ストーリー詳細 — 雫
共通序章+4つのルート(瑠璃子・沙織・瑞穂・バッドエンド群)+裏シナリオ「異次元人編」の全体構造を解説。各ルートの結末はアコーディオン内に格納。 ▼結末を読む はネタバレを含みます。 プレイ済み設定をするとアコーディオンがデフォルトで展開されます。
主人公・長瀬祐介(2-B・17歳)のオープニング。教室でノートに地球を描き、新型爆弾で世界を破壊するという妄想に耽っている。現実は「色のない無声映画」のような感覚。「狂気の扉」が見えている。
クラスメイトの太田香奈子が授業中に突然発狂。「セックス」「ちんちん、頂戴」等を叫び、自らの顔を爪で引き裂いて救急搬送される。
3日後、叔父(現代国語教師)から太田の日記を見せられる。「2月21日 今夜も学校へ行く」という記述が毎晩続き、3月2日には「他の子達は我慢できるの!?我慢できない」と書かれている。男性経験の痕跡はあるが、薬物陰性。叔父は生徒の校内乱行パーティーを疑い、甥に潜入調査を依頼する。マスターキーと玄関暗証番号「0824」を渡す。
昼休み、屋上で月島瑠璃子と出会う。「学年一の美少女」が1年で壊れ、童女のように笑い「電波を集めている」と語る少女に変貌していた。「晴れた日はよく届くから」「私がアンテナになるの」。主人公の手を握り「長瀬くんも…できるんでしょ?電波の受信」と告げる。
新城沙織(2-D・バレー部)が主人公を訪ねてくる。前夜10時頃、第二体育館前の桜の木の下で「ゾンビのような女の子3人組」を目撃したという。バレー部内で2〜3週間前から「幽霊騒ぎ」が続いており、退館届表ノートには「3月6日木曜日 8時35分 女バレー 新城」の記録があった。
藍原瑞穂(2-A・生徒会書記)も調査同行を懇願してくる。「香奈子ちゃんに何かをしてあげたいんです!」
夜、学校に潜入する。第二体育館付近で「包帯を顔に巻いた者」を発見——病院を抜け出してきた太田だった。生徒会室の窓から内部を覗くと、月島拓也(前期生徒会長)が役員2名(吉田・桂木)と太田を性奴隷化し、その場で瑞穂と沙織を陵辱する宴を開いていた。
月島が毒電波を説明する。
「藍原さんは、毒電波って知ってる?毒電波とは、空から降り注いで、人を狂わせたり、おかしな行動を取らせたりする、言葉どおり毒のような電波のことさ」「人間の意志とか感情とかは、電気信号の集まりだろ?毒電波はそれを歪め、汚染してしまうんだ」
月島の野望を告げる場面。
「セックス、セックス、セックス。どいつもこいつもセックスさせてやる。…たとえそれが親子であろうと、兄弟であろうと、女同士だろうと、男同士だろうと、子供だろうと、老人だろうと、赤ん坊だろうと、全員残らず性器を結合させて、愛液と精液にまみれさせてやる」
屋上で瑠璃子と再会。「やっと、来てくれた」「電波でメッセージを送ってたの」と告げる瑠璃子。
瑠璃子との性交で主人公が電波を覚醒する。「夢の波紋」で瑠璃子の記憶が主人公に流れ込んでくる。
瑠璃子の真相。4歳で両親を交通事故で失い、総合病院医院長の伯父に引き取られた。伯父は兄に暴力を振るい、夜は女を連れ込む。中学頃、兄・拓也が瑠璃子を強姦した。「ルリコ。アイシテル。ルリコ。アイシテル」という呪文のような声と共に。これで瑠璃子は「狂気の扉」を開いてしまった。
瑠璃子の目的は兄への復讐ではない。「ずっと心の中で助けて助けてって泣いていた」兄を救うこと。主人公に電波の使い方を伝授するために屋上で待ち続けていた。
月島が主人公に宣戦。電波覚醒した主人公は月島の「毒電波」を凌ぐ膨大な電波を放出できる。生徒会室での電波バトルの果てに、主人公は月島の精神世界へ侵入する。
「瑠璃子ごめん僕はあんなことするつもりじゃなかったんだ瑠璃子ごめん愛している瑠璃子お前じゃないと駄目なんだ…」(月島・崩壊シーン)
月島の精神世界に現れた幼い拓也は言う。
「るりこが…ぼくのいもうとの…るりこが…いなくなっちゃったんです…」「ぼく…もうやだよ…ひとりっきりなんて…もう…やだよ…」
瑠璃子トゥルーBAD真エンド・BAD
月島を破壊する選択。月島の精神は完全破壊され、廃人状態になる。
しかし瑠璃子は、崩壊した月島の精神の片隅で「…お兄ちゃん…私…もう…許してたよ…」と囁き、自ら月島の精神世界に踏み込んで兄を連れ戻すことを選ぶ。
瑠璃子と月島は二人並んで病院のベッドで植物状態になる。主人公は電波で関係者全員の記憶を消去する。屋上に行くと、幻影の瑠璃子が「…電波届いた?」と微笑む。
テレビは「K県E市S町において集団精神病が発生した」というニュースを報じている。
瑠璃子ハッピー真エンド・HAPPY
月島の精神世界で幼い拓也に語りかけ、「るりこはまだここにいるよ。るりこはお前のことを許しているよ」と告げる選択。月島の精神が自発的に回復し始め、「…るりこ…ぼくを…ゆる…して…」と呟く。
瑠璃子は心を閉ざさずに済み、記憶を保持したまま現実世界に戻る。他の人物の記憶は全て電波で消去されているが、瑠璃子だけは記憶を残したままだ。
屋上での再会。「…電波届いた?」「…忘れないよ…だって…長瀬ちゃんだもの」
過去の一切を覚えたまま、それでも主人公を待っていた瑠璃子と、二人は屋上に立つ。
深夜調査で沙織と行動を共にし、脱出に成功する選択。
翌晩、「個人で調べるのは勝手でしょ?」と言っていた沙織が本当に一人で学校に向かい、月島に捕らえられる。生徒会室で月島に処女を奪われ、電波で感度を上げられる。「電波を止めて!頭が変になっちゃうよぉ!」
そこへ瑠璃子が乱入。その隙に主人公は沙織を連れて脱出、第二体育館の部室に逃げ込む。二人は相思相愛を確認する。
沙織EDヒロインED
「…来年…おんなじクラスになれるといいね。そしたら、もっと近くにいられるのに…」
主人公は左手で沙織と指切りをする。右手は瑠璃子のために空けておく、という一文がある。後日、二人は映画デートを約束する。
「…忘れない…忘れないよ。…絶対に…忘れないさ。指切りしたんだもの…」
「ぼ…僕は…可愛い沙織ちゃんが大好きだ」(主人公の告白。震える声で。)
瑞穂と共に行動し、生徒会室に突入する選択。
瑞穂が約束を破って深夜の学校へ向かう。月島に捕らえられ処女を奪われる。主人公と瑞穂が生徒会室で月島と対峙する。「私は絶対、あなたを許さない!」
太田が動き出す。ポケットからこぼれたオルゴールの音色が鳴る。
瑞穂EDヒロインED
太田がオルゴールの音色で一瞬自我を取り戻す。
「…ミズ…ホ…」「…ミズホ…ゴメンネ…ミズホ…ゴメンネ…」(オルゴールのように繰り返す)
太田は消火器で月島の後頭部を殴打。月島は植物人間状態になる。
瑞穂は泣き崩れ、主人公は屋上へ連れ出す。「一度、心を取り戻したんだもの…きっとそのうち、もとの太田さんに戻るさ」
「…私、許すことなんてなにもないよ。香奈子ちゃんが、もとの香奈子ちゃんに戻ってくれるんなら、私…何があっても…平気だから…」
【月島陵辱バッド】瑠璃子が月島の電波に捕らわれ、主人公が月島に操られて瑠璃子を強姦する。瑠璃子の自我は完全に崩壊。「…ご…めんね…ながせ…ちゃん…」
【月島玩具堕ちバッド】月島に惨敗し全員が性奴隷化。淫欲の宴は拡大し、太田・瑞穂・沙織・瑠璃子が全員玩具化される。月島の野望が実現する。
【卒業式集団狂乱バッド】卒業式の講堂内で月島の電波が暴走。「原因不明の集団精神異常! 約100人に及ぶ被害者!」という新聞見出しで幕を閉じる。K県E市S町の事件として報道される。
【太田お願いバッド】太田が「お願い癖」(心の中で願ったことが何でも叶う能力)を発動。「世界に二人だけになりますように」の願いで二人きりになるが、「もっと近くにいたい」の願いで屋上の金網が壊れ転落死する。
【沙織自殺バッド】月島の電波で沙織が制御不能になる。「やめて、やめてッ」という悲鳴の中、銀色のハサミで自分の喉を刺す。主人公は止められない。
【妄想逃避バッド】全人類が消滅したという妄想世界に完全逃避。太田と疑似恋愛の世界で生きる。現実への扉は二度と開かない。
【早期撤退バッド】叔父の依頼を断り、調査をしないまま3月が過ぎる。卒業式の夜、狂気の扉の前で一人待ち続ける。
瑠璃子の両エンド(BAD・HAPPY)を達成後にアンロック。
タイトルメニューが変わり「異次元人編」が出現する。
シナリオ担当「ろでぃます」が登場する。「イエーイ!シナリオ担当のろでぃますだよ〜ッ!リーフ・ビジュアルノベルシリーズ・第一弾の『雫』みんなどうだったかな?」
学校の東棟一階「開かずの間」に「超時空領域」が出現。次元皇帝「エンペラーリーフ」率いる異次元人が侵攻してくる。
国家の対異次元人戦闘部隊「アストラルバスターズ」(みずぴー=瑞穂・さおりん=沙織・るりるり=瑠璃子)が応戦する。合体必殺技「インフィニティ・コンビネーション」で最終決戦へ。
異次元人編クリア裏シナリオ
「愛」を選択すると愛のパワーでエンペラーリーフを倒す。主人公が3人娘(みずぴー・さおりん・るりるり)全員に同時告白する全体エピローグが展開される。
異次元人編敗北バッドED
「勇気」「努力」「正攻法」を選択すると即死。異次元人編のバッドエンド。