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用語集 — 雫

電波系ビジュアルノベル「雫」の固有用語・能力・場所・小道具をカテゴリ別に解説。タグでカテゴリを絞り込めます。

ガジェット・能力

毒電波(どくでんぱ) ガジェット・能力
月島拓也が使う思考支配能力。他人の脳を電気信号レベルで誤動作させ、「人間が自身の力に無意識に設けているリミッター」を外すことで常人外の怪力・感度を引き出す。太田・吉田・桂木を玩具化し、新城・瑞穂を陵辱、主人公を金縛りにした。「電波系」という語の起源とされる。
序盤での意味
月島が口にする謎の超能力。最初は妄言に聞こえる。
真の仕組み
「人間の意志とか感情とかは、電気信号の集まりだろ?毒電波はそれを歪め、汚染してしまうんだ」(月島)
作中台詞
「人間という動物は、自分の力に対して、無意識のうちにリミッターを設けてしまうものらしいね。僕は彼女のそれを外してあげたんだ」
電波の受信(でんぱのじゅしん) ガジェット・能力
瑠璃子が持つ他者の心の声を受信する能力。屋上を「アンテナの位置」と認識し、自身の身体をアンテナに見立てる。主人公の「助けて」という心の叫びを受信したことが、彼を選んだきっかけ。
序盤
ラジオ電波のメタファーとして語られる奇妙な妄想話。「晴れた日はよく届くから」「ラジオとおんなじなの」。
真の意味
他人の心の声・思考を電気信号として受け取る能力。
狂気の扉(きょうきのとびら) ガジェット・能力
精神崩壊への入口となる象徴的概念。「開いた者」は「壊れた者の目」を持つ。太田・瑠璃子・月島は「開いてしまった」、主人公は「開きかけ」。
序盤
主人公が漠然と感じる向こう側の世界への入口。
真の意味
「ドロドロのグチャグチャがキラキラと輝く、永遠の悦楽が待つ」と妄想されているが、実際は破滅の入口。
電波覚醒(でんぱかくせい) ガジェット・能力
主人公が瑠璃子との性交を通じて潜在的な電波素質を開花させること。覚醒後は月島の毒電波を凌ぐ膨大な電波を放出できる。妄想に登場する「新型爆弾」が精神世界で実体化するほどの能力。
お願い癖(おねがいぐせ) ガジェット・能力
太田お願いバッドのみで明かされる太田香奈子の隠し能力。心の中で願ったことが何でも叶う。「主人公に好かれますように」「世界に二人だけになりますように」が実現するが、「もっと近くにいたい」の願いで屋上の金網が壊れ転落死する。
壊れた者の目(こわれたもののめ) ガジェット・能力
狂気の扉を開いた者に共通する瞳の特徴。「焦点の合わない、月夜の暗い湖のような目」「ドロリと濁った瞳」。太田・瑠璃子・月島の共通の症状として繰り返し描写される。
精神世界(せいしんせかい) ガジェット・能力
電波を使って他者の意識に直接侵入したときに現れる内的空間。主人公が月島の精神世界に侵入すると、そこには幼い拓也の人格が閉じ込められている。

場所

屋上(おくじょう) 場所
主人公と瑠璃子の出会いと再会の場所。瑠璃子が毎日「アンテナの位置」として通う聖域。指切り・抱擁・各エンディングのラストシーンの舞台。
生徒会室(せいとかいしつ) 場所
文化部棟の一番端に位置する部屋。暗幕で窓を覆い、月島が深夜に毒電波集会を開く淫欲の宴の舞台。主人公・瑞穂の調査の最終目的地。
第二体育館(だいにたいいくかん) 場所
学校の新しい体育館。県内強豪の女子バレー部が使用し、怪しい人影の目撃地点。沙織EDでは脱出後の二人の逃げ込み場所にもなる。
総合病院(そうごうびょういん) 場所
町の病院で月島兄妹の伯父が医院長を務める。太田が入院し、瑠璃子トゥルーBADでは兄妹が並んで植物状態で眠るベッドがある。
K県E市S町(けーけんいーしえすちょう) 場所
物語の舞台となる地方都市。作中では頭文字のみで表記。卒業式集団狂乱バッドの新聞記事で「K県E市S町において、突如原因不明の集団精神病が発生した」と報道される。

小道具

太田の日記(おおたのにっき) 小道具
ほぼ白紙のノートに「今夜も学校へ行く」と毎晩記されたもの。3月2日には「他の子達は我慢できるの!?我慢できない」と書かれる。叔父が主人公に見せ調査の発端となる。
マスターキー 小道具
校舎全教室を開けられる合鍵。叔父が主人公に渡す潜入調査の道具。第二体育館など別棟には使えない。
消火器(しょうかき) 小道具
瑞穂EDで太田が月島の後頭部を殴打するのに使った金属の塊。月島を植物人間化させた決定打。
オルゴール 小道具
瑞穂が制服のポケットに入れていた小さな木箱。床に転がって開いた「優しい金属の音色」が、太田の自我を呼び戻すトリガーになる。瑞穂EDの感情的クライマックス。
新型爆弾(しんがたばくだん) 小道具
主人公の妄想に登場する世界を焼き尽くす架空の爆弾。電波覚醒後、月島との精神世界バトルで「鈍く光る不思議な金属の塊。大きな黒い弾丸のような形」として実体化し、最強電波の起点になる。
玄関暗証番号(げんかんあんしょうばんごう) 小道具
0824。「8月24日の創立記念日」「尾は西(オハニシ)」と覚える覚え方も存在する。叔父から主人公に伝えられた校舎侵入の鍵。

組織

生徒会(せいとかい) 組織
学校の自治組織。元会長・月島拓也、副会長・太田香奈子、書記・藍原瑞穂が中心。月島の毒電波集会の中核となり、役員(吉田・桂木)も性奴隷化される。

裏シナリオ

異次元人(いじげんじん) 裏シナリオ
裏シナリオ「異次元人編」に登場する敵。次元皇帝「エンペラーリーフ」を頂点に、学校の「超時空領域」を拠点として侵攻してくる。
アストラルバスターズ 裏シナリオ
国家が開発した対異次元人戦闘部隊。みずぴー(瑞穂)・さおりん(沙織)・るりるり(瑠璃子)の3人娘で構成。合体必殺技「インフィニティ・コンビネーション」でエンペラーリーフを撃破する。
LVNS(リーフ・ビジュアルノベルシリーズ) 裏シナリオ
本作が第1弾のLeafの冠シリーズ。裏シナリオで「シナリオ担当のろでぃます」が直接言及する。ビジュアルノベルという言葉を最初に自称した。

キーワード

涙の雫(なみだのしずく) キーワード
作品タイトルに直結する象徴。瑠璃子の心の世界で水面に落ちる雫の映像として繰り返し現れ、主人公が彼女の内面に触れる瞬間に登場する。各エンディングで感情の象徴として落ちる。
色のない無声映画(いろのないむせいえいが) キーワード
主人公の現実知覚の状態。妄想に没入するうち現実から色彩と音が失われ、白黒の無声映画のように見える。狂気の扉が近づいているサインとして繰り返し描写される。