銀色(ぎんいろ)
| タイトル | 銀色(ぎんいろ)/ Gin'iro |
|---|---|
| ブランド | ねこねこソフト(Nekoneko Soft) |
| 発売日 | 無印版: 2000年8月31日 / 完全版: 2001年8月31日 — 一部ボイス追加 |
| プラットフォーム | Windows(98/Me/2000/XP対応) |
| レーティング | 18禁(ソフ倫審査済み) |
| ジャンル | アドベンチャー |
| シナリオ | 片岡とも / ヤマタカユウキ / 高嶋栄二 / ALFRED |
| 原画 | 白凪マサ(メイン) / 綾瀬悠 / 秋乃武彦 / 葵渚 |
| ボイス | 完全版: 一部ボイスあり(主人公はボイスなし) |
グッズ
- 銀色-完全版- 下敷き
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設定資料集・ドラマCD・コミカライズ
あらすじ
ねこねこソフトが2000年に発売した18禁アドベンチャー。完全版は2001年発売。片岡とも(第一・五章)、ヤマタカユウキ(第二・五章)、高嶋栄二(第三章)、ALFRED(第四章)の4人のライターによるオムニバス構成。
古代日本・近代帝国期・現代と時代をまたぐ全5章で、それぞれ別の主人公・ヒロインが「銀の糸」と「あやめ」というモチーフを手がかりに紡ぐ連作短篇形式をとる。
第一章は古代の山垰を舞台にした山賊と名無しの少女の出会い。第二章は地方の神社に赴いた若き貴族と巫女の恋。第三章は帝国期の洋食店を舞台に、姉妹と常連客の三角関係。第四章では古代と現代が時間を越えて並走し、命を賭けた男と声を持てない女の物語が交差する。第五章では皇族の姫を主人公に、それまでの縦糸が収束するTrue Endへとたどり着く。
各章の主人公とヒロインは独立しているが、「銀の糸」という伝説のアイテムと「あやめ」という名が時代を越えて引き継がれ、物語に縦糸を通している。
キャラクター
※ 本作は5章オムニバス構成のため、章ごとに主人公とヒロインが入れ替わります。ここでは各章の主要ふたりを紹介しています。
古代の山垰に根城を持つ山賊。過去に疱瘡で家族を失い、孤独に生きてきた。荒々しい外見とは裏腹に、名無しの少女に不思議な情を持つ。
誰からも名前をつけてもらえずに育った少女。色街から逃げ、垰に辿り着く。男の語る銀の糸のお伽話に静かに耳を傾ける。
久世家の末弟。領地調査の名目で鷺宮神社を訪れた貴族。誠実な性格で、神社の巫女・狭霧と心を通わせていく。
鷺宮神社に10年前から仕える巫女。穏やかで献身的な性格。「舞い散る桜の下にいたかった」という言葉が彼女の本心を映す。
佐々井亭の元気な妹。元気だけが取り柄と言いながら、亡き母のことを大切にしている。姉・夕奈とふたりで食堂を切り盛りする。
佐々井亭を取り仕切る優秀な姉。料理人でもある。表向きは穏やかで有能だが、妹への強い執着を内に秘めている。
引っ越したばかりの大学生。近所の喫茶店で声を出せない店員・篠崎あやめと出会う。ホワイトボードを介した不思議なやり取りが始まる。
喫茶店の店員。事故のショックから声が出ない失声症。ホワイトボードで言葉を綴り、三井と少しずつ言葉を交わしていく。
用語集
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FAQ
ルートの結末・各章の真相・エンディング内容に関する設問はネタバレゾーンのFAQに分離しています。
銀色(ぎんいろ)はどんなゲームですか?
ねこねこソフトが2000年に発売した18禁アドベンチャー(完全版は2001年)。古代日本から近代・現代にかけて5つの時代をまたぐオムニバス形式のADVで、各章に独自の主人公とヒロインが登場します。「銀の糸」と「あやめ」というモチーフが章を越えてつながる構成で、文学的なシナリオが高く評価されました。
主人公は誰ですか?
章ごとに主人公が変わります。第一章の山賊の男(名のない人物)、第二章の貴族・久世頼人、第三章の妹・佐々井朝奈と軍人・鍋島志朗(二視点)、第四章の古代の男・吉備大井跡と現代の大学生・三井真也(二時代並走)、第五章の地方領主・久世——それぞれ全く異なる人物が主人公を務めます。
何章構成で、各章は独立した物語ですか?
全5章+True Endの構成です(第四章「銀色」・第五章「錆」を含む)。各章は異なる時代・主人公・ヒロインの独立した物語ですが、「銀の糸」というアイテムと「あやめ」という名が章をまたいで引き継がれます。全章を遊ぶと物語全体の縦糸が見えてくる設計で、真のエンディングは全章クリア後に解放されます。
ヒロインは何人いますか?
章ごとに異なるヒロインが登場します。第一章の名無しの少女、第二章の巫女・狭霧、第三章の姉妹(夕奈・朝奈)、第四章古代のあやめと現代の篠崎あやめ(銀子)、第五章の皇族姫・石切いすなで、主要ヒロインは合計7名。個別のヒロインルートを攻略する形式ではなく、オムニバスとして各章を順に読み進める構成です。
「ヤンデレ元祖」という評価があると聞きましたが?
第三章に登場するヒロイン・佐々井夕奈(通称「ねーちん」)が、家族への強すぎる執着から感情的に追い詰められる描写を持つキャラクターで、2005年頃に「ヤンデレ」という概念が広まった際に先駆例として再評価されました。発売は2000年で当時はそうした名称もなく、純粋に物語の一部として描かれています。
無印版と完全版の違いは何ですか?
完全版(2001年)は無印版(2000年)に比べてシナリオの加筆・CG追加・BGM追加・一部ボイス追加がされています。また無印版は英語テキスト・英語音声の両方が収録されていましたが、完全版では英語音声は削除されています。無印版購入者には完全版がハガキ送付で無料配布されました。現在(2026年5月)流通しているDL版は完全版相当です。
シナリオライターは誰ですか?
4人のライターが章ごとに担当しています。第一・五章(後半)を片岡とも(代表・監督)、第二・五章(前半)をヤマタカユウキ、第三章を高嶋栄二、第四章をALFREDが担当。各章の文体・雰囲気が異なるのはこのためです。
どんな版がある?
パッケージ版(完全版)のほか、現在(2026年5月)はDLsite(VJ003693)からダウンロード版が配信されている(ソフト電池DRM付き)。
ねこねこソフトはどんなブランドですか?
ねこねこソフトは片岡ともを代表とする国産エロゲーブランドです。「銀色」は2000年の発売でブランドの認知を高め、同年の「みずいろ」(2001年)へとつながるブランド成長の転換点となりました。続編的な位置づけの「朱 -Aka-」(2003年)も発売されています。
ねこねこソフトの別作品との関係は?
「銀色」と同じねこねこソフトの作品として「みずいろ」(2001年)がありキャラクターを共有しています。続編的位置づけの「朱 -Aka-」(2003年)は発売当初こそ銀色の続編とは明かされませんでしたが後に確認されています。また「雪いろ」も同シリーズ作品です。