用語集 — CROSS†CHANNEL
クロスチャンネルに登場する固有名詞・世界観設定を解説します。▼ネタバレ詳細を含む項目はアコーディオン内に格納されています。タグをクリックするとカテゴリを絞り込めます。
太一の眼に形成された反射層。猫科のように夜目がきき、動くものへの感度が高い。
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- 乳幼児期に暗闇の中で母・七香に長時間抱かれ続けた結果として形成された。猫科や犬科が持つ輝膜と同じ仕組みで、光を二度反射させる。この眼の異常が、太一だけが祠のゲートを「観測」して送還を行える物理的根拠となっている。真エンドで詳述される。
社会適応度を測る数値指標。低いと群青学院送りになる。
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- 太一は80超で「規格外」とされており、本来なら放送部に入れないところを見里の手回しで入部している。桐原冬子は46。「適応係数46、桐原冬子がその中で生きるには、残された54%を守るものが必要だった」という地の文がある。美希は生まれつきの低適応係数で群青送りとなっている。
毎週日曜深夜に世界が「揺り戻る」循環現象。七人の閉じた時間が繰り返される。
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- 祠ゲートと連動している。七人のうち誰かを「送還」するたびに揺り戻しの周期が変化する。太一のタペタムによって祠を操作することで、送還を繰り返しながらループを出口へ向かわせることができる。
祠ゲートを通じて仲間を本来の世界に戻すこと。「向こう側の世界」への移行。
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- 太一が祠の前で「観測」を行うことでゲートが発動し、対象者が向こう側へ移行する。観測はタペタムによる特殊な視覚行為。送還するには対象者の精神状態が一定の条件を満たす必要があり、曜子の場合は精神を破壊することが条件だった。
深層心理と表層意識が常時接続したまま陥っている異常な意識状態。
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- 太一が幼少期から抱え続ける特異な状態。新川家から返り血まみれで生還した後、睦美のもとで人間らしさを学び直したが、この状態は治っていない。表面のハイテンションや道化ぶりはこの状態を隠すカモフラージュ。真エンドで「俺は人なんだ」と到達するまで解除されなかった。
群青学院放送局の名称。「CROSS†CHANNEL」と表記する。作品タイトルの由来。
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- 友貴が「黒須=CROSSでいいんじゃない?」と提案し、桜庭が「†」を加えて決定した。「X」の字は「交差」と「すれ違い」の両義を持つ。真エンドでは「ここは交差点。過ぎ去れば、残像だけが美しい」と総括される。
適応係数の低い少年少女が集められる隔離型高校。上見坂市の蓮ヶ丈に建つ。
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- 太一は「学生を守っているというより、外の世界を、俺たちから守っているような」と評する。放送部はその一部として機能し、人類が消えた後も孤独な放送の拠点となる。
物語の舞台となる地方都市。原発を抱え、坂の多い地形が特徴。
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- 「名の通り坂が多い」地形。山のほうに群青学院・蓮ヶ丈がある。都会側には原発がある。
学校や祠のある山。地図上は「丘」として記載されている。
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- 奥地に謎の人工建造物があると序盤で言及される。祠がここに存在し、ループと送還の要となる。
山中の小社。時空ゲートとして機能する装置。ループ・送還の起点。
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- 太一がタペタムで「観測」することで発動するゲート装置。毎週日曜のループと連動している。真エンドでゲートが消滅し、太一は永遠にこちら側に取り残される。
商店街の無人ツケ店。滅亡世界でも利用できる。黒板に名前と購入品を書いて帰る運用。
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- 黒板に残る各部員の筆跡が、生活の痕跡として機能する描写に使われる。
滅亡世界で太一が物資調達に使う店。無人でも物資が供給され生活基盤の一つとなる。
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- 田崎食料と並んで滅亡後の日常維持を支える場所として描かれる。
上見坂市の山の向こうにある中心市街。原発のある側。群青学院のある山とは対照的な場所として機能する。
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- 「向こう側の世界」の象徴として描かれる。滅亡後は誰もいない廃墟となる。
自転車に乗って現れる謎の少女。太一の名前を最初から知っている。
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- 太一の実母。出産直後に死亡していた。乳幼児期に暗闇の中で太一を長時間抱き続けたことでタペタムが形成された。太一の傍らに現れていたのは潜在意識が作り出した母の幻像。「ごめんね……それだけしか残してあげられなくて……」が出産時の言葉として示される。真エンドで太一が「うん……ありがとう、母さん」と初めて言語化する。
見里が太一に与えた愛称。黒須=×(ペケ)から来ている。
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- 太一の苗字「黒須」を「×(ペケ)」と読んだことからつけられた。見里の人物造形に付随する命名センス。
美希と霧の二人組コンビの呼称。
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- 表向きは対等なコンビだが、実際は美希が中心的役割を担う。霧の社会復帰後は自然解散となる。
上見坂市の二大金持ち家系の呼称。
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- 桜庭浩(西)と桐原冬子(東)。どちらも適応係数の問題で群青学院に在籍しているが、家柄は市内有数。
新川家で太一に与えられていた女名。「お人形さん時代」に使われた。
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- 孤児だった太一が「新川家」という富豪に買われ、少女として扱われていた時期の名前。女装して家人の慰みものにされた時代の呼称。
近所の小学生。カレーパンを持ち歩く。LOOP1の日常シーンに登場する。
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- 滅亡世界では不在。日常パートの空気を作るキャラクターとして機能する。
太一と曜子の現保護者。料理上手。新川家事件後に二人を引き取った。
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- 黒須家での同居を取り仕切る。事件後の太一が人間らしさを学び直した場所を提供した人物。
曜子の従兄。大学生。足が悪い。
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- 曜子と同居している。足の不自由な設定が関係性の描写に用いられる。
太一が11歳頃に単独で行った新川家への虐殺。
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- 曜子が口にした復讐を太一一人が実行に移した。罠・炎・刃物を用いて数十人を殺害。返り血まみれの太一を曜子は本能的に恐怖し、これが二人の関係の崩壊の起点となった。事件後、太一は曜子の母代わり・睦美に引き取られた。
合宿から戻った後、街から人類が消えた現象。七人だけが残される。
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- 「人類は滅亡していた」という地の文で始まる。なぜ七人だけが残されたかの論理的説明はスクリプト内では明示されず、ループと祠の関係性のなかで暗示されるのみ。
太一が新川家で少女姿で慰みものにされていた時期の呼称。
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- 太一がこの時代の記憶を「最古の記憶」として三度繰り返す導入フレーズに組み込んでいる。一姫という名で女装させられていた時期。
太一と曜子が幼少期に交わした絆の誓い。「わたしは太一、太一はわたし」という契約。
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- 新川家での一夜の契りに基づく。しかし太一が返り血まみれの姿を見せた瞬間から、この契約の実態は壊れていた。最終対決で太一はこの契約を「最初から成立していなかった」と突きつける。
静音性の高いスタンガン。太一が曜子への奇襲に使用しようとした。
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- 太一が曜子への先制奇襲に使用しようとするが失敗し、逆に一週間監禁される結果になる。
太一と曜子が独自に蓄積しているループの記録ノート。
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- 曜子が全焼却する。記録の抹消は曜子の精神的崩壊の前兆を示す行為として描かれる。
群青学院の身分手帳。美希が太一のサインをコレクトする。
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- 太一が美希の胸元にサインを求めるという口実に使われた道具として描かれる。
桜庭浩の常食。学内に供給されている。
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- 「友情は見返りを求めない」の二人が揃う場面には大抵カレーパンがある。桜庭というキャラクターの記号として機能する。
太一の脳内エロ画像保管庫の呼称。太一が用いる自己揶揄的な言い換え。
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- 太一語。「俺の野生衝動そのもの」と自評する。変性意識の表層を隠す道化キャラの一部。
太一が祠の前でゲートを発動させるために行う特殊な視覚行為。
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- タペタムを持つ太一だけが行える。単に「見る」ことではなく、タペタムが特定の周波数(時空の歪み)を捉える特殊な状態。この行為によって送還が可能になる。
ループの発生を太一が表現する語。毎週日曜深夜に起きる。
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- 原因はゲートと送還システムの連動。揺り戻しのたびに一定の記憶が保持される。太一の記憶の保持量は最も多い。
作中に三度繰り返される導入フレーズ。物語の構造全体を示す。
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- プロローグ・LOOP3の太一の出自開示・真エンドの三箇所に登場する。それぞれ異なる「最古の記憶」が主題となっており、真エンドで母・七香との乳幼児期の記憶が「最古」として到達される。
太一の開局放送と真エンド最後に繰り返される地の文。人への依存と孤独の同居を示す。
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- 「こちら、群青学院放送部」開局放送の直前と、永遠の放送者となった後の両方に使われる。太一のテーマを一文で表した語句。
太一たちの所属部。屋上のアンテナを使って放送する。群青学院唯一の部活動。
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- 見里が一人でアンテナを組み上げ運営してきた。CROSS†CHANNELという名の放送局として機能し、人類が消えた世界でも太一が続けることになる。
美希語。涙の言い換え。美希が感情的になった時の独特の表現。
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- 「青春汁が漏れて……」という形で使われる。美希のキャラクター語彙の一部。
曜子の精神的弱点を突く決定的な切り札。
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- 太一が使う。新川家殺傷の全真相を告白することで曜子の精神を破壊する手段として機能する。
太一語。直接行う性的嫌がらせ(身体的接触を含む)。
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- 太一の「適応係数80超の規格外」という自己説明の一部として登場する。変性意識を隠す道化行為の語彙。
太一と桜庭が共有する親友の決め台詞。二人が揃う場面で繰り返される。
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- 桜庭を送還する直前の場面にも使われる。太一と桜庭の関係性を象徴する言葉。
太一のラジオの呼び出し文句。「こちら、群青学院放送部」。作品の通奏低音となる。
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- 開局の言葉として物語の最初と最後を繋ぐ。真エンドで誰もいない世界に向けて永遠に放送し続ける太一の言葉。
太一が永遠の放送で繰り返す締めの言葉。誰にも届かない約束。
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- 真エンドで仲間全員を送還した後、一人の聴取者もいない世界に向かって太一が放送を続ける。「生きている人、いますか?」という問いと並んで、孤独と希望の両義を担う言葉。
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