ときめきメモリアル ドラマシリーズ Vol.2 彩のラブソング
| タイトル | ときめきメモリアル ドラマシリーズ Vol.2 彩のラブソング(ときめきメモリアル ドラマシリーズ ボリュームツー いろどりのラブソング) |
|---|---|
| ブランド | コナミ(KCEJ/小島組) |
| 発売日 | 1998年3月26日(PlayStation版・セガサターン版 同日)/2003年9月18日 PS one Books廉価版 |
| プラットフォーム | PlayStation / セガサターン |
| メディア | CD-ROM 2枚組 |
| ジャンル | 青春アドベンチャー |
| 製作総指揮 | 小島秀夫 |
| ディレクター | 岡村憲明 |
| レーティング | 全年齢 |
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あらすじ
舞台は私立きらめき高校。主人公・高見公人は、勉強も運動もとりたてて得意ではない高校2年生だが、アマチュアポップスバンド「彩(いろどり)」でギターと作曲を任されている。バンドのメンバーは、校内屈指の人気者でベース担当の大沢巧実、まとめ役でドラム担当の田村康司、後輩でキーボード担当の美咲鈴音。前ボーカルの先輩は卒業してしまい、彩は秋の文化祭で開かれるバンドコンテストへ向けて、新しい一曲を仕上げようとしていた。
だが公人は、コンテスト用の新曲のサビがどうしても思いつかず行き詰まっていた。そんなある日、昼休みの屋上で、公人は美術部員の片桐彩子と出会う。明るくテンションが高く、英語まじりの独特な喋り方をする彼女は、公人の作曲を覗き込み、ぽつりと感想をこぼす。その何気ない一言が、人マネの曲ばかり作ってきた公人の心に深く刺さり、本当に作りたい曲はなんなのかという問いを突きつける。
タイトルの「彩」は、バンド名「彩(いろどり)」と、ヒロイン「彩子」の双方に掛かっている。音楽とコンテスト、絵を描く少女との出会い、そしてきらめき高校の青春を背景に、ひとつの曲が生まれるまでを描く青春アドベンチャー。藤崎詩織・如月未緒・紐緒結奈ら原作『ときめきメモリアル』おなじみの面々も、文化祭の準備に沸く学園の日々を彩る。本作はシリーズの基本システムを継いだポイント&クリック方式に、作曲・ギター演奏・漫才・編み物といった多彩なミニゲームを織り込んで進行する。
⚠ ネタバレあり ネタバレあらすじ・結末を読む →キャラクター
きらめき高校2年生で、アマチュアバンド「彩(いろどり)」のギター兼作曲担当。勉強も運動もとりたてて得意ではないが、幼い頃からギターに親しんできた。新曲のサビが思いつかず行き詰まっている。
2年D組・美術部員で、本作の中心ヒロイン。明るくハイテンションでマイペース、英語まじりの独特な喋り方をする。水彩画を愛し、母はパリ在住。タイトル「彩」は彼女の名にも掛かる。
1年C組で、バンド「彩」のキーボード担当・紅一点。真面目でおとなしいが芯はしっかりしている。巧実に誘われて入部した後輩で、公人を一途に慕う。
2年D組で、バンド「彩」のベース担当。校内屈指の人気者で、軽い性格に見えて実は努力家。バンド一の演奏技術を持つ完璧主義者。公人とは中学からの相棒で、ケンカが絶えない。
バンド「彩」のドラム担当でリーダー格。無口で物静か、頼れるまとめ役。作曲理論に詳しく、公人が曲作りで迷うたびに相談に乗る「彩」のお父さん的存在。
2年A組で、公人の家が隣同士の幼なじみ。才色兼備でスポーツ万能、きらめき高校のアイドルと評される。文化祭実行委員としてステージ設営を支える、責任感の強い少女。
2年B組・文芸部の文学少女。眼鏡とお下げ髪で物静か、読書好きで丁寧な口調。身体が弱いのを気にしている。文化祭では演劇部の舞台に挑戦する。
2年C組・科学部から電脳部に飛び込んだ自称マッドサイエンティスト。「世界征服」を本気で目指す尊大な少女。発明と野望を巡る騒動で公人を巻き込み、文化祭をコミカルに彩る。
1年A組・サッカー部マネージャーの後輩。思ったことをずけずけ言うタイプ。バンドコンテストにサッカー部代表として出場し、「彩」に対抗心を燃やす。編み物にも挑戦する。
2年I組・帰宅部。古式ゆかりとは幼なじみの親友で、漫才大会に二人組で出場する。明るくストレートな性格で、おっとりした古式とのデコボココンビが笑いを誘う。
2年F組・テニス部。古式不動産の令嬢で、お嬢様然とした天然ボケが持ち味。編み物を愛好し、夕子とコンビを組んだ漫才大会では天然のズレた受け答えで会場を大いに沸かせる。
用語集
ホバーで説明表示。
⚠ ネタバレあり 全用語集はネタバレゾーンへ →レビュー
FAQ
結末・登場人物の顛末に関する設問はネタバレゾーンのFAQに分離しています。
「彩のラブソング」とはどんなゲーム?
1998年にコナミ(KCEJ)から発売された全年齢の青春アドベンチャーです。きらめき高校のアマチュアバンド「彩(いろどり)」でギターと作曲を担う高見公人が、秋の文化祭で開かれるバンドコンテストへ向けて、新曲づくりのスランプと向き合う約3週間を描きます。ポイント&クリック方式で進行し、作曲・ギター演奏をはじめとする多彩なミニゲームがシナリオを進める軸になっています。
タイトル「彩」の意味は?
サブタイトル「彩のラブソング」の「彩」は、主人公が所属するバンド「彩(いろどり)」の名前と、中心ヒロイン・片桐彩子の名前の双方に掛かっています。音楽(バンド)と恋愛(ヒロイン)という本作の二つの軸を、ひとつの言葉で束ねたダブルミーニングのタイトルです。
ドラマシリーズの何作目?
本作はドラマシリーズ全3作の第2作(Vol.2)です。前作「Vol.1 虹色の青春」(1997年)に続く中間作で、後に「Vol.3 旅立ちの詩」(1999年)が発売されました。各巻は主人公・高見公人ときらめき高校の面々を共有しつつ、それぞれ独立した物語として完結します。本作はVol.1から大幅にボリュームが増え、CD-ROM 2枚組で発売されました。
ヒロインは誰?
本作の中心ヒロインは、2年D組・美術部員の片桐彩子です。彼女は原作『ときめきメモリアル』にも登場する人気キャラクターで、本作では物語の軸となる相手として描かれます。明るくハイテンションで英語まじりの独特な喋り方をする少女で、水彩画を愛しています。
『ときめきメモリアル』本編との関係は?
本作は『ときめきメモリアル』の外伝・スピンオフにあたる「ドラマシリーズ」の第2作です。原作と同じ私立きらめき高校を舞台とし、片桐彩子・藤崎詩織・如月未緒・紐緒結奈・秋穂みのりら原作のキャラクターたちも登場します。ただし原作の恋愛育成シミュレーションとは異なり、純粋なアドベンチャーゲーム(ドラマ)として作られています。
前作とのつながりは?
主人公・高見公人ときらめき高校という舞台は前作と共通ですが、物語は独立しており、前作未プレイでも問題なく楽しめます。前作「虹色の青春」のヒロイン・虹野沙希も、本作にサッカー部マネージャーとしてカメオ的に登場します。なお続編「Vol.3 旅立ちの詩」では、本作をクリアすると解放される連動エピソード(彩の卒業式)が用意されています。
ゲームシステムは?
画面内の任意の場所をカーソルで指し示し、表示されたコマンドを選んで進めるポイント&クリック方式のドラマです。物語の要所では、Aメロ・Bメロ・サビを組む「作曲」やギターのリズムゲームをはじめ、漫才・編み物・潜水・シューティング・振り付け・間違い探し・写真撮影など多彩なミニゲームが挟まり、その攻略がシナリオを進める仕組みになっています。前作よりミニゲームと放課後モードが大幅に拡充されました。
全年齢向けの作品?
はい。本作はCERO制度導入前の全年齢対象作品で、性的な描写は含まれません。バンドでの創作活動と文化祭を軸にした、健全な青春ドラマとして作られています。
小島秀夫が関わってる?
はい。本作は小島秀夫が製作総指揮・監修を務め、彼が率いるKCEJ(通称「小島組」)が開発を担当しました。ディレクターは岡村憲明。アドベンチャーゲーム「ポリスノーツ」のポイント&クリック方式をベースに開発されており、「小島秀夫のゲームの原点のひとつ」という文脈で語られることもあります。