ネタバレゾーン — ビ・ヨンド
⚠ このページ以降はストーリーの核心を含みます。
「黒大将の正体」「レ'ンとは何者か」「影の目的」「全エンディングの結末」を含む完全ネタバレ解説です。未クリアの方はご注意ください。
「黒大将の正体」「レ'ンとは何者か」「影の目的」「全エンディングの結末」を含む完全ネタバレ解説です。未クリアの方はご注意ください。
詳細レビュー(ネタバレ込み)
ネタバレQ&A
主人公の正体とは?「黒大将」はただの悪役なのか
主人公は「漆黒の魔王」として覚醒するが、その実態は終盤のクライマックスで明かされる「黒王の細胞レプリカ」だ。原始の4王(白王・金王・白金王・黒王)のうち「終焉と死」を司る原初神・黒王と同一の細胞情報から生まれた存在であり、本物の黒王ではない。この「レプリカ」という事実が、影との対決で重要な意味を持つ。「のだ」口調の語り口と「ぬぅ?」という愛嬌の効いた口癖が、シリアスな宇宙の真理と絶妙にずれている点が本作の魅力のひとつ。
レ'ンとは何者か。レンとの違いは
レ'ンはレンと完全に同型のもう1個体。レンが「鳳凰の脳」として1億年前に生まれた存在であるのに対し、レ'ンは別の主人公(別の「マスター」)のシモベとして存在していた。しかしそのマスターに殺意を向けられ、自らの手でマスターを殺してしまい、以降4千年間、闇の中に独り取り残されてきた。9章の冒頭「みつけた‥‥みつけたよ‥‥あたしの‥‥マスター‥‥」の台詞で初登場。一人称が「あたし」でレンと区別できる。終盤、影と道連れに消滅する。
「影」の正体と目的は何か
影は原始の4王に滅ぼされた古代文明の魂だけが生き残ったもの。肉体を持たず、レンに乗り移ることで実体を得ようとする。「コレデ駒ハスベテソロッタ」「我コソガ造物主!」と宣言し、宇宙そのものを「無に還す」ことを目的とする。終盤クライマックスで初めてその全容が明かされ、主人公・レン・レ'ンを含む「駒」を長期にわたって操っていたことが示唆される。
ベルモットは誰の子供か
ベルモット(通称・ベル)は主人公とチャイムの娘。6章で主人公が過去の惑星ウィランディ(古都ウィネリア)に降臨し、少女チャイムと出会い結ばれたことで生まれた存在だ。8章では主人公一行が20年後のウィランディを再訪した際、成長して「鎧の戦姫」となったベルモットに出会う。END2では主人公が去った後のウィランディで、20年後のベルモットが当時を語るエンディングが描かれる。
END01(バッドエンド)の条件と内容は
終盤の究極の選択で「力をくれ」という選択肢を選ぶとEND01に到達する。内容は4つの文明が興亡を繰り返す中、永遠に魔王として彷徨い続けるという壮大なバッドエンド。希望のない末路ながら、その宇宙的な規模の描写はこのゲームの世界観の異様なスケールを最もよく体現している。本作における真のバッドルートといえる。
エバはなぜ主人公を憎んだのか
エバ(エバ=ブラッディメリー)はUGP第261独立強襲艦隊の艦長。1章の冒頭で主人公は目覚めたばかりの状態でエバの艦隊と遭遇し、その艦隊を一撃で壊滅させてしまう。エバはこの「艦隊を奪われた」という事実を自分への侮辱と受け取り、執念深く主人公への復讐を誓う。2章の「全裸転送」エピソードや、5章でマイクロブラックホールの罠を仕掛けながら次元装甲を受け取って生き延びる屈辱の構図は、このすれ違いの連続から生まれている。