ときめきメモリアル ドラマシリーズ Vol.3 旅立ちの詩
| タイトル | ときめきメモリアル ドラマシリーズ Vol.3 旅立ちの詩(ときめきメモリアル ドラマシリーズ ボリュームスリー たびだちのうた) |
|---|---|
| ブランド | コナミ(KCEJ/小島組) |
| 発売日 | 1999年4月1日(PlayStation版・セガサターン版 同日) |
| プラットフォーム | PlayStation / セガサターン |
| メディア | CD-ROM 2枚組 |
| レーティング | 全年齢 |
| ジャンル | 青春アドベンチャー |
| 製作総指揮 | 小島秀夫 |
| ディレクター | 吉富賢介 |
| シナリオ | 井出安軌・吉富賢介・野尻真太 |
| 音楽 | 桐岡麻季・村岡一樹 |
| ボイス | フルボイス(主人公除く) |
関連商品
あらすじ
きらめき高校3年A組の高見公人は、大学受験を終え、卒業を待つだけの日々を送っている。容姿端麗で成績優秀、運動神経も抜群の「学園のアイドル」藤崎詩織は、隣の家に住む小学校からの幼なじみ。そんな二人が、卒業文集の編集委員に揃って選ばれるところから物語は動き出す。
卒業まで残りわずか二週間。文集のテーマは「一番輝いたとき」だが、公人は自分の高校生活を振り返っても、そこに書けるような誇れるものが何ひとつ思い当たらない。「何をやっても中途半端で、空っぽだった」という自己否定が、彼の胸に重くのしかかる。
そんな折、親友の好雄が卒業記念にと、市の主催するフルマラソン大会へ公人を勝手にエントリーしてしまう。半ば強引に始まった毎朝のトレーニング。やがて公人は、四十二・一九五キロを走り抜くことを「今からでも自分を変えるための挑戦」として、本気で選び取っていく。
一方その頃、家の電話に一本の間違い電話がかかってくる。卒業を前に心残りを抱えた謎の女性との、顔も知らないままの会話。卒業文集、マラソン、そして藤崎詩織への想い。それぞれの心残りと旅立ちが、卒業式の朝へと収束していく。小島秀夫率いるKCEJが手がけたポイント&クリック式のドラマとして、卒業を目前にした少年少女たちのひと冬を描く、ドラマシリーズ三部作の完結編。
⚠ ネタバレあり ネタバレあらすじ・結末を読む →キャラクター
きらめき高校3年A組。大学受験を終え、卒業を待つだけの身。自己評価が極端に低く「何をやっても中途半端で空っぽだった」と悩む。藤崎詩織とは隣家の幼なじみで、卒業文集の編集委員を二人で担当する。
公人の隣家に住む小学校からの幼なじみで、3年A組のクラスメート。容姿端麗・成績優秀・スポーツ万能の「学園のアイドル」。ヘアバンドがトレードマーク。卒業文集の編集係を務め、卒業式で応辞を読む。
公人の家にかかってきた間違い電話の相手として現れる「謎の女」。引っ込み思案で電話好き、コアラヘアーを自称する個性派。愛称はミハリン。卒業前の心残りを公人に打ち明けていく。
公人の親友(自称)で3年A組。お調子者のナンパ好きだが、公人をマラソン大会へ勝手にエントリーしたり、卒業文集の相方を詩織にしたりと、陰で二人の仲を取り持つ世話役でもある。
好雄の妹で、バスケットボール部のレギュラー。3ポイントシュートが得意。元気で子供っぽく「大人の女性」として認められたい願望を持つ。料理が壊滅的で、兄を見返そうと特訓に励む。
きらめき高校2年A組のサッカー部マネージャー。面倒見がよくズケズケ物を言うタイプ。卒業した憧れの先輩・虹野沙希に追いつこうと努力する後輩で、優美に料理を教える。
3年G組の水泳選手で日本記録保持者。サバサバした男勝りで指導に妥協がない。公人のマラソンコーチを引き受け、毎朝のロードワークに付き合う。厳しさの裏に深い情を持つ。
3年J組の物静かな少女で、詩織の中学からの親友。負傷したカラスの世話をする。文集に書くことがなく「輝いたときがない」と悩み、公人と最も悩みが重なる。原作おなじみの面々の一人。
3年H組の校内一の人気者でモデル志望。プライドが高く高慢だが、子供に優しい一面を持つ。モデルオーディションで問われる「本当の美しさ」とは何かに思い悩む。原作おなじみの面々の一人。
用語集
ホバーで説明表示。
⚠ ネタバレあり 全用語集はネタバレゾーンへ →レビュー
FAQ
各ルートの結末・登場人物の顛末に関する設問はネタバレゾーンのFAQに分離しています。
「旅立ちの詩」とはどんなゲーム?
1999年にコナミ(KCEJ)から発売された全年齢の青春アドベンチャーです。卒業を二週間後に控えたきらめき高校3年・高見公人が、卒業文集の作文「一番輝いたとき」に書くことが見つからない悩みを抱えながら、フルマラソンへの挑戦と幼なじみ・藤崎詩織への想いに向き合う、ひと冬の物語を描きます。ポイント&クリック方式で進行します。
ドラマシリーズの何作目?
本作はドラマシリーズ全3作の第3作(Vol.3)で、シリーズの完結編にあたります。「Vol.1 虹色の青春」(1997年)、「Vol.2 彩のラブソング」(1998年)に続く最終巻で、テーマは「卒業・旅立ち」。各巻は主人公・高見公人ときらめき高校の面々を共有しつつ、それぞれ独立した物語として完結します。
ヒロインは誰?
本作は二人のヒロインを擁するダブルヒロイン構成です。中心となるのは公人の隣家の幼なじみ・藤崎詩織。もう一人は、間違い電話の相手として現れる謎の女・館林見晴で、裏ルート(隠しキャラ扱い)のヒロインとして用意されています。前2作が一人のメインヒロインだったのに対し、本作のみエンディングが二つ用意されています。
『ときめきメモリアル』本編の藤崎詩織が中心?
はい。本作の中心ヒロインは、原作『ときめきメモリアル』でもおなじみの藤崎詩織(CV:金月真美)です。本作では原作と同じ私立きらめき高校を舞台に、卒業文集の相方・隣家の幼なじみとして描かれます。タイトルの「旅立ちの詩」は、詩織の「詩」の字から取られたものとされています。
テーマは?
「卒業・旅立ち」です。卒業文集の作文テーマ「一番輝いたとき」、フルマラソン完走で「何もない自分」を変えようとする挑戦、そして卒業を前にした心残りと旅立ちが、物語の柱になっています。卒業式の朝へ向かって、登場人物それぞれの想いが収束していく構成です。
ゲームシステムは?
画面内の任意の場所をカーソルで指し示し、表示されたコマンドを選んで進めるポイント&クリック方式のドラマです。原作のようなパラメータ育成はなく、マラソンのトレーニングや文章校正といったミニゲームの攻略がシナリオを進める仕組みになっています。CD-ROM 2枚組のボリュームで、CGモード等も用意されています。
全年齢向けの作品?
はい。本作はCERO制度導入前の全年齢対象作品で、性的な描写は含まれません。卒業を控えた高校生たちの心残りと旅立ちを描く、健全な青春ドラマとして作られています。
前の2作とのつながりは?
主人公・高見公人ときらめき高校という舞台を三部作で共有しており、本作には「Vol.1 虹色の青春」のメインヒロイン・虹野沙希、「Vol.2 彩のラブソング」のメインヒロイン・片桐彩子もカメオ出演します。さらに前2作のセーブデータがあると、卒業式に関する特別なシナリオが追加で出現する仕掛けも用意されています。単独でも楽しめますが、前2作をプレイ済みだとより味わい深い完結編です。
小島秀夫が関わってる?
はい。本作は小島秀夫が製作総指揮を務め、彼が率いるKCEJ(通称「小島組」)が開発を担当しました。ゲームシステムは小島秀夫作品「ポリスノーツ」のポイント&クリック方式を継承しています。本作はこのチームが手がけたコンシューマ恋愛アドベンチャーの締めくくりにあたる作品でもあります。