音で始まる。
- 詳細
- 最終日に人工の雪が降る。契約の終わりが近いナノカに、フォーリィは街に住み続けるよう誘い、ネネは帝都へ一緒に帰ることを望む。
物語の後半に現れる巨大な竜。
- 詳細
- ラファルーが一万年来の人類の宿敵と呼ぶ、最大最強の長命竜。高純度オリハルコンの輝きを目印に、古代の遺産を壊しに来る。致命傷を負うと巨体ごと島へ落ちようとし、テンザン、ラファルー、スツーカに高空へ押し上げられる。
人の言葉を話す魚。売り手は食べれば不老長寿と宣伝するが、効き目が確かめられる場面はない。
- 詳細
- ナノカが買って海へ逃がす展開では、のちに再び売られた魚をレイグレットが買って手放し、恩返しにクラーケンの墨と六千ベルクが届く。