用語集 — ときめきメモリアル ドラマシリーズ Vol.2 彩のラブソング
「ときめきメモリアル ドラマシリーズ Vol.2 彩のラブソング」の固有名詞・世界観用語をネタバレ含みで解説します。バンド「彩」とバンドコンテストを軸とした音楽の舞台から、きらめき高校の文化祭・部活、各ヒロインのデートイベント、ゲームシステムまで全42語を収録しました。
主人公・高見公人が通う舞台の高校。胸のスカーフが特徴の制服で、校内には「伝説の樹」がある。
- 詳細
- 理事長は伊集院家。バンドコンテスト・漫才大会・演劇など豪華な催しが並ぶ文化祭が恒例行事として描かれる。公人の自己紹介「俺の名前は高見公人。私立きらめき高校に通う高校2年生だ」で物語の舞台として明示される。
きらめき高校の校庭に立つ樹。A組の窓や桜並木から見える。シリーズ伝統の象徴的スポット。
- 校内伝説
- 「卒業式の日にあの樹の下で女の子から告白して結ばれたカップルは永遠に幸せになれる」という言い伝え。片桐彩子・美咲鈴音・如月未緒など複数のヒロインが言及する。
- 象徴的な台詞
- 片桐彩子「卒業式の日にあの樹の下で女の子から告白して結ばれたカップルは永遠に幸せになれる。…素敵な話よね。」終盤、彩子のパリ留学とこの伝説が重なり、クライマックスの伏線として機能する。
伊集院家の多額の募金が集まるという噂の校内掲示。主人公たちが言及するコミカルな小ネタ。
田村康司のおじの縁で借りられるプロ用の地下スタジオ。ガラス張り・防音扉・RECORDINGランプが特徴で、バンド「彩」の練習・作曲の場となる。
- 物語上の役割
- 公人がここで作曲ノートを置き忘れ、それを栗林みえが拾うことで知り合う。バンドの創作シーンの中心舞台。
ガーギー展と「作展」が開催されるデートスポット。片桐彩子とのデートの主な舞台。
- イベント内容
- 名画とそのコピーを見比べる間違い探しミニゲーム、喫茶コーナーの珍メニュー「店長スペシャル『秋』」の試食ミニゲームが組み込まれている。彩子の絵への情熱を描く重要なデート場面。
地域の実力派アマチュアバンドが集うクリスマスのワンナイトライブ会場。ここに出演することはステータスの証とされる。
写真コンテスト入賞でチケットが手に入るデートスポット。彩子は水が苦手で、占いを口実に泳がない描写がある。
カメラで彩子を撮影する写真コンテストの会場。入賞すると室内プール券が手に入る。
夕陽を見た後のデートコースとして登場する飲食店。彩子との距離が縮まる場面のひとつ。
主人公・公人が所属する結成2年目のアマチュアポップスバンド。前ボーカル「美さん」の卒業以降ボーカル不在のまま文化祭に挑む。
- メンバー
- 公人(ギター/作曲)、大沢巧実(ベース)、田村康司(ドラム)、美咲鈴音(キーボード)の4人組。「バンドの人気の8割は巧実の人気」と語られ、巧実のファンが客を集める構造を持つ。
- タイトルの掛詞
- 作品タイトル「彩のラブソング」の「彩」は、バンド名と中心ヒロイン・片桐彩子の両方に掛かっている。バンドコンテスト優勝を目標に活動する。
バンドコンテストで「彩」の主な対抗馬となる人気バンド。最大のライバルとして立ちはだかる。
文化祭のメインイベント。伊集院家がスポンサー、伊集院レイが司会を務める野外音楽対決。
- 規模
- 世界最大のオーロラビジョン・超大型スピーカー・花火50トン・ドライアイス100トンといった巨大設備を伊集院が自慢する。対抗馬は人気バンド「フォーチュン」とサッカー部代表。
- 物語上の位置
- 「彩」がボーカルを誰にするか、新曲をどう仕上げるか、という問いが物語の縦軸。公人の作曲スランプ・巧実との対立・彩子との関係がすべてここに収束する。
ライブハウス「ゼロ」で開催されるワンナイトライブ。地域の実力派アマチュアバンドのみが出演でき、文化祭後の「彩」の目標として機能する。
公人が文化祭バンドコンテスト向けに作曲する新曲。サビが思いつかずスランプに陥る、物語前半の壁。
- 完成の意味
- 彩子との出会いと夕陽の体験を経て、「他人のセリフ・他人のメロディではない、本当に自分が作りたい曲」として完成する。片桐彩子のために書いたラブソング。
- 象徴的な台詞
- 大沢巧実「青いラブソングだな…。…。お前らしい歌だな。けっこう気にいったぜ。」(楽譜を読んだ場面)。公人「片桐さんの…君のために書いた歌なんだ。」彩子への告白同然の宣言となる。
公人が中学1年で初めて作った原点の曲。当時流行のメッセージソングをなぞったコピー調で、彩子の前で弾く場面がある。
- 物語上の役割
- 「他人のメロディで作っていた人マネの曲」だったという公人の気づきのきっかけになる。Tomorrow が「自分の曲」へと変わる対比として置かれている。
エレクトリック・アコースティックギターの略称。公人の愛機で、アンプを繋げばエレキ、そのままならアコギとして弾ける。路上セッションや彩子との出会いの場でも活躍する。
新人アイドル・栗林みえのデビュー曲。みえのゲスト的エピソードの中で言及される。
毎年10月第二土曜日(作中では10月11日)開催。バンドコンテスト・漫才大会・演劇などが並ぶ、物語前半の最大イベント。
文化祭の屋外ステージ催事。伊集院家がスポンサーを務める。
- 詳細
- 優勝賞品はディスティニーランドの30年間フリーパスチケット。朝日奈夕子・古式ゆかりが出場し、古式の天然ボケが大ウケする。漫才の要素は「ボケ・ツッコミ・相(あい)」。
- 主人公の関わり
- 公人は朝日奈の相方練習に付き合うが、知らぬ間に予選が終わってしまい、本人は出場できなくなる。好雄が「相」を朝日奈に伝授する。
きらめき高校の学校行事のひとつ。ヒロインとの交流イベントの舞台となる。
行き先に北海道/京都・宗良/沖縄(首城跡)の選択肢分岐がある学校行事。プレイヤーの選択で展開が変わる。
運動部の文化祭参加形態。古式ゆかりがマフラーを出品し、編み物イベントの発端となる。
中心ヒロイン・片桐彩子が所属する部活。彩子の絵への情熱や、ガーギーへの傾倒を支える背景となる。
如月未緒が所属する読書・文学系の部活。控えめな未緒の人物像を形づくる。
文化祭で「伊豆戦隊カルトマン」を上演する部活。部長が如月未緒を代役に起用し、如月編の発端となる。
紐緒結奈に関わる部活。元は科学部に所属していたが、後に電脳部へ飛び込み入部する。テニス部(古式ゆかり)・サッカー部(虹野沙希・秋穂みのり)と並ぶ、ヒロインの所属を示す部活群のひとつ。
演劇部が文化祭で上演するヒーロー戦隊もの。部長が愛好する演目。
- 劇中設定
- カルトブルー・カルトピンク等の役があり、悪役は大聖幻ナゾールと怪人四天王。カルトピンク役の俳優が負傷し、如月未緒が代役を引き受けるのが如月編の中心エピソードとなる。
- ゲーム要素
- 演劇部部長が如月を代役に誘い続け、振り付けミニゲームの舞台となる。
「カルトスーツ」はカルトマン役者が着る特殊素材の衝撃吸収スーツ。「カルトピンク」は劇の紅一点の役で、如月未緒が代役を務める。
紐緒結奈が自宅で育てる、遺伝子操作した食虫植物。愛称は「プラ」。
- 結末
- 3メートル超に成長し、育て主の紐緒本人を飲み込みかけた後に枯れる。世界征服の足がかりとして育てていたが、作戦は失敗に終わる。
- 象徴的な台詞
- 紐緒結奈「いずれ、あなたの頭脳は私の物よ。ふふふ」(公人との初対面回想)。紐緒の交流イベントのコミカルな見せ場。
紐緒結奈が開発した一連の発明品。世界征服ロボを操作する「戦闘能力判定システム」(シューティング)、「洗脳マシーン」、「強力レーザー」などがあり、紐緒の奇人ぶりとコミカルなイベントを彩る。
片桐彩子が最も敬愛する架空の画家。映画のクリーチャーデザインで著名。
- 物語上の役割
- 国内に良い画集がなく、彩子が輸入版を探している。これがクリスマスプレゼントの伏線となり、美術館デートのきっかけにもなる。彩子の絵へのこだわりを示す重要設定。
名画とそのコピー(模写)を並べて展示する美術館の企画展。間違い探しミニゲームの舞台となる。
Aメロ→Bメロ→サビの順に楽曲を作っていくミニゲーム。公人は毎回サビでつまづき、作曲スランプを体感させる仕掛けになっている。
漫才におけるボケ・ツッコミに加わる第三の役。早乙女好雄いわく「相づち」でテンポをつくる技術で、好雄が朝日奈夕子に伝授する。
- ゲームへの反映
- 好雄の漫才講座として詳しく解説され、漫才ミニゲーム(朝日奈のボケに合わせてツッコミ・相を入力する)のシステムにも組み込まれている。
ヒロインごとのイベントに用意されたミニゲーム群。如月の振り付け再現、古式の編み物(R・L入力で40段編むとマフラー1本完成)、朝日奈の漫才、彩子の水泳(肺活量ゲージでプール100m往復)、美術館の間違い探しなどがある。
早乙女好雄に頼むと、ヒロインたちの誕生日・血液型・部活・スリーサイズなどの個人情報を入手できるシステム。全ヒロインのプロフィールが一覧で読み上げられる場面もある。
各ヒロインや友人に電話して関係を深めるシステム。相手が不在のときは留守電になる。日常的な交流を支える基本機能。
CDデビュー間近の新人アイドル兼声優。スタジオで公人の作曲ノートを拾って知り合うゲスト的キャラ。
- プロフィール
- 高校1年生、大阪出身で標準語を勉強中。デビュー曲は「O.K!O.K.」。情報誌「メモリアルスポット」の取材を受ける場面で登場する。
彩子が空港出発前に公人のギターケースへ残した手紙。クライマックスの中心となる小道具。
- 内容
- 片桐彩子「PS…卒業式の日にいないと思うから、今言っておくわ。…好きよ。」という告白が記されている。愛機エレアコの入れ物であるギターケースに忍ばせるという演出が効いている。
古式ゆかりがバザー用に一人で編むマフラー。編み物ミニゲームのメイン素材で、古式と秋穂・虹野との交流のきっかけになる。
彩子の母がパリに在住していることが好雄経由で発覚する。終盤のクライマックスを引き起こす主要プロット。
- クライマックス
- 終盤、彩子が当日便でパリへ発つことが判明する。公人が空港へ走ると、彩子はギターケースに置き手紙を残したうえで、便を見送った後も空港に残っていた。
- 象徴的な台詞
- 片桐彩子「やり残したことがあって。やっぱり留学は卒業式が終わってからにするわ。」伝説の樹の伝説と重なり、二人の物語が結ばれる。
栗林みえが取材を受ける情報誌。みえのエピソードに登場し、彼女がデビュー間近のアイドルであることを示す小道具となる。