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用語集 — ラブひな 〜スマイル・アゲイン〜

ドリームキャスト『ラブひな 〜スマイル・アゲイン〜』の固有用語を解説します。女子寮ひなた荘を舞台にしたラブコメの日常語から、コマンド・ルーレットやひなた荘MAPなどのゲームシステム、各ヒロインの個別エピソードに登場する小道具、前作から再録された夢オムニバス「達成!祝宴の白昼夢」の設定、赤松健の原作由来の設定までを網羅しています。▼ネタバレ詳細を含む項目はアコーディオン内に格納しています。タグをクリックするとカテゴリを絞り込めます。

舞台・施設
ひなた荘 ひなたそう 場所

景太郎が住み込みで管理人を務める女子寮。元は祖母が経営していた旅館で、廃業後に女子寮へと姿を変えた。露天風呂を備え、広い建物を景太郎がほぼ一人で掃除している。本作の主舞台。

真相
各ヒロインの個別エピソードは、すべてこのひなた荘とその周辺で展開する。再録シナリオ「達成!祝宴の白昼夢」の夢の世界では、ひなた荘が「悪霊が巣くう女子寮(探偵モトコの夢)」「旅館・ひなた荘(温泉殺人の夢)」「竜宮城」など様々な姿に変容して再登場する。景太郎はこの広さを「ほとんど一人でやってる」とこぼしながら、住人たちとの日常を回している。
喫茶・日向(和風喫茶・日向) きっさ・ひなた 場所

叔母のはるかが営む喫茶店。ひなた荘とは別に経営されており、むつみが店員として、キツネがバイトとして働いている。本文では一貫して「喫茶・日向」と表記される。

詳細
ひなた荘の日常を裏で支える施設。むつみルートでは「和風喫茶・日向」がカラー写真入りで雑誌に掲載されるなど、地域に根づいた店として描かれる。キツネルートでは、古酒を喫茶・日向に贈呈する作戦の小道具にもなる。
東京大学(東大) とうきょうだいがく/とうだい 場所・概念

景太郎と成瀬川なるが目指した(または合格した)志望校。景太郎は東大にこだわるあまり家を飛び出した経緯を持つ。物語全体を貫く背景。

詳細
本編の現在時制では、景太郎が受験を勝ち抜いた前提のエピソードもある(「夢にまで見た東大生!」)。再録シナリオの夢では「東大を卒業して数年後」「もう一度東大の二次試験を」といったif設定の起点として使われる。みづほは予備校に通わず独学で東大に合格した才女として描かれ、景太郎の憧れの対象になる。なるとは「一緒に東大に入ろう」という約束を交わした仲。
ネバーランド(神奈川ネバーランド) ねばーらんど 場所

神奈川にあるテーマパーク。みづほが「ミッドナイト・パレード団体様無料招待券」を持参したことで話題になる。素子ルートの引き金となる場所。

詳細
みんなが招待券で出かける一方、素子が足首を捻挫してネバーランド行きを諦めることになり、景太郎が看病役として居残ったことから、二人きりのエピソードが生まれる。最後は「今度二人でネバーランドに行く?」と素子を誘う流れに着地する。しのぶがプリクラを撮った思い出の「ネバーランド」も同じテーマパークを指す。
ひなた市 ひなたし 場所・組織

ひなた荘のある地元の市。「湯けむり美人コンテスト」を主催する。

詳細
むつみルートの舞台となる地域。コンテストの主催者として登場し、最後は「ひなた市の人たちも納得のできばえ」と語られるなど、地域のお祭り感を担う。
パララケルス島 ぱららけるすとう 場所

原作『ラブひな』由来の南の島の地名。本作では夢の中の小道具(写真・遺跡)として登場する。

詳細
記憶喪失の夢では、瀬田・なる・しのぶが写った写真の撮影地「パララケルス島にて」として現れ、温泉殺人の夢でも同様の写真が出る。瀬田のおまけでは、帰国前に景太郎たちが発見した遺跡の発掘が進む地として語られ、瀬田の不在の理由づけにもなる。「聞いた事もない名前の島だ」と景太郎が首をかしげる、原作ファン向けのくすぐりとして機能する。
竜宮城 りゅうぐうじょう 場所

むつみ=乙姫が治める異世界の宮殿。タマやサラを助けた(巻き込まれた)景太郎が、お礼として招かれもてなしを受ける夢の舞台。

真相
浦島太郎の昔話をなぞったパロディ世界。住人たちは竜宮城の侍女(しのぶ・キツネ・なる・みづほ)や姫の護衛(素子)として登場し、料理・酒・露天風呂で景太郎を歓待する。秘宝「玉手箱」が持ち出されると、城はただの女子寮に戻ってしまう。エンディングによっては、女子寮に戻った城で景太郎がむつみと二人暮らしを始めるハッピーエンドに至る。
行事・イベント
ミッドナイト・パレード みっどないと・ぱれーど イベント

ネバーランドで開催される夜のパレード。みづほが団体無料招待券(15名様まで・敷地内ホテル宿泊+ディナー付き)を入手してくる。

詳細
素子ルートのきっかけそのもの。みんなが招待券で出かける一方、足を捻挫した素子と看病役の景太郎がひなた荘に残ることになり、二人きりで距離が縮まる。パレードを見に行った一行と留守番組との時間差も描かれる。
湯けむり美人コンテスト ゆけむりびじんこんてすと イベント

ひなた市が主催する美人コンテスト。なる・むつみ・みづほの3人が(むつみに押し切られる形で)出場することになる。優勝賞品はギリシャ旅行のペアチケット。

詳細
むつみルートの軸となるイベント。3人の準備(水着・ポージング)を景太郎が気にしてラッキースケベを連発し、なるの逆鱗に触れて会場入りを阻止される、というドタバタが展開する。むつみは「スイカ乗り」を特技として披露しようとし、最終的に「ミス湯けむり」に選ばれる結末が語られる。
プレ東大模試 ぷれとうだいもし 概念・イベント

実際の東大入試を想定して作られた模試。前作では受験パートの山場として、結果発表がクリスマス・イヴと重なるクライマックスを形づくった。

詳細
本作では受験を勝ち抜いた前提のエピソードや夢の中の設定の背景として参照される程度で、前作ほど前面には出ない。再録シナリオでは「もう一度東大の二次試験を」など、やり直しのモチーフと結びつく。
闇鍋大会 やみなべたいかい イベント

ひなた荘で開かれる宴会(記念パーティ)。各自が秘密の食材を持ち寄り、暗闇の鍋に入れて食べる。景太郎が司会を務める。

真相
再録シナリオの「現実」側の枠組み。景太郎は得体の知れない具を口にして倒れ、その意識のなかで一連の夢(パロディ世界)を見ることになる。つまり闇鍋大会は夢への入り口であり、各エピソードを終えた景太郎が目を覚ます帰着点でもある。倒れた景太郎を「みんなが心配してくれていた」と気づき、前を向く温かい締めの舞台でもある(管理人として毒味役を果たした、という落ちも付く)。
達成!祝宴の白昼夢 たっせい・しゅくえんのはくちゅうむ イベント・概念

前作から本作に再録されたシナリオの総称。闇鍋大会で倒れた景太郎が見る一連のパロディ夢のオムニバス。

真相
探偵モトコ(悪霊が巣くう女子寮)、竜宮城(玉手箱・乙姫むつみ)、温泉殺人事件(湯煙美女殺人事件)、マッド・サイエンティスト(Drカオラ対プロフェッサーみづほ)、記憶喪失(キツネが恋人・妊娠を装う)、主婦みづほ(結婚後の新婚生活)、貧乏新婚生活(失業した景太郎としのぶ)などからなる。各夢は「玉手箱/時を超える力」のモチーフで結ばれ、最後は必ず現実(闇鍋大会で目を覚ます)へ回帰する。新機能「ひなた荘MAP」はこの再録シナリオでは使えない。
ゲームシステム
コマンド・ルーレット(CR) こまんど・るーれっと システム

本作の中核となる行動判定システム。左に「コマンド(行動の中身)」、右に「ルーレット・ディスク(回転する円盤)」が表示され、止まった出目が○なら成功、×なら失敗となる。

詳細
ゲームプレイの基本ループ。住人の景太郎への評価が行動結果によって変わり、それにともなってディスク上の○の数(成功確率)が増減する。前作から続くシステムで、おまけパートでは素子が「ルーレットの回し方」を改めて講義し、「Aボタンで回転→再びAで停止、止まる直前の連打で微調整」という操作のコツを解説する。
コミュニケーション・パート こみゅにけーしょん・ぱーと システム

ひなた荘の中を自由に歩き回り、住人と会話したり探し物をしたりできる自由行動パート。

詳細
コマンド・ルーレットの前段にあたる準備フェーズ。住人と会話すると、選べるコマンドや別の相手のルーレット・ディスクが増える。本作では「ひなた荘MAP」レーダーが追加され、住人を探して建物を往復する手間が軽減された。
ルーレット・ディスク るーれっと・でぃすく システム

コマンド・ルーレットの右側に表示される円盤状のもの。回転させ、止まった出目(○か×)で行動の成否を決める。

詳細
行動相手ごとに用意される判定盤。会話で増えていき、誰とどの行動をするかをプレイヤーが選ぶ。住人の景太郎への評価が高いほど○が増えて成功しやすくなる、本作の成長・好感度システムの可視化装置。失敗時は素子の斬岩剣などのペナルティ演出が付く。
チビキャラ ちびきゃら システム

ルーレット・ディスクの横に表示される、行動相手を示す小さなキャラクター絵。

詳細
誰を相手に行動しているかを一目で示すUI要素。相手によって切り替わる、本作のかわいらしい画面演出の一部。
ひなた荘MAP ひなたそうまっぷ システム

本作の新機能。スタートボタンで開く、ひなた荘にいる住人の居場所がわかるレーダー。

詳細
スゥが作ったという設定の新型レーダーで、景太郎が立っている場所からある程度の範囲の住人を探知できる。誰かを捜して建物を往復する手間を減らす。ただし前作からの再録シナリオ「達成!祝宴の白昼夢」では使用できない。
ラブひなメール らぶひなめーる システム

前作に付いていた、お得な連絡用機能。本作には搭載されていない。

詳細
むつみのおまけメッセージで言及される機能。「このゲームには『めーる』を出せる機能がついてないんですねぇ」と残念がりつつ、「前作についていたお得な機能『ラブひなメール』でお友達と連絡しあってみて下さい」と前作の機能を紹介する、ファンサービス的な小ネタ。
メッセージカード めっせーじかーど システム・アイテム

ひなた荘のあちこちに全部で40枚隠された、住人からのメッセージ入りカード。

詳細
本作の収集要素。なるが「全部で40枚隠されているから、頑張って探してちょうだいね」と説明し、各カードにはなる・みづほ・むつみ・キツネ・素子・しのぶ・スゥ・はるか・瀬田・タマ・景太郎それぞれの一言メッセージや小噺(おやぢギャグ・豆知識・本音の独白など)が収録される。
小道具・夢オムニバス
あやかしの首飾り あやかしのくびかざり アイテム

なるの誕生日プレゼント探しのなか、むつみが「ひなた荘の倉庫で拾った」高価そうなペンダント。うっすら光を放っているように見える。

真相
なるルート(誕生日エピソード)の鍵。乙姫家代々に伝わる「あやかしの首飾り」で、着けた人の性格や考えを正反対にする(悪霊が憑く)という設定。これを着けたなるが豹変し、住人にキスをして回って精気を吸う騒動を起こす。素子が「悪霊が憑いている」と見抜いて取り上げ、実家で封印してもらうことになる。後日談では、むつみが再びプレゼントしてしまい同じ騒ぎが繰り返されるオチも用意されている。
メカケータロ めかけーたろ アイテム

スゥとサラが景太郎に身長・体重・好き嫌いなどを聞き回って作り上げた「高度学習機能付き自律歩行マシン メカケータロ初号機」。景太郎のコピーロボット。

真相
カオラ・スゥルートの中心。スゥが「自分がロボットだという情報」を入力し忘れたため、メカケータロは自分こそ本人だと思い込み、本物の景太郎の前に現れた途端「自分が本人である証明」をしに各ヒロインのもとへ走り出す。ヒロインを順に訪ね歩く追跡劇のなかで、本物の景太郎が誤解されてラッキースケベの濡れ衣を着る、というドタバタを生む。
アシュビン君(リベンジ) あしゅびんくん アイテム

スゥの自動掃除メカ。マイクロブラックホールによる強力な吸引と音声認識操作を備えるが、命令文がオーサカ弁しか受け付けない等の欠点がある。

詳細
スゥの代表的な発明品。一度暴走して景太郎の部屋を荒らした後、改良された「アシュビン君リベンジ」がしのぶルートの掃除イベントに登場するが、音声認識で「エロ本をサーチ」した拍子に再び暴走し、最終的に「強制自爆モード」で自爆する。スゥの発明が必ずトラブルを起こすお約束を体現するギャグ装置。
メカタマ/メカタマゴ めかたま アイテム

スゥが発明したカメ型のメカ。なるの誕生日プレゼントの「メカタマゴRX78改」や、竜宮城の夢の「メカタマ3」など複数のバージョンがある。

詳細
ペットの温泉ガメ「タマ」を模した、スゥの代表的なメカシリーズ。各エピソードに顔を出し、閃光弾を放って玉手箱強奪を助けたり、誕生日プレゼントになったりする。スゥのメカ好き・タマ好きが結びついた発明。
人格改造ヘルメット じんかくかいぞうへるめっと アイテム

スゥの発明品。装着者をプレイボーイ(モテモテ君)に改造すると称する装置。

詳細
なるの誕生日プレゼント選びに困る景太郎へ、スゥとサラが「これでモテモテ君に大変身」と押しつける装置。被験者を気絶させてから装着するなど扱いが乱暴で、景太郎が悲鳴を上げる導入のギャグに使われる。スゥの発明が景太郎を巻き込んでトラブルを起こす典型例。
ナンバー29/30 なんばーにじゅうきゅう/さんじゅう アイテム

再録シナリオのマッド・サイエンティストの夢で、Drカオラ(スゥ)が開発する「A・Iシステム内蔵の戦闘アンドロイド」の試作機。

詳細
学会を追放されたスゥが「世界征服」のために開発する戦闘アンドロイド群。ナンバー29は起動するなり意味不明な言葉を発して失敗、ナンバー30はその3倍の性能とされるが暴走の危険を抱える。好敵手「プロフェッサーみづほ」のウイルス(P4ウイルス)で他のメカも暴走し、なる・キツネ・素子の姿をしたアンドロイドが景太郎を襲うドタバタを生む。
スイカ すいか アイテム

むつみが沖縄から持参する定番の手土産。お茶うけやデザートとしてたびたび登場する。

詳細
むつみの天然キャラと沖縄出身を象徴するアイテム。実家から大量に届いたり、貧乏新婚生活の夢では皮まで浅漬けにして食べる生活の象徴になったり、むつみルートでは「スイカ乗り」の道具になったりと、彼女のマイペースさを示すギャグの定番。「一番乗り易いスイカ」を探す、という珍妙なお使いイベントもある。
スイカ乗り すいかのり 概念

むつみがスイカの上に乗ってバランスを取る、謎の特技。

詳細
むつみルートで、彼女が湯けむり美人コンテストの自己PRの特技として披露しようとするもの。「一番乗り易いスイカ」でないとうまくできないという独自のこだわりがあり、乗ると「天にも昇る気持ち」になって本当に昇天しかける、というむつみらしい天然ギャグに発展する。景太郎まで巻き込まれて「戻ってこれませんよ」と言われる。
プリクラ手帳 ぷりくらてちょう アイテム

景太郎が大切にしている手帳。住人たちと撮ったプリクラを綴じてある。彼の「宝物」。

詳細
景太郎の人柄を示す小道具。しのぶルートでは、暴走したアシュビン君リベンジがこの手帳を狙ったとき、しのぶが身を挺して守る場面があり、「ネバーランドでしのぶちゃんと撮ったプリクラも、俺の宝物のひとつ」と語られて二人の思い出として機能する。前作・原作からの「プリクラ好きの景太郎」というキャラ付けを引き継ぐ。
玉手箱 たまてばこ アイテム

竜宮城の夢に登場する、乙姫(むつみ)が守る秘宝。これが城から持ち出されると竜宮城はただの女子寮に戻ってしまう、という設定。サラとスゥが盗み出そうとする。

真相
再録シナリオのループ的な枠組みを生む核心アイテム。浦島太郎の昔話の玉手箱を下敷きにしており、開けると白い光に包まれ「時の狭間」に入り、「時を超える力」を手にする。むつみは「あなたが望む『時』へ、もう一度やり直したい時間へ戻ってください」と告げ、景太郎は「もう一度、東大の二次試験を」とやり直しを願うが、結局これらはすべて闇鍋大会で倒れた景太郎の夢であり、目を覚まして現実に戻る。
時を超える力 ときをこえるちから 概念

玉手箱を開けた景太郎が手にする力。「時の狭間」で、望む時間・やり直したい時間へ戻ることができる。

真相
再録シナリオが「夢/if/やり直し」を反復する枠組みの根拠。景太郎が闇鍋で倒れて見る一連のパロディ夢を「もう一度やり直したい時間」というモチーフでつなぐ。実際に「過去」へ戻りすぎて、なるとの初対面の場面(覗き扱いされる)に巻き戻ってしまうギャグもある。最終的には現実(闇鍋大会で倒れていた景太郎が目を覚ます)へ回帰し、「夢から元気をもらってまた頑張る」という前向きな締めに落ち着く。
乙姫 おとひめ 人物・概念

竜宮城を治める姫。竜宮城の夢でのむつみの役どころ。

詳細
むつみの苗字が「乙姫」であることと掛けた配役。彼女ののんびりした包容力が「もてなす姫」のイメージと重なり、夢の世界で自然に姫として君臨する。竜宮城がただの女子寮に戻ったあとも「乙姫としての生活よりこうして暮らす毎日の方が幸せ」と景太郎との日常を選ぶ。探偵モトコの夢では、悪霊退治を依頼する女子寮管理人「乙姫」として登場する。
卑弥呼の墓 ひみこのはか 概念

温泉殺人の夢で、瀬田が「この辺りにあると聞いた」と語る考古学の調査対象。

詳細
考古学者である瀬田の夢内での目的を示す小道具。本筋(湯煙美女殺人事件の推理)には直接絡まないが、瀬田が「考古学者の端くれとして調査をしようと思ってやってきた」という来訪理由づけとして機能し、サラがその助手・娘として同行する構図を補強する。
原作モチーフ・設定
神鳴流 しんめいりゅう 組織・技術

青山素子の実家が伝える剣術の流派。素子はこの流派の使い手で、ひなた荘で日々鍛錬を続けている。

詳細
退魔をも担う剣の一族という設定で、素子の超人的な剣技(斬岩剣など)の源。再録シナリオの探偵モトコの夢では「神鳴流退魔師」として悪霊退治に乗り出す。なるルートの呪いペンダント騒動でも、素子が「神鳴流退魔師として当然の事をした」と封印を引き受ける。素子は姉に追いつくことを目標に鍛錬している。
斬岩剣/秘剣 ざんがんけん/ひけん 技術

神鳴流に伝わる素子の必殺技。「奥義・斬岩剣」と唱えて繰り出す。

詳細
素子の代名詞的な技。景太郎がコマンド・ルーレットで×を出したときや、覗き・ハレンチな行動をしたときに飛んでくる「お仕置き」として頻出する。威力が高く、誤って繰り出すとひなた荘の家屋まで巻き込む。なるが呪いペンダントで操られた際には「奥義はマズイ」と景太郎が制止する場面もある。
退魔師/退魔の儀 たいまし/たいまのぎ 組織・概念

再録シナリオの探偵モトコの夢で素子が名乗る肩書きと、彼女が行う除霊の儀式。

詳細
「悪霊が巣くう女子寮」を舞台にした夢の設定。素子は「神鳴流退魔師」として悪霊退治の依頼を受け、ひなた荘各所に札を貼って悪霊の逃げ道を限定し、丑三つ時に「退魔の儀」で一気に除霊する、という探偵・退魔劇を展開する。乙姫(むつみ)が依頼人の女子寮管理人を演じる。
タマ(タマゴ) たま(たまご) 人物(生物)

景太郎の祖母がひなた荘に遺したペットのカメ。「みゅう」と鳴く。本作では「温泉ガメ」と呼ばれ、おまけの自己紹介では「温泉ガメのタマゴ」と名乗る。

詳細
原作由来のマスコット的存在。ジェスチャーで意思を伝えるなど妙に知能が高く、ドリキャスのゲームでなるやみづほに勝つ、記憶喪失の夢では「コ・イ・ビ・ト」とジェスチャーでキツネをフォローする、むつみと「亀語」で会話しているように見える、など各エピソードで存在感を発揮する。
亀語(カメ語) かめご 概念

むつみがペットのカメ・タマの鳴き声(みゅう)を理解しているように見える描写を指す言葉。

詳細
むつみの天然&不思議体質を示す代表的なネタ。タマの「みゅう」を聞いてその意図を訳してみせるなど、実際に通じているとしか思えない描写が続く。おまけでは「カメ語をマスターする簡単な方法」を教えると言いながら、まったく無関係な「分身魔球の投げ方」を語り出す天然オチも披露する。
人物
浦島景太郎 うらしまけいたろう 主人公

本作の主人公。東大を目指す(または合格した)受験生で、女子寮ひなた荘の所有者兼管理人。身長171cm・体重63kg。

詳細
気弱でドジ、ラッキースケベを連発しては素子の斬岩剣やなるの鉄拳を食らう、原作通りの「お約束」を背負う視点人物。プリクラ集めが趣味で、住人との思い出を綴じた手帳を宝物にしている。各ヒロインのエピソードでは誠実に相手と向き合おうとし、闇鍋で倒れて見る再録シナリオの夢を経て前を向く。人物像の詳細はキャラクター紹介を参照。
成瀬川なる なるせがわなる 本命格のヒロイン

景太郎と同じく東大を目指した浪人生で、ひなた荘の住人。優等生で、本作のなるルートでは19歳の誕生日を迎える。

詳細
景太郎とは「一緒に東大に入ろう」と約束した仲で、たびたび「いい雰囲気」になる本命格のヒロイン。気が強く、景太郎のスケベ・覗きに「エロガッパ!」と鉄拳で応える定番役。なるルートでは呪いペンダント「あやかしの首飾り」で豹変させられ、みづほルートでは「史上最低ゲーマー決定戦」でみづほと張り合う。人物像の詳細はキャラクター紹介を参照。
紺野みつね(キツネ) こんのみつね 寮のフリーター

ひなた荘の住人で、フリーター。関西弁で宴会・酒・賭け事好きの姉御肌。みんなから「キツネ」と呼ばれる。

詳細
寮のお祭り騒ぎを牽引するムードメーカーで、はるかの喫茶・日向でバイトをする。キツネルートでは、景太郎の説教をきっかけに「真人間に更生する」と宣言して家事を率先しはじめるが、その実は財産を狙う周到な「作戦」だった、というオチが用意されている。再録シナリオの記憶喪失の夢では景太郎の恋人・妊婦を装う。人物像の詳細はキャラクター紹介を参照。
青山素子(モトコ) あおやまもとこ 神鳴流の剣士

ひなた荘の住人で、神鳴流剣術の使い手。武骨で生真面目に日々鍛錬を続ける剣士で、姉に追いつくことを目標にしている。

詳細
男(特に景太郎のハレンチ)を斬岩剣で成敗する硬派な剣士だが、世間ずれした言い回しや、足を捻挫して景太郎に背負われ照れる可愛げも見せる。素子ルートでは捻挫をきっかけにネバーランド行きを諦め、景太郎と二人きりで過ごす。再録シナリオでは「神鳴流退魔師」として活躍する。人物像の詳細はキャラクター紹介を参照。
前原しのぶ まえはらしのぶ 年下の少女

ひなた荘の住人で、料理・洗濯・掃除が得意なけなげで内気な年下の少女。景太郎を「センパイ」と慕い、家庭教師として勉強を見てもらっている。

詳細
ひなた荘の日常生活を影から支える存在で、景太郎にひそかに想いを寄せる。しのぶルートでは、家庭教師のお礼に料理を作るが住人に食べられてしまう一連のすれ違いを経て、景太郎の宝物(プリクラ手帳)を身を挺して守る。緑のペンのおまじないを試すなど、年相応のいじらしさも描かれる。人物像の詳細はキャラクター紹介を参照。
カオラ・スゥ かおら・すぅ 発明少女

ひなた荘の住人で、国籍不明の発明少女。簡単な日本語は苦手だが専門用語には詳しく、寮のムードメーカー。

詳細
天才的だが非常識な発明少女。メカケータロ・アシュビン君・メカタマゴ・人格改造ヘルメットなど数々の珍発明を生み、たいてい暴走してトラブルを起こす。スゥルートでは、景太郎のコピー「メカケータロ」が暴走して追跡劇になる。再録シナリオでは世界征服を企む「Drカオラ」を演じる。サラとつるんで暴れることが多い。人物像の詳細はキャラクター紹介を参照。
乙姫むつみ おとひめむつみ 沖縄出身の女性

沖縄出身の、おっとりした天然なお姉さん。スイカを手土産に持参し、はるかの喫茶・日向で店員も務める。

詳細
たびたび魂が抜ける(仮死状態になる・天に昇りかける)不思議体質で、亀語を解す。むつみルートでは湯けむり美人コンテストに3人を巻き込み、「スイカ乗り」を披露しようとする。再録シナリオでは竜宮城の「乙姫」を演じ、温泉殺人の夢では仮死状態から生き返る。人物像の詳細はキャラクター紹介を参照。
藤沢みづほ ふじさわみづほ 元家庭教師

景太郎の(元)家庭教師としてひなた荘に出入りする女性。予備校に通わず独学で東大に合格した行動派の才女。本文では多くの場面で「みづほ」とだけ呼ばれる。本作系オリジナルのヒロイン(原作には登場しない)。

詳細
世界中を旅し多言語を操る活発な女性で、「婚姻届」を落とし物にするなど景太郎との結婚をちらつかせる場面もある。みづほルートでは、なるとの「史上最低ゲーマー決定戦」(負けたら景太郎にキス)に巻き込まれる。再録シナリオでは「プロフェッサーみづほ(マッド・サイエンティストの好敵手)」「主婦みづほ(結婚後)」など多彩な姿で登場し、夢内では「浦島みづほ」と名乗る場面もある。人物像の詳細はキャラクター紹介を参照。
浦島はるか うらしまはるか 景太郎の叔母

景太郎の叔母。ひなた荘の実質的な経営者で、隣で喫茶店(喫茶・日向)も営む。

詳細
落ち着いた大人として景太郎を見守る後見役。むつみ・キツネのバイト先である喫茶店のオーナーで、なるの元家庭教師として瀬田を紹介した過去を持つ。おまけでは「景太郎もさっさと誰かとくっついて落ち着いてくれると助かる」と本音を漏らす。攻略対象ではない保護者的存在。人物像の詳細はキャラクター紹介を参照。
サラ さら 瀬田の養女

瀬田の養女らしい少女。スゥとつるんで暴れる、ドタバタ要員。

詳細
スゥの悪友的存在で、メカケータロ作りや人格改造ヘルメットの押しつけ、竜宮城の夢での玉手箱強奪など、スゥと組んで景太郎を振り回す。瀬田と行動を共にすることが多く、ギリシャ旅行の経験を語るなど瀬田との親子関係が示される。攻略対象ではない少女。人物像の詳細はキャラクター紹介を参照。
瀬田 せた 東大の考古学講師

東大で考古学の講師を務める人物。なるの元家庭教師で、はるかの紹介で関わった経緯を持つ。

詳細
飄々とした大人で、なるが今も意識する相手。本作の本編では出番が少なく、おまけでは「ゲーム本編での僕の登場は再録シナリオにしか無かった」と自虐的に語り、原作通りパララケルス島で遺跡を発掘していたと説明する。再録シナリオの温泉殺人の夢では卑弥呼の墓を追う考古学者として、サラの父として登場する。攻略対象ではない大人。人物像の詳細はキャラクター紹介を参照。