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キャラクター詳細 — やるドラシリーズ Vol.2 季節を抱きしめて

主人公

主人公 主人公
役割主人公(視点人物)。大学生で、タウン誌のアルバイト
経歴一年浪人し、叔父の勧めで地方都市の大学に入った
一人称ボク

一年浪人し、叔父の編集長に勧められて地方都市の大学に入った男子学生。叔父と二人で街の情報誌タウンボックスを作るアルバイトをしていて、遅刻が多いせいで叔父に携帯電話を持たされている。担当の星占いは、十二星座の名前以外に何も知らないまま気分で書いているが、欄の人気や少女の褒め言葉には素直に喜ぶ。

予備校仲間の国立トモコの明るさと編集の手伝いに助けられながら、二人の関係が恋人なのか友達なのかは曖昧にしたままでいる。高校時代の憧れの相手に似た少女を寒い夜に放っておけず、連絡先を残し、捜し回り、制服の学校を問い合わせる。泊まる場所を心配して、兄と思って頼ってほしいと自分の部屋に招く。人を助けたいという願いと、相手の魅力に惹かれる気持ちの両方を抱えていて、猫を一時の感情で保護しても責任は取れないと説きながら、自分が少女を助ける動機も問い直している。

主人公の行動の奥には、去年の春の後悔がある。高校の同級生の桜井麻由を呼び出しながら告白できず、別れたその帰り道に、麻由は交通事故で亡くなった。訃報を信じられなかった主人公は、告別式の遺影を見て初めて泣き、麻由の家族が引っ越すまで自分を責め続けた。何もできずに別れてしまった悔いが、記憶を失った少女を助けたい気持ちに重なっている。

少女との暮らしは主人公の心を温めるが、記憶が戻れば別れが来るかもしれないという恐れも生む。主人公は少女を病院に連れていくより、少女と一緒にいることを選ぶ。仕送りに頼る学生では少女の幸せを保証できないと警察への相談を考える場面もあれば、今の自分にできることをしようと考え直す場面もある。トモコを大切に思うなら同居を隠し通せないと、自分から打ち明ける展開もある。

雨の日、主人公は誌面を使って再会を仕組んだことを麻由に謝る。同情なのか、心配なのか、愛情なのか。その伝え方で麻由の受け止め方は変わる。結末はトモコを大切にする春、抱いても消えない未練、二人や三人で新しい記憶を作る暮らし、麻由とトモコの両方を失う別れ、何十年も続く追憶、お姉さんとの新しい愛まで大きく分かれる。

麻由が自分の正体を語る展開では、主人公は朝までに呪縛を解こうと走る。病院の患者を麻由の妹だと考えて家族を捜し、大学図書館で、椿の怨霊話が桜に重なったという真実を突き止める。その真実を樹に語りかけて妹を救い、約一年後には、この桜を思い出桜と呼ぶため真実を広めると約束し、研究の活動を始める。新米の桜の精が再び訪れる別の展開では、来年の春の再会を約束する。

象徴的な台詞
「これからでも構わないなら、君の記憶捜しを始めよう!」麻由の記憶捜しを引き受ける
「……ボクもこの桜が<悲恋桜>じゃなくて、<思い出桜>になるように真実を伝える努力をするよ……」呪縛が解けた約一年後、真実を広めると約束する
シリアス系
「もし、なにか困ったことがあったら電話していいから」携帯電話の番号を渡し、困ったら連絡するよう言う
「そしてその帰り道、麻由は交通事故に遭って……二度とあの笑顔を見る事はできなくなってしまった……
あの時、ボクが告白してもう少し麻由を引き止められたのなら、あんな事にはならなかったのに……」高校の麻由を失った日を振り返る語り
「この時、麻由の記憶喪失を治す事よりも、麻由と一緒にいる事を、ボクは選んだのだった……」病院へ連れていくより、一緒にいることを選んだ語り
恋愛場面
「それで……決していい加減な気持ちからじゃないよ!」トモコに、キスは本気だったと伝える

麻由

麻由 まゆ 桜の精
読みまゆ(少女が自分で決めた呼び名)
役割悲恋桜の下に倒れていた、記憶を失った少女
CV今井由香
外見制服姿。主人公は、高校の同級生の桜井麻由に似ていると感じる

大学の悲恋桜の下で倒れていた少女。倒れた理由も、どこから来たのかも、自分の誕生日も覚えていないが、主人公と出会ってからのことは覚えている。出会った4月15日を新しい誕生日に決め、「麻由」という呼び名も自分で選んだ。その名は、主人公が心の中で思い浮かべていた名と同じだった。

主人公を痴漢と思って蹴りつけるが、助けてくれたと分かると素直に謝る。覗きや制服への悪口には本気で怒り、猫を抱いて餌を買い与え、もうすぐ暖かくなると励ます。制服から身元を調べ、成果がなくても一歩前進だと主人公を励ますが、明るくしていないと滅入りそうだという本音もある。料理を始めると自然に手が動く。主人公を兄のように頼って部屋に泊まり、朝食も作る。

麻由は風の感覚を語り、悲恋桜の下では息苦しさを訴える。花見の男が桜を傷つけると激しく抗議し、その後は自分自身を怖がるようになる。自分が誰なのかを知りたい願いと、主人公といたい気持ちの間で揺れる麻由は、雨の日、主人公が星占いを使って再会を仕組んでいたことをトモコから聞かされ、雨の中へ飛び出していく。主人公の言葉を同情と受け取れば、好きだったのは勘違いだったと言い、互いの愛を伝え合えば、一緒にいたいと答える。記憶が戻らないまま、二人あるいは三人で新しい記憶を作る結末でも、桜が咲かない描写が添えられている。

麻由が語る正体は、展開によって二つある。一つは、記憶を取り戻した麻由が、自分は主人公の知る高校時代の桜井麻由だと明かす展開。事故で死んだ麻由は桜の精となり、愛した男の血で桜を咲かせるまで魂を縛られ、春だけ姿を現す身になった。そこへ事故で危険な状態にある妹の魂まで引き寄せられたため、妹を束縛から守り、現世に引き止めようとして魂を融合させ、その時に記憶を失ったのだという。呪縛が解けた約一年後、麻由は優しい春を伝える桜の精になったと語る。助かった妹には、麻由として過ごした間の記憶は残っていない。

もう一つは、桜の下に麻由が再び現れる展開。ここでの麻由は、春を告げる新米の桜の精で、桜に降りる時に足を滑らせて記憶を失ったと語る。主人公と出会ってからのことは覚えていて、トモコとの関係も気にしていた。人間の世界では暮らせず、ほかの土地へ春を告げに行かなければならない麻由は、来年、思い出桜の下で会おうと約束する。二つの説明は別の展開のもので、作中で一つの経歴にまとめられてはいない。

象徴的な台詞
「決めた!
<麻由>って呼んでください!」自分で呼び名を決める
「桜の樹をいじめちゃダメェーッ!」桜を傷つける花見の男に抗議する
「私はまだ新米の<桜の精>なんです」再び訪れた桜の下で正体を語る
日常の一コマ
「よぉし! あなたに出会ってからの事はよく覚えてるから、私の誕生日は今日!
つまり、4月15日!」出会った日を新しい誕生日にする
「……私、子供ですか?」大人の話だと言われて問い返す
シリアス系
「……私だって自信なんかないけど、でもなにもしないよりはした方がいいでしょう?
それに、私こんなんだから明るくしてないとなんだか……滅入りそうで……」記憶捜しを続ける意思と不安を語る
「……自分が怖いんです……」桜の一件のあと、自分自身を怖がる
「妹を……桜の樹を助けてあげて下さい……」正体を明かし、妹と桜の救出を頼む
恋愛場面
「……私……あなたを愛してる……だから、あなたとは一緒に居られないんです!」記憶を取り戻し、別れを告げる
「来年もこの<悲恋桜>の下で、いえ、この<思い出桜>の下でお会いしましょう」新米の桜の精が来年の再会を約束する

国立トモコ

国立トモコ くにたち トモコ 予備校仲間
読みくにたち トモコ
役割予備校のクラスメイトで、主人公と同じ大学に合格した
CV三石琴乃
外見身長168cm

予備校のクラスメイトで、主人公と同じ大学に合格した。春の空と桜を喜び、沈みがちな主人公を明るく励ます。往年の時代劇スター、中村銀之助や市川電蔵のブロマイドを持っている。主人公には赤い糸や親友以上の関係を望み、友達だと言われても、今のところは、と返す。

締切前には差し入れを持ってきて、原稿に追われる主人公の代わりに取材へ行き、食事の約束で編集部を助ける。日曜日にかまってもらえると、いつも誘っているのにと言いつつ少しうれしいと漏らす。記憶喪失なら家族も捜しているはずだと考え、病院か警察へ連れていくよう具体的に提案する現実家でもある。少女と親しくなる主人公には嫉妬し、言い過ぎた翌日には謝る。

予備校で孤立していた主人公を励まそうと、トモコは尻尾のキーホルダーを贈った。初めて男の子に贈ったその日を、トモコは大切にしている。主人公が使い続けていることを喜ぶが、飾りが付け替えられ、落ちていた鍵の持ち主に気づいたことから、主人公が隠していた同居が表に出る。

少女に向かって、自分も記憶喪失だったらよかったと責め、前日のキスの意味を主人公に問い詰める展開もある。謝られて別れることもあれば、キスは本気だったと聞いて、主人公を記憶捜しへ送り出すこともある。雨の悲恋桜で同居を打ち明けられると、自分が大切にされていると知り、主人公を独り占めしようとしてきた自分を省みて、麻由への気持ちを受け止める。

主人公の部屋で麻由と鉢合わせする展開では、合鍵を渡したことを責め、再会に星占いを使ったことを明かして、主人公を詐欺師と非難する。贈り物のキーホルダーにも怒りを向ける。麻由を追おうとする主人公を引き止める時には、嫌な態度だと分かっていても失うのが怖い、どうしようもないくらい好きなのだと打ち明ける。

結末では、想いを大切にされて関係が変わる展開、麻由に謝って記憶捜しに協力する展開、主人公を送り出して去っていく展開がある。麻由が姿を消した後は捜索を手伝い、主人公を励ます。桜の精との別れの後には、主人公と仲直りして授業へ向かう春と、友達に戻って麻由の正体に疑問を残す春がある。

象徴的な台詞
「もう……春なのにそんな辛気臭い顔してないの!」沈む主人公を明るく励ます
「早く行きなさいよ! あの子の記憶捜し、手伝うんでしょ!」キスが本気だったと聞き、主人公を送り出す
「私もあの子の記憶、一緒に捜してあげる……」言い過ぎを謝り、協力を申し出る
日常の一コマ
「うーん、サイコー! 空は青い、空気もうまい!」大学の空と空気を喜ぶ
「……キミの代わりに行くんだけどね
え、そうなの?
キミは原稿が忙しいから代わりに行ってくれって頼まれたのよ」主人公の代わりに取材へ行く(2行目は主人公)
恋愛場面
「ただ、いつも誘っているのに構ってくれないから……少しうれしいだけ」日曜日に構ってもらえた喜び
「でも、心のどこかでつながっていれば、いつかキミは私の所に帰ってくる……」主人公を送り出す前に
「君が……好きなのよ……もうどうしようもないくらい……」麻由を追う主人公を引き止める
シリアス系
「いいわね! あなたは。彼に構ってもらえて! 私も記憶喪失だったらよかったわ!」少女に向けた嫉妬の言葉
「そう思ったら、今までキミを独占しようと縛りつけていた自分が、なんだか嫌になってきたの」同居を打ち明けられ、自分を省みる
「元気……出してね……」麻由が姿を消した後、主人公を励ます

綺麗なお姉さん

綺麗なお姉さん 下宿の隣人
役割主人公の下宿の階下に住み、喫茶店「匹季」で働く女性
CV島津冴子
外見主人公いわく美人。あられもない姿で外へ出てくることもある

主人公の下宿の階下に住み、喫茶店匹季で働いている女性。勤め先のチラシを渡して主人公を店に誘い、主人公を「ぼく」と呼んでからかう。主人公が下宿に来てからずっと世話を焼いていて、麻由を泣かせてはいけないと忠告もする。大家は自分の伯母なので、同居が知られても何とかしてあげると請け合う。

熱を測ろうと顔を寄せたり、部屋に誘ったりするお姉さんを、主人公は誘惑かと身構えるが、一晩の仕事は模様替えの手伝いだった。店に来る大学の先生から聞いた話として、悲恋桜の資料が大学にあることを教え、主人公の調べ物に手掛かりを与える。

お姉さんは悲恋桜で知り合った男性と結婚の約束をしていた。待ち合わせの日、道路の反対側にいた彼が慌てて渡ろうとし、お姉さんが急いで駆け寄ったこと、彼から指輪を受け取ったことを主人公に話す。その話は彼の死と葬式へと続く。お姉さんは睡眠薬を飲んで後を追おうとしたが果たせず、夢に出てきた彼が、こっちへ来てはいけないと首を振ったのだという。

別の展開では、お姉さんは大学の先生から聞いたもう一つの伝承を語る。桜の好きな僧侶と病弱な女性の話で、娘の死後、桜が咲くたびに悲しむ僧侶を哀れんだ神が、娘を桜の精に生まれ変わらせ、花の季節だけ二人を一緒にさせたという。先生は、本来は怖い話ではないと見ていた。なぜ怖い伝承に変わったのかは聞いていないと言い、主人公に調べることを促す。

麻由を失い、濡れたまま帰ってきた主人公を慰め、一週間後に桜の下で再会する展開では、亡くなった婚約者の分まで明るく生き、前を見て歩きたいと語る。そして、主人公となら新しい道を歩けそうだと告げ、二人は新しい愛を得る。お姉さんにキスをした主人公の前に怖い男が現れる結末は、これとは別の展開である。

象徴的な台詞
「あなたもこんな可愛い子を泣かすような事しちゃダメよ」朝、麻由を泣かせるなと忠告する
「わかってるわよ。もしバレたって私の伯母さんだから、なんとかしてあげるわ」大家である伯母への口添えを請け合う
「……私、お店に来る大学の先生から聞いたんだけど、大学にその話に関する資料があるそうよ」大学に資料があることを教える
シリアス系
「私ね……昔、自殺しようと思った事あったの……」婚約者を亡くした後のことを打ち明ける
「夢の中で彼が出てきて、私に向かって首を振るの……こっち来ちゃいけないって……」睡眠薬を飲んだ時の夢を語る
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「彼の分まで、明るく生きなきゃいけないのにね……」婚約者の分まで生きたいと語る
「……あなたとなら新しい道を歩けそうな気がするの……」主人公と新しい道を歩むことを望む

桜井麻由

桜井麻由 さくらい まゆ 高校の同級生
読みさくらい まゆ
役割主人公の高校の同級生で、憧れの相手

主人公の高校の同級生で、憧れの相手。主人公は、悲恋桜の下で助けた少女の顔から彼女を思い出す。文化祭で作った煮物や肉じゃがが評判で、本人も料理を作るのは嫌いではないと話していた。両親が共働きで祖母に育てられたと主人公は聞いていて、本人もお婆ちゃんっ子だと語る。野良猫に餌をやり、桜の咲く季節を好んだ。優しい花を咲かせる桜に怖い話があることを嫌い、あまり信じたくないと話していた。

去年の春、主人公に呼び出された麻由は、告白されないまま別れ、その帰り道に交通事故で亡くなった。告別式では両親と妹が悲しみ、家族はのちに引っ越していった。高校時代、東京の大学へ進むことを語った麻由は、別れ際に、自分の妹が主人公を好いているらしいことを口にしかけていた。

記憶を失った少女が自分の正体を語る展開の一つでは、少女はこの桜井麻由だと明かす。死後に桜の精となった麻由は、桜に引き寄せられた妹の魂を守ろうとしていた。

日常の一コマ
「うん。ほら、私、お婆ちゃんっ子じゃない?
それにこういう料理、作るのキライじゃないし……」高校の文化祭の料理について
象徴的な台詞
「自分の名前に<桜>がつくからっていうわけじゃないけど、こんなに優しい花をつける桜の樹にそんな怖いお話があるのってイヤなの」高校時代、桜の怖い伝説を嫌う
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「私、妹いるんだけど……あの子がね……あなたの事……」東京への進学を語った別れ際に

麻美

麻美 麻由の妹
役割桜井麻由の妹。物語の後半に登場する
外見麻由に似ている

桜井麻由の妹。物語の後半、麻由が正体を語る展開で重要な役割を担う。

姉の死後、家族と海外へ移り住んだが、大学受験の下見で戻ってきた時に事故に遭い、意識不明の重体となっていた。病院で主人公が面会した、麻由に似た身元不明の患者である。主人公は麻由の話を信じてこの患者を妹だと考え、呪縛が解けた後、地の文は妹が命を取り留めたことをはっきり語る。姉の思い出と主人公のいる街に戻りたかったのだろうと、地の文は推し量る。

麻由が姉妹の魂の融合を語る展開では、桜に引き寄せられた麻美の魂を、姉の麻由が守ろうとしていた。救われた麻美に、融合していた間の記憶は残らない。約一年後、麻美は主人公と同じ大学に後輩として入り、遅れそうな主人公をのんきだと急かし、主人公が作った悲恋桜の研究を手伝って、新しい一歩を踏み出す。高校時代の麻美が主人公を好いていたというのは、姉の麻由から聞いた主人公の記憶である。

日常の一コマ
「先輩! 遅れちゃいますよ、集合時間!」救出の約一年後、後輩として主人公を急かす

編集長

編集長 主人公の叔父
役割タウンボックスの編集長。主人公の叔父で雇い主
CV有本欽隆

街の情報誌タウンボックスの編集長で、主人公の叔父。主人公に地方都市の大学の受験を勧め、アルバイトに雇った。締切の迫った星占いの原稿を急がせ、仕事中は叔父ではなく編集長と呼べと言う。遅刻の多い主人公に携帯電話を持たせる一方、自分は締切直前に早退する。主人公とトモコを恋人扱いし、トモコの編集の手伝いをありがたく受ける。

競馬の大穴で得た金の残りを入れた財布を落とし、主人公に電話で心当たりを尋ねる。ワニ皮に龍の刺繍と天使の飾りが付いたその財布を、本人は自分の芸術観だと言う。

麻由が私服を買ったお金の出どころを主人公が尋ねると、麻由は、出会いの日に知らない男性から財布をもらったと話す。回想に現れるその男性は編集長で、何かを条件に財布を渡そうとしたが、麻由はお礼を言ってすぐに立ち去ったという。主人公は飾りから叔父の財布だと気づき、返さなくていいと答える。編集長が何を求めようとしたのかは、最後まで言い切られない。

日常の一コマ
「おお、感心感心。だがバイト代は上げないからな!」主人公を褒めつつ、バイト代は上げない
「編集長と呼べ、編集長と!」叔父と呼ばれ、役職で呼べと返す

その他の登場人物

ユウコ・メグミ

CV:本井英美(ユウコ)/水沢潤(メグミ) トモコの友達

トモコの大学の友達の二人。主人公の代わりに取材へ行くトモコに同行し、のちには三人で大学の主人公の前に現れる。主人公をトモコの彼氏と呼び、三人分のコーラをねだる。

制服に詳しい友人

予備校時代の友人

全国の女子高生の制服を撮影している、主人公の予備校時代の友人。訪ねてきた二人に、初めて見る制服だと答え、新設校ではないかと推し量る。麻由に撮影とポーズをせがみ、麻由はあとでスカートを覗かれたと怒る。

ブルセラショップの店員

制服の問い合わせ先

制服の学校を尋ねに来た二人を買い取りの客と勘違いし、写真や下着を付けた値段を持ちかける。学校については見たことがないと答え、制服を野暮ったいと評して麻由を怒らせる。

喫茶四季のウェイトレス・店長

CV:川上とも子(ウェイトレス) 喫茶四季の店の人

ウェイトレスは喫茶四季の出会いフェアのセットを案内し、タイムサービス中にコーヒーだけを頼む注文を断る。店長は水だけで粘る客に注意する。

警官

CV:菅原淳一 高校巡りで出会う警官

女子校の周りの痴漢を話題にし、校門に残っていた主人公を交番へ連れていこうとする。逃げたり逆らったりしないよう釘を刺すが、麻由が兄の迎えだと言うと納得して去っていく。

花見のおやじ

悲恋桜の花見客

部長や社長への怒りを桜にぶつけ、悲恋桜を傷つける酔客。麻由の抗議を受けて、主人公にけがを負わせる展開と、自分が枝を抱えて倒れる展開がある。

教授

大学の授業の担当

授業中に居眠りした主人公に、罰として資料を返しに行かせる。主人公はその資料を運ぶ途中で倒れる。

看護婦

病院の看護婦

病院の看護婦たち。一人は4月15日に運ばれた事故の患者の意識が戻らないことを同僚に話す。もう一人は二度目に運ばれてきた主人公に驚き、麻由に似た身元不明の患者がいることを知らせ、のちの面会の相談にも応じる。

怖い男

お姉さんの前に現れる男

主人公がお姉さんにキスをした結末に現れ、自分の女に何をするのかと主人公を脅す。

大家

下宿の大家

主人公が住む下宿の大家。お姉さんの伯母で、お姉さんはそれを理由に、同居が知られても何とかすると主人公に請け合う。