ネタバレゾーン — 未プレイの方はご注意ください ← ネタバレなしページに戻る

用語集 — 鬼作

鬼作の固有設定用語を解説します。▼ネタバレ詳細を含む項目はアコーディオン内に格納されています。タグをクリックするとカテゴリを絞り込めます。

概念・思想
鬼畜道 きちくどう 概念・思想

鬼作の人生哲学。女性を追い込む陵辱行為を「道」として極める思想体系。伊頭家代々に伝わるとされる血統的価値観。

派生語の豊富さ
「鬼畜道を極める」「鬼畜道の醍醐味」「鬼畜道まっしぐらの作戦」「鬼畜道のバーゲンセール」「鬼畜道の神様」「鬼畜道の輝く星」など派生語が多い。鬼作の発話の中核を成すキーワード。
本作の主題的構造
部長エンドでは「またどこかの寮に潜り込んで、鬼畜道を究めりゃいいじゃねぇか」と新天地での継続を予告し、少女エンドでは鬼作自身が鬼畜道から外れる選択をした結果、溺死する。「鬼畜道を究めても満たされない」という皮肉な構造を支える概念。
鬼畜モン きちくもん 概念・思想

鬼畜道を実践する者の自称。鬼作のアイデンティティ呼称。「鬼畜モンの美学」「鬼畜モンの常套手段」「鬼畜モンの基本」などの慣用句で頻出。

少女エンドでの逆説的使用
少女が「お、おじさんは鬼畜モンでしょ?他人の事なんかどうでもいい鬼畜モンでしょ?」と問いかける場面で、鬼作のアイデンティティそのものが揺らぐ瞬間を象徴する語となる。
美学 びがく 概念・思想

鬼作が鬼畜道と並んで重視する行動原理。「下ごしらえ」「持久戦」「タイミング」を重視する戦略的姿勢。「美学のカケラもねぇ」が鬼作の最大の非難。

冒頭での意味
冒頭の墓参りシーンで亡き兄に「美学のカケラもねぇ姿を晒しやがって」「せっかちな性格が、結局自分の首を絞めた」と罵る——鬼作にとって兄の死は美学の欠落の証として処理される。
方法論として
「料理と一緒で下ごしらえが肝心なんだよ……下ごしらえがな」が鬼作の方法論。衝動的な変質者ではなく、長期計画とタイミングを重視する戦略的快楽主義者の信条。
追い込み おいこみ 概念・思想

鬼作が女性を盗撮写真で脅し、性的屈服に至らせる行為。本作の中核システム。第1段階「脅迫」→第2段階「H第1段階」→第3段階「H第2段階(哀願モード)」の3段階構造。

3段階構造
第1段階「脅迫」(盗撮写真を突きつけ「言うことを聞かないとバラまく」と脅す)→ 第2段階「H第1段階」(夜の空き部屋・ホテルに呼び出して陵辱)→ 第3段階「H第2段階=哀願モード」(「絶対に捨てないで」と自ら懇願する精神的依存状態)。8ヒロイン全員に同じ構造が適用される。
エンド条件との連動
追い込み達成人数がエンドを分岐させる:0人=バッドエンド、1〜7人=課長エンド、8人全員=部長エンド。綾乃を追い込んでも円香が完全屈服していないと追い込まれエンドに転じる。
哀願モード あいがんもーど 概念・思想

鬼作が女性を心理的に堕とした最終段階。性的依存により「絶対に捨てないで」と懇願する状態。8ヒロイン全員に発生し得る。

典型例:円香
「私、本当に何でもするからさ……だから絶対に捨てないでね」という円香の哀願モードが代表例。鬼作のナレーション「ここまで哀願モードになりゃあ壊れたも同然だぁ」が定型句。
追い込まれエンドとの関係
円香が哀願モードに到達していない(=肉棒中毒化していない)状態で綾乃を追い込むと追い込まれエンドに転ぶ。哀願モードの達成度がエンド分岐の重要パラメータとなる。
「ここまで哀願モードになりゃあ壊れたも同然だぁ」鬼作・円香H第2段階
ネタ ねた 概念・思想

鬼作が町中で集める盗撮写真。追い込みの脅迫材料。ネタの「内容」「数」「質」が追い込み成功を左右する。

収集の場と道具
女子寮はマスターキーで部屋に侵入して下着・日用品を盗撮、町中では赤外線カメラで尾行・盗撮、職場でもパンチラ・着替えを抑える。「収集力」パラメータが高いほどネタ獲得確率が上がる。
決定的なネタの例
桃子の実家(民宿)、円香と姫野部長のホテルサンタワー1402号室不倫写真、綾乃の元AV女優ビデオ、宏美の競合他社接触写真、撫子の脚開き写真、優里の万引き写真など。各ヒロインに固有の決定打が存在する。
ターゲット たーげっと 概念・思想

鬼作が追い込み対象として選んだ女性。基本8人(桃子・円香・綾乃・宏美・撫子・翔子・優里・葵)。「ターゲットにした5匹」「最優先で犯すリスト」などの表現で言及される。

8人全員追い込みの宣言
「宏美と円香と綾乃と桃子と撫子と翔子と優里と葵の8匹全員ってわけだぁ」が部長エンド到達時の鬼作の独白。「8匹」と動物扱いで列挙する語法が鬼作の人格を端的に表す。
肉壺 にくつぼ 概念・思想

鬼作の女性器表現。「極上の生け簀」も類義。バッドエンド時の捨て台詞「鬼畜道と美学に磨きをかけて、いつか復讐してやるからよぉ。その時まで肉壺を洗って待っていやがれ」でも使用される。

肉人形 にくにんぎょう 概念・思想

鬼作が屈服させた女性を呼ぶ表現。追い込み完了後の最終状態を指す。指定時間に指定衣装(受付制服・看護師制服など)で呼び出せる状態。

翔子の戸惑い
翔子が「肉人形なんて言葉、翔子はわからないよ」と困惑する場面が代表例。鬼作が「俺の命令に服従する奴隷って事だよぉ」と説明する構造。
組織・家系
伊頭家 いとうけ 組織・家系

鬼作の家系。長男・次男はいずれも鬼作より先に死亡。「鬼畜の血」を受け継ぐ三兄弟の末弟が鬼作。

兄たちの存在
スクリプト内では「死んだ兄貴達」「地獄で兄貴達」と複数形で言及される。長男・次男の固有名はスクリプト内に一切記述なし。シリーズ世界観として長男は『遺作』敵役、次男は前作『臭作』主人公に相当する。
慣用表現
「伊頭家のツラに塗っちまった泥」「伊頭家の輝く星」「同じ伊頭家の血を受け継ぐ者として恥ずかしいぜぇ」など、鬼作の自己定義に深く関わる。
杉本製薬 すぎもとせいやく 組織・家系

鬼作の勤務先。「新薬よりも漢方薬」をモットーに急成長中の製薬会社。会長は翔子の祖父。本社・社員寮・営業一課を中心とした閉鎖空間が物語の舞台。

鬼作の立身出世
住み込み管理人→正社員→営業一課課長→営業部長と昇進していく舞台。営業部長就任が部長エンドのゴール。「杉本製薬の期待の星」「杉本製薬の未来」など、鬼作の自己評価語にも組み込まれる。
営業一課 えいぎょういっか 組織・家系

鬼作の配属部署。蟹江課長、円香、後に陣野新馬も所属。鬼作はここで課長→部長へと昇進していく。

場所・地名
杉本製薬社員寮 すぎもとせいやくしゃいんりょう 場所・地名

鬼作の住み込み先。男子寮・女子寮・家族寮の3棟構成。鬼作は管理人としてマスターキーを所持し、各部屋への侵入が容易な立場を活用する。

女子寮 じょしりょう 場所・地名

杉本製薬社員寮のうち女性社員専用棟。桃子・宏美・円香が住む。鬼作の最重要のネタ収集現場。

家族寮 かぞくりょう 場所・地名

杉本製薬社員寮のうち家族世帯向け棟。三波啓吾・撫子夫婦が住む。鬼作は啓吾の「勉強会」(酒席)に通うことで撫子への接触機会を確保する。

神憑り医院 かみがかりいいん 場所・地名

葵が看護師として勤務する町医者(小児科・泌尿器科)。鬼作の営業先でもあり、夜間の休憩室が葵への追い込みの舞台となる。

難攻不落の理由
「デブ婦長」が葵の守護者として常駐する。婦長がいる時間帯は接触が難しく、葵への追い込みは8人の中で最も時間を要する。電話でも婦長が出ることが多く、何度も阻まれる構造。
五月雨海岸 さみだれかいがん 場所・地名

物語の重要な舞台となる海岸。円香の水着盗撮、優里の暴漢救出、桃子の尻盗撮など、複数の主要イベントが集中する。

ホテルサンタワー ほてるさんたわー 場所・地名

円香と姫野部長の不倫密会場所。1402号室。鬼作はここで両者の不倫現場を盗撮し、姫野部長を依願退職に追い込むネタを入手する。

連鎖する影響
姫野部長の退職→営業部長ポストの空席→鬼作の営業部長就任ルート、と同時に、姫野優里の守護者消失→優里への本格追い込み開始、という二重の連鎖を引き起こす重要拠点。
鶴亀庭園・猿蟹の間 つるかめていえん・さるかにのま 場所・地名

杉本会長の屋敷。翔子も住む。鬼作が翔子を呼び出すために会長家に直接電話すると執事に取り次がれず脅迫電話と判断され、警察通報エンドに直行する危険な場所。

大殴川キャンプ場 おおなぐりがわきゃんぷじょう 場所・地名

夏のキャンプイベントの舞台。社員寮全体が参加するレクリエーション。鬼作のターゲット観察・接近の機会となる。

玉袋ボーリング場 たまぶくろぼーりんぐじょう 場所・地名

忘年会ボーリング大会の会場。杉本製薬の毎年の恒例行事の舞台。

システム・命令
営業力・収集力 えいぎょうりょく・しゅうしゅうりょく システム・命令

鬼作の2大パラメータ。営業力は新規開拓数(営業ノルマ達成)に、収集力は町中徘徊でのネタ獲得確率に影響する。営業書籍を読む・経験を積むことで上昇。

会長ヒントでの言及
会長のヒント集に「営業力を250まで上げて」「収集力を上げて町中を徘徊すれば」などの記述がある。立身出世(営業力)と鬼畜道(収集力)の両立がプレイヤーに求められる二重構造をシステム面で支える。
営業ノルマ えいぎょうのるま システム・命令

鬼作の昇進・契約継続に必要な新規開拓件数。段階的に1→3→5→10→20→41件と上昇する。クリア条件に直結。

解雇エンドへの直結
未達成なら即解雇エンド。追い込みに集中しすぎて営業をおろそかにすると訪れる罰則システム。立身出世と鬼畜道の両立を本作が要求していることをシステム面で体感させる。
お買い物ノーブラ月間 おかいもののーぶらげっかん システム・命令

撫子に課される屈辱命令。外出時にノーブラで買い物に行かせる公衆屈辱命令。H第2段階で言い渡される。

日常への陵辱浸透
夜の追い込みだけでなく日常生活そのものに陵辱が浸透する撫子ルートの最終形態を象徴する命令。お嬢様育ちの撫子にとって最大の屈辱として機能する。
別名・自称
コウモリ野郎 こうもりやろう 別名・自称

杉本会長の自称。「その時の気分で180度態度が変わる」性質。鬼作の追い込みを察知しながら助言する二面性の象徴。

会長の二面性
鬼作の追い込みを薄々察知しながら、500行のヒント集で助けつつ「綾乃君、ああ見えても策士だから気をつけたほうがいいよ」と追い込まれエンドへの伏線を仕込む——どちら側にも与しない立場を「コウモリ」と自嘲する。鬼作が「コ、コウモリ野郎」と呼ぶと激怒する場面もある気まぐれな老人。
鮫島綾乃 さめじまあやの 別名・自称

柏木綾乃の旧姓・元AV女優時代の名。本名は鮫島祐理。鬼作にこの名を呼ばれた瞬間、綾乃は過去を知られていることを察し屈服する。

正体の鍵
会長秘書「柏木綾乃」になる前のアイデンティティ。鬼作がAV女優時代のビデオを入手しこの名を呼んだ瞬間、綾乃は「鮫島って呼ばないでよっ!!」と表情が変わる。「さようなら、鮫島様ぁ」という鬼作の決定的瞬間の呼びかけが屈服のトリガーとなる。
逆襲の伏線
表面上は屈服しても、内心では逆襲を計画。「ただし、ここが我慢どころよ。あとで必ず仕返ししてやるから」が独白。これが追い込まれエンドに繋がる。
ボク 別名・自称

鬼作の部屋に居着く謎の少女の自称。少女自身が「ボクのお家ってどこ?」と身元不明。「ボク、悪霊じゃないと思う」と自己申告するが正体不明のまま物語が進む。

少女エンドでの役割
隠しエンドで鬼作をあの世へ導く存在として暗示される。「ボクね、おじさんのそういうところが好き」と鬼作の鬼畜道をそのまま肯定する稀有な存在で、少女エンドでは「お、おじさんは鬼畜モンでしょ?……早くボクの手を握って!!」と命がけで救おうとする。
関連作品・メタ
鬼作マスター きさくますたー 関連作品・メタ

全エンディング・全CG回収時に付与される称号。「あなたは鬼作マスターの称号を得た」とナレーションされる。コンプリートエンドの呼称。

「鬼作の魂を救え」への接続
直後に「鬼作の魂を救え」と表示される。全エンディング・全CG回収という最高難度の達成が、この最終メッセージを解放する条件となっている。
鬼作の魂を救え きさくのたましいをすくえ 関連作品・メタ

全エンディング・全CG回収時(鬼作マスター称号取得時)に表示される最終メッセージ。少女エンドで溺死した鬼作の魂を救うことが求められる。

あいる・びー・ばっく I'll be back 関連作品・メタ

鬼作の各バッドエンド時の決め台詞。「鬼畜道と美学に磨きをかけて、いつか復讐してやるからよぉ……あいる・びー・ばっく」「肉壺を洗って待っていやがれ」と続く。映画『ターミネーター』のオマージュ的なお約束ネタ。

臭作 しゅうさく 関連作品・メタ

elf制作の前作(1998年)。伊頭家次男を主人公とする鬼畜系ADV。鬼作開始時点で次男(=臭作主人公)は死亡している。スクリプト内に「臭作」の名称・次男の固有名の記述はなし。

シリーズ構造
伊頭家三兄弟シリーズの第2作。長男が主人公の『遺作』(1996年)、次男が主人公の『臭作』(1998年)、三男・鬼作が主人公の本作『鬼作』(2001年)という構造。冒頭の墓参りシーンで鬼作が「兄貴と同じように女子寮へ侵入して」と発言しており、これが臭作の舞台設定と一致するため、次男=臭作主人公が確定する。