キャラクター詳細 — ときめきメモリアル ドラマシリーズ Vol.3 旅立ちの詩
『旅立ちの詩』の登場人物を、卒業をめぐる本筋とルート別の結末まで全含みで解説します。各キャラクターの心残りの正体・関係・顛末を収録。
主人公
高見 公人
たかみ きみと(推定)
| 読み | たかみ きみと(公人の読みは推定・本文ふりがな無し) |
|---|---|
| 役割 | 主人公。きらめき高校3年A組。卒業文集の編集委員 |
| 学年 | 3年(卒業間近・18歳前後) |
| CV | ボイスなし(名前入力式・デフォルト名なし) |
| 特徴 | 「俺には何も無い」が口癖の自己評価の低い少年。算数の分数や逆上がりに苦労した不器用な子供時代 |
大学受験を終え、卒業を待つだけのきらめき高校3年A組。親友(自称)の好雄に勝手に卒業文集の編集委員に推薦され、相方が隣家の幼なじみ・藤崎詩織になったところから物語が動き出す。文集テーマ「一番輝いたとき」に書くことが何も思いつかないことが、全編を貫く悩みの核となる。夜にかかってきた間違い電話の相手・館林見晴と心残りを語り合いながら、各ヒロインの救済イベントにも手を貸していく。
バレンタイン当日の買い物デートの帰り、公園で詩織に「仲のいい幼なじみでいようね」と告白の機先を制され、好雄と同じ義理チョコを渡される。「俺には何も誇れるものがない」と深く落ち込んだ主人公は、好雄に勝手にエントリーされたマラソン大会に、「何もない自分を変えるため」本気で取り組み始める。コーチは清川望。
文集の写真整理中、体育祭の一枚で「皆がバスケ部のスター選手を見る中、見晴だけが主人公を見ている」ことに気づき、続く見晴の手紙で、間違い電話も「他に好きな人がいる」も全て主人公から離れたくない一心の嘘だったと判明する。一方、スキーで痛めた右足は肉離れと診断され、大会前日に無理をして悪化させ、清川にゼッケンを外させられ出場を一度止められる。
詩織編グッド系では「『仕方がない』じゃダメなんだ」と、卒業式当日に大会と同じコースを一人で走る決意をする。好雄にヘアバンドならぬテーピングを巻いてもらい、見晴がくれたお守りを握り、小2の冬に詩織と交わしたヘアバンドの約束を回想しながら完走。気絶状態で詩織に抱きとめられ「卒業おめでとう」と告げられ、10年越しにヘアバンドを返す。詩織編バッド系では20キロ地点でリタイアし、「2週間前と何も変わってないんじゃ…」という救いのない締めになる。
見晴編グッド系では「諦めるな、君のために走る。完走したら今度は練習じゃなく本当に告白してほしい」と留守電を残し、大会会場で見晴の「大好きだよ!!」の声援を受けて完走する。見晴編バッド系では完走できず、見晴も会場に来ない/告白を断念して交流止まりで卒業する分岐を迎える。
「俺が詩織に誇れるものなんて…何もない…。『一番輝いたとき』…俺にはあの作文に書くことすらないじゃないか…。」(詩織に拒絶された直後の独白)
「『仕方がない』じゃダメなんだよ…詩織。」(卒業式当日に一人で走る決意)
「俺には…俺にだけは、『その人』の気持ちがわかるから…。勝手かもしれないけど…待ってます…。」(見晴への留守電)
ヒロイン
藤崎 詩織
ふじさき しおり
| 読み | ふじさき しおり |
|---|---|
| 役割 | メインヒロイン。主人公の隣家の幼なじみ・学園のアイドル・卒業文集編集委員 |
| 学年 | 3年A組(18歳前後) |
| CV | 金月真美 |
| 特徴 | 容姿端麗・成績優秀・スポーツ万能。身長158cm。ヘアバンドがトレードマーク。クラシック音楽鑑賞が趣味 |
主人公の隣家に住む小学校からの幼なじみで、「きらめき高校のアイドル」と評される文武両道の生徒。卒業式で応辞を読む役を担い、卒業文集の写真・レイアウト係を主人公と二人で担当する。落ち着いて優しく、学園のアイドルでありながら気取らない。主人公のマラソン挑戦を「すごいな」と素直に応援し、毎朝タオルを持って迎えに来る世話焼きの一面を見せる。
物語の転回点はバレンタイン当日。買い物デートの帰り、公園で「ねえ…仲のいい幼なじみでいようね」と主人公の告白の機先を制し、好雄と同じ義理チョコを渡す。この拒絶が主人公の自己否定とマラソン挑戦の動機になる。
大会前は肉離れに気づいて主人公の出場を案じ、留守電で「マラソンを始めてあなたは変わった。本当に輝いていた。もう十分だよ。仕方がないよ」と涙ながらに告げ、「明日、一緒に卒業しよう」と言う。マラソンを止める側に回る。
詩織編グッド系では、卒業式当日に一人で走り抜く主人公を「がんばって!」と声援。完走して気絶した主人公を抱きとめ「完走したんだよ…マラソン…」「卒業おめでとう…」と涙する。主人公が10年前の約束どおりヘアバンドを返すと涙する。恋愛成就は明言されず、「幼なじみとして一緒に卒業」する温情的な締めとなる。詩織編バッド系では主人公が20キロ地点でリタイアし、詩織の「仕方がないよ」が重なる救いのない締めになる。
ヘアバンドの由来は、小2の冬。風邪で大会に出られない詩織に、主人公が「ヘアバンドを持って走り、ゴールに連れて行く」と約束した思い出の品で、本筋のキーアイテムとなる。
「ねえ…仲のいい幼なじみでいようね」(公園で主人公の告白の機先を制する)
「あなたは、大会でゴールしないと今までのことが全部ダメになる…そういう風に考えているかもしれない。でも、違うよ。今までのことは少しも無駄なんかじゃない。」(留守電・マラソンを止めようとする)
「完走したんだよ…。マラソン…。」「卒業おめでとう…」(完走後)
ヒロイン
館林 見晴
たてばやし みはる(推定)
| 読み | たてばやし みはる(漢字からの推定・本文ふりがな無し) |
|---|---|
| 役割 | 隠しルートヒロイン。間違い電話の謎の女。3年間主人公に片思いをしてきた相手 |
| 学年 | 3年J組(身長153cm・3月3日生まれ・A型) |
| CV | 菊池志穂 |
| 特徴 | 「コアラヘアー」を自称する個性的な髪型。愛称「ミハリン」。引っ込み思案で臆病。趣味は人間観察(実態は主人公一人の観察) |
きらめき高校3年J組(一番端のクラス・3年間クラス替えなし)の生徒。主人公の家にかかってきた間違い電話の相手として登場し、卒業前の心残り(好きな人への告白)を電話で主人公に相談するうち、徐々に親しくなって日曜のデートに発展する。「相談がある」と主人公を伊集院スポーツセンターへ案内し、マラソン特訓を手伝う。好雄が「同学年の女子から間違い電話がかかる確率はほぼゼロ」と早々に伏線を張る。
告白の決心がつかず「諦める」と弱気になる見晴に、主人公が「告白の練習をしよう。俺を相手だと思って」と提案。練習の中で見晴は「あなたのこと…ずっと前から…大好きです」と口にしてしまう。相手は主人公本人だった。
文集の写真(体育祭で見晴だけが主人公を見ている一枚)と、続いて届く手紙で真相が判明する。間違い電話も「他に好きな人がいる」も全て、離れたくない一心でついた嘘で、本当の想いの相手は最初から主人公だった。「ずっと騙してきたんだもん…」と苦しい胸中を綴る。
見晴編グッド系では、主人公が「諦めるな、もう一度勇気を持てるように、君のために走る。完走したら今度は練習じゃなく本当に告白してほしい」と留守電を残し、大会会場で見晴が「がんばってー!!」「大好きだよ!!」と3年間の片思いを叫ぶ。主人公が見晴のために走り、見晴がもう一度勇気を取り戻す形で頂点を迎える。見晴編バッド系では、完走できず見晴も会場に来ない/「やっぱり諦める…」「『あの人』のことも、思い出にしちゃおっかな」と片想いを思い出にしようとし、交流止まりで卒業する分岐になる。
「あなたのこと…ずっと前から…大好きです」(告白練習の場面で本心が漏れる)
「ずっと騙してきたんだもん…。とっても嬉しいはずなのに…とても悲しかった…辛かった…耳を塞ぎたかった…。」(手紙・間違い電話の嘘を告白)
「大好きだよ!!」(マラソン会場での叫び)
その他の登場人物
CV: 上田祐司。主人公の親友(自称・主人公曰く悪友)で3年A組。お調子者でナンパ好き(成功歴ゼロ)、女子情報通という軽薄な顔の裏で、実は主人公とヒロインの仲を取り持つ陰の世話役。主人公を勝手に卒業文集の編集委員に推薦して相方を詩織にし、卒業記念のマラソン大会へ勝手にエントリーした張本人。「同学年の女子から間違い電話はほぼあり得ない」と見晴の正体を先読みする推理を披露し、終盤は卒業式当日に走る主人公の足にテーピングを巻いて支える。妹は早乙女優美。
好雄の妹で、新3年・バスケ部レギュラー(3ポイントが得意)。主人公を「先輩」と慕う。5月16日生まれ・O型・身長155cm、プロレス好きでポニーテール。元気で子供っぽく、「大人の女性」として認められたい願望を持つ。料理が壊滅的で、兄・好雄を見返すための料理特訓を主人公とみのりが手伝う。兄妹喧嘩を経て仲直りし、料理が上達して好雄を唸らせる卒業前の交流イベントを担う。
2年A組・サッカー部マネージャー。優美の友人で料理を教える立場。4月16日生まれ・O型。面倒見がよいが自信不足でズケズケ物を言うタイプ。卒業した憧れの先輩・虹野沙希に追いつこうと弁当作りに奮闘する。主人公が手伝い、虹野本人と後輩ともみも合流して特訓を完遂する卒業前の交流に登場する。
3年G組・水泳部の日本記録保持スイマー(超高校級)。12月3日生まれ・A型、趣味は花の栽培で、毎朝50kmのロードワークをこなす。サバサバした男勝りで指導に妥協がない。好雄が彼女目当てに練習を企画したのをきっかけに主人公のマラソンコーチを引き受ける。大会前、肉離れを押して走ろうとする主人公の異変に気づき、店長にゼッケンを外させて出場を本気で止める。厳しさの裏に情の深さを持つ。
3年H組・校内一の人気者で親衛隊持ち、モデル志望(カメオ出演)。11月15日生まれ・O型。プライドが高く高慢だが、子供に優しい一面を持つ。モデルオーディションの「本当の美しさ」とは何かに悩み、保育園の子供(ケンちゃん)の世話で見せる優しさこそが答えだと主人公が気づかせ、椿の髪飾りを手に最終審査へ送り出す卒業前の交流に登場する。
CV: 栗原みきこ(カメオ出演)。3年J組・物静かで、詩織の中学からの親友(愛称メグ)。9月5日生まれ・A型。文集に書くことがなく「輝いたときがない」と悩む、主人公と最も悩みが重なる人物。負傷したカラス「クロ」を世話し(光るものを集める習性で校内盗難騒ぎの原因に)、最終的に自然へ帰す決断をして、その日々を文集作文の題材にする。「今から自分で輝けるものを作ればいい」という主人公の励ましで前を向く。
CV: 菅原祥子(カメオ出演)。3年E組・元サッカー部マネージャーで、シリーズVol.1のメインヒロイン。「虹弁(にじべん)」と呼ばれる弁当で有名な料理上手。面倒見がよく、後輩のみのりに慕われる憧れの先輩として、電話会話で弁当作りに助言・合流する。
CV: 川口雅代(カメオ出演)。3年D組・美術部、バンド『彩』のボーカルで、シリーズVol.2のメインヒロイン。目展入選の才媛。マラソン大会・卒業式の場内アナウンス役として登場し、文化祭でバンド『彩』が2連覇する名物の文脈で言及される。
3年A組・伊集院財閥の御曹司。卒業後は帝王学留学。嫌味で芝居がかった金持ちキャラだが、本心では繊細な一面もある。プライベートの巨大な伊集院スポーツセンターを一般開放しており、ここが見晴ルートのマラソン特訓の舞台になる。バレンタインのチョコ回収トラックが誇張ネタに使われ、卒業パーティを主催するコメディリリーフ的な立場を担う。
アイドル歌手・高校2年生で、詩織のファン。人気アイドルでありながら気さくで、スキーは初心者という親しみやすさを持つ。スキー場で主人公・詩織と遭遇してプリクラを撮り、二人を「お似合いのカップル」と言って照れさせる。主人公が自室で聴くアイドルラジオ「クリクリトーク」のパーソナリティでもあるゲスト的な立場の人物。