ネタバレゾーン — CROSS†CHANNEL
このゾーンにはネタバレが含まれます。
タペタムの正体・七香の真相・新川家殺傷事件の全容・各ループのヒロイン送還・真エンドで太一が永遠の放送者となる結末まで、本作のすべてのネタバレを含みます。未プレイの方はまず作品トップページをご覧ください。
レビューは順次公開予定です。
クロスチャンネルのループとは何ですか?
毎週日曜日の深夜に世界が「揺り戻る」現象のことです。太一たち七人は人類が消滅した後の無人の世界に残されており、日曜になると一定の記憶を保ったまま同じ週が繰り返されます。この繰り返しは、山中の「祠」と呼ばれる場所が機能するゲートと連動しており、太一が持つタペタムという眼の異常によって操作できる仕組みになっています。ループから脱するには、仲間を一人ずつ「向こう側」へ送還する必要があります。
七香は何者ですか?
自転車に乗って現れる謎の少女・七香は、太一の実母です。真エンド(CCX0001)で明かされます。七香は若くして太一を産み、出産直後に死亡していました。太一は乳幼児の頃、暗闇の中で七香に長時間抱かれ続けた経験があり、その結果として「タペタム」という眼の異常が形成されました。太一の傍らに現れていた七香は、太一の潜在意識が作り出した母の幻像であり、実体を持つ存在ではありませんでした。
タペタムとは何ですか?
太一の眼に形成された異常な反射層のことです。猫科や犬科の動物が持つ輝膜(タペタム・ルシダム)と同じ仕組みで、光を二度反射させることで夜目がきき、動くものに敏感になります。真エンド(CCX0001)で詳述されます。乳幼児期に暗闇の中で母・七香に長時間抱かれ続けた結果として形成されたこの眼の異常が、太一だけが祠のゲートを「観測」して送還を行える物理的根拠となっています。
新川家殺傷事件とは何ですか?
太一が11歳頃に単独で行った新川家の人々への虐殺です。孤児だった太一は「新川家」という富豪に「一姫」という少女の名前を与えられ、女装して家人の慰みものとされていました。同じく新川家の「人形」だった少女・支倉曜子が口にした復讐を、太一が実行に移したものです。罠・炎・刃物を用いて数十人を殺害しましたが、返り血まみれの太一の姿を曜子は本能的に恐怖し、二人の関係はその瞬間から壊れていました。
真エンドで太一はどうなりますか?
すべての仲間を「向こう側」へ送還した後、太一は虚無の街に一人取り残されます。真エンド(CCX0001)では、タペタムの正体と母・七香の記憶を回収した太一が「俺は人なんだ」と初めて自分が人間であることを認識します。ゲートそのものが消失した後の、誰もいない永遠の世界で、太一は放送機材を独りで操作し「群青学院放送部、また来週」を無限に放送し続けるラジオの主となります。「生きている人、いますか?」というその問いに応える者は誰もいません。
適応係数とは何ですか?
社会への適応度を数値化した指標です。低いと判定された少年少女が「群青学院」という隔離型高校に送られる制度です。太一の適応係数は80を超えており、低いどころか高すぎて「規格外」とされています。太一が言う「学生を守っているというより、外の世界を、俺たちから守っているような」という感覚がこの制度の本質を端的に示しています。冬子の係数は46で、その数値が彼女の脆さと依存性の背景として機能しています。