キャラクター詳細 — 魔法少女アイ2
魔法少女アイ2の主要登場人物をネタバレ全含みで解説します。各キャラクターの真相・記憶・ルート別顛末を収録。
主人公
岡島 秋俊
おかじま あきとし
| 読み | おかじま あきとし |
|---|---|
| 役割 | 主人公・視点人物。戦士と「融合」できる稀有な人間 |
| 立場 | 御園町の予備校生(二浪)。元は那火根町の出身 |
| 外見 | 自称「冴えない浪人生」。首から革ひもで碧色の玉「籠球」を下げている |
二浪の予備校生で、御園町のオンボロアパートに一人暮らし。3年前、故郷の那火根町を「未曾有の大地震」が襲い、「友人を1人失った」とされる。以来「大切な何かを忘れている」という説明のつかない喪失感に苛まれ、無気力な浪人生活を送ってきた。皮肉屋で減らず口が多いが、根は世話焼きで情に厚い。最大の特異点は、魔法戦士と意識を「融合」できる稀有な人間であること。公園で触手の化け物「ゆらぎ」と戦う少女リンを目撃し、戦いに巻き込まれていく。
秋俊が抱える「大切な何か」とは、3年前の恋人アイそのものだった。16年前、「向こう側」の最強戦士メグら「ユリ組」10名が那火根の怪物討伐に来訪し9名が全滅、メグだけが封印の楔となって13年間怪物の腹中で凌辱を受け続けた。3年前、戦士アイと、彼女と融合できる秋俊が怪物を消滅させメグを解放した。これが那火根の「大地震」の真相である。
しかしアイは別れ際、秋俊の記憶をすべて消して去った。秋俊が首から下げ続けていた籠球は、その記憶の唯一の残滓だった。再会後に記憶を取り戻した秋俊はアイと想いを通わせ、融合体としてリン・アイと共にシン、瑠璃男、マユ、ゆらぎ群と戦う。
融合呪文は「翔輝」、解除は「解光」。アイと融合するとアイの魔力・治癒力が桁外れに増幅される。
各ヒロインルートでは、happyで相手の正体や過去を拒まず受け入れ、dark分岐では欲望や敵の支配に飲まれてヒロインを救えず、自身も堕ちる結末がある。真ED(あの日から続く現実)では、前期試験後にアイ・リン・紫・美景・メグと賑やかに暮らす朝の日常を迎える。
「バカだ。オレはどーしょーもないバカだ。こんなに自分を想ってくれるやつがそばにいたのに、ずっと忘れていた」
「夢が醒めても、現実の続きが始まり。そしてその大切な『何か』は、現実の続きの中にしかない」
ヒロイン
加賀野 愛(アイ)
かがの あい
| 読み | かがの あい |
|---|---|
| 役割 | タイトルロールのヒロイン。魔法戦士 |
| 立場 | 「向こう側」恒久維持局から送られた戦士。秋俊の融合の相手 |
| 外見 | 小柄で黒髪、控えめな胸の少女。寡黙・無表情 |
「魔法戦士」アイの本体。リンの魔力消失を受け、任務を引き継ぐべく「向こう側」から送られてきた。寡黙・無表情で落ち着いた性格だが、頬を赤らめる・肩を落とすなど内面が崩れる描写が豊富で、生真面目で素直な一面を持つ。食欲は驚異的で、ファミレスでリンと大食い対決を演じる。メグを「メグ姉様」と慕い、メグへの依存と、秋俊を巡る嫉妬の間で揺れる。
3年前、秋俊と共に那火根の怪物を消滅させメグを解放した張本人。「あの日」全部をおしまいにするため、秋俊の記憶を消して去った。消去直前には「秋俊・・・大好きだよ」と告げ、別れの独白で「私。忘れない。すごく、すごく、好きだった人がいたことを」と心に刻んでいる。
秋俊が首から下げ続けた籠球は、アイが残した形見であり融合の助けとなる物。記憶を失った秋俊の傍で「鬱陶しい女だと思われたくない」と想いを抑え込み、3年間を「拷問みたいだった」と述懐する。再会し記憶が戻った秋俊と相思相愛で結ばれる。
happyでは朝の交わりを経て、リン・紫・美景・メグらと暮らす真ED日常へ向かう。dark分岐ではマユに捕縛され、何日も調教されて性的玩具に堕とされる末路を辿る。
「つらかったよ、3年・・・長いよ・・・3年は・・・」
「・・・ありがとう、こんな身体を・・・好きになってくれて・・・」
ヒロイン
リン
りん
| 読み | りん |
|---|---|
| 役割 | ヒロイン。魔法戦士(ルーキー) |
| 立場 | 「向こう側」から来た戦士。秋俊宅に最初に転がり込む同居人 |
| 外見 | 小柄で身軽。赤い双剣を携える。変身の掛け声は「翼竜装纏」 |
気が強く口の悪い、大食らいの魔法戦士。クラス分けではアイより下位のルーキーで、今回の件が初の実戦。高慢で挑発的、減らず口が止まらず、アイに一方的に対抗心を燃やして大食い・じゃんけん・青汁などくだらない勝負を仕掛けては自滅する。「他人にナメられるのが嫌い」が信条。一方で人質にされた秋俊を見捨てられない情の厚さがある。戦闘時は「翼竜装纏」の掛け声で変身する。
物語冒頭、スーツ男(ゆらぎ)に人質(秋俊)を盾に取られ、強制的に口淫・挿入をさせられて処女を失う。注入された催淫薬入りの粘液により快楽中枢を侵され、その後に魔力を喪失する。この魔力消失がアイ招聘の引き金となった。
さらに後半、体内に薬を注入された結果、少女形のゆらぎ「マユ」を「出産」する。マユはリンを「ママ」と呼び、「ママの濃い血で蝶になり、お兄ちゃん(シン)と楽園へ行く」ために、回復したリンの濃い血を求めて襲ってくる。終盤の決戦ではアイ・秋俊(融合体)と共にマユ・ゆらぎ群と戦う。真EDでは秋俊宅に「ただいま」と帰ってくる賑やかな日常の一員となる。
「ふ、ふん・・・ちょうど、どっかで処女くらい捨てとこうと・・・思ってた、ところなのよ・・・ッ!」
「殺す・・・」「ぶっ殺す!!」(マユに対して)
ヒロイン
加賀野 メグ
かがの めぐ
| 読み | かがの めぐ |
|---|---|
| 役割 | ヒロイン。秋俊のアパートの新しい管理人 |
| 立場 | 元「ユリ組」最強戦士「鬼神/アンチェイン」。シンの元恋人 |
| 外見 | 秋俊が「女神が現れたと思うほどの美女」と評する。母性的な物腰 |
秋俊のアパートに越してきた管理人。底抜けに明るく面倒見がよく、秋俊たちに毎食差し入れる「いいお姉さん」。秋俊を昔の知り合いと重ね「秋俊ちゃん」と呼んでしまう癖がある。その正体は、「向こう側」で最強と謳われた「ユリ組」のトップ戦士「鬼神/アンチェイン」。シンの元恋人でもある。なお、秋俊の部屋に届いた荷物の宛名「加賀野愛」は、メグが調査のために使っていた偽名だったと後に明かされる。
16年前、那火根の怪物討伐に「ユリ組」10名で出撃、9名が全滅し、メグだけが封印の楔となって13年間怪物の腹中で凌辱を受け続けた。3年前、秋俊とアイに解放される。当時の信念は「大切なのは守ること・・・殺すことじゃないの」。現在は元恋人シンが「こちら側」で虚無思想と薬をばら撒くのを止めるべく、正体を隠して任務に就いている。
シンは彼女を「お前は奴隷だ」「俺がお前をそんな最低の肉奴隷に仕込んだ」と挑発し、過去の劣情を抉る。クライマックスでは捕らわれ、衆目に晒されてゆらぎに犯される。瑠璃男ルート(dark)では、年少の姿のゆらぎ・瑠璃男に「メス豚で奴隷」と認めるまで責められ、ついに「メグは貴方の奴隷になる事を誓うわ」と陥落し、性奴隷として完全に支配される。13年の凌辱史を再演する結末である。happyでは「いっそあのまま死ねたら良かったのに」と壊れかけた心を、秋俊が姉への愛で引き留めて救う。
「破局を人の力で避けて通って何が悪いの!? 死に抗うのが生だわ!!」
「歪でも何でも死にたくないと願う生命はいっぱいあるわ。私たちを巻き込まないで!」
ヒロイン
望月 紫
もちづき ゆかり
| 読み | もちづき ゆかり |
|---|---|
| 役割 | ヒロイン。秋俊と同じ予備校に通う女子高生 |
| 立場 | 一駅先のマンションに一人暮らし。元水泳部 |
| 外見 | 表情豊かで笑い上戸。照れると前髪を手の平で撫でつける癖がある |
秋俊を「岡チン」と呼んでよくかまってくる女子高生。両親は海外出張中で、家事全般をこなし家計簿までつける努力家。明るく前向きで世話焼きだが、本心では秋俊に惹かれており、美景の話題が出ると不安げになるなど乙女な一面を見せる。別れ際に「いい娘いるよー? って、それはあたしだけど」と冗談めかして誘うが、真意は秋俊への好意である。
紫宅避難ルートでは危機を共に越え、告白を経て受験生活へ向かう(happy)。一方、陵辱分岐では、秋俊に成りすました者を含む不良集団に「奴隷宣言」を強要され、処女を奪われ、妊娠・出産を強いられる素材にされるなど凄惨な被害を受ける。淫夢の中で人格を破壊され、嬌態を晒す描写がある。真EDでは秋俊たちと暮らす日常の一員となり、キスの現場を目撃して「うわーっ、岡チン、エローい!」と茶化す側に回る。
「だ、だからっ、それはっ、岡チンが・・・その・・・ずっと・・・」(言いかけて止める好意)
「あたしは・・・皆様の、ど・・・奴隷、です・・・」(陵辱分岐・強要される宣言)
ヒロイン
宮広 美景
みやひろ みかげ
| 読み | みやひろ みかげ |
|---|---|
| 役割 | ヒロイン。秋俊の高校時代の元クラスメイト |
| 立場 | 製薬・化粧品会社アルケーの契約社員(マーケティング部) |
| 外見 | 学生時代から群を抜く美貌。グラマラスな身体つきと評される |
秋俊の高校時代の元クラスメイトで、製薬・化粧品会社「アルケー」の契約社員。学生時代から群を抜く美貌で知られ、秋俊にも密かに想いを寄せていた。表向きは有能で清楚な才媛として描かれ、美容フォーラムで秋俊と再会する。射撃が異常に上手いなど、ただ者でない素振りを見せる。
正体は「ゆらぎ」であり、自ら「私、ゆらぎだよ。ほんとに知らなかったの?」と明かす。アルケー役員たちの性処理に供される境遇に置かれ、性的快楽に強く依存させられている。那火根時代の渾名は「公衆便所」。秋俊への純粋な恋心と、奴隷的境遇に堕ちた自分との落差が悲劇性を生む。
シンは美景を「星の仔」と呼び、世界を壊す「器」にする計画を立てている。happyでは秋俊が彼女のゆらぎという正体を拒まず、共に戦い生きる道を選ぶ。bad分岐では奴隷のまま、または完全にゆらぎへ堕ちる。真EDでは清楚な日常を取り戻し、「岡島くん! そういうの、私、不謹慎だと思う!」と健全な顔を見せる。
「私、ゆらぎだよ。ほんとに知らなかったの?」
「奴隷なの私。役員の人たちの性欲を処理してるの、毎晩」
その他の登場人物
本作の主敵。黒コートをまとった「錬金術師」。メグの元恋人で、かつて「向こう側」で大量殺戮を犯した張本人。「汝の為すべきを為せ。一切は赦されている」という虚無思想を撒き、人々を堕落させてゆらぎ化させていく。徹底した虚無主義者で、「世界は色褪せて、倦怠と虚無に満ちている。そこに意味などない」と語り、メグを精神的に追い詰める言葉責めに長ける。美景を「星の仔」「器」と見なし、世界を壊す計画の核に据える。マユには「お兄ちゃん」と呼ばれる。最終決戦は彼の根城「夜のぬかるみ」で展開される。
少年の姿をしたゆらぎ。製薬会社アルケーに突如役員として就任し、ゆらぎを量産する元凶。人間の意識を吸って「抜け殻」にし、「神様になる」ことを望む。言葉も思想もシンの受け売りを「オウム返し」する、おませで幼い加害者。メグの過去(13年の凌辱)に付け込み、「メス豚で奴隷だって事を心から認識するまで」執拗に責め、奴隷に堕とすdark分岐の張本人。鵜飼・美景を連れ去る場面にも関与する。
少女の姿をしたゆらぎ。リンが体内に注入された薬によって「出産」した存在。リンを「ママ」、シンを「お兄ちゃん」と呼ぶ。完全体「蝶」になってシンと「楽園」へ行くため、母=リンの濃い血を求める。無邪気な口調で残虐をふるい、母リンを「家畜はよく太らせてから食べる」として泳がせる。魔法三連撃を受けても無傷で、アイ・リン・秋俊(融合体)を圧倒する戦闘力を持つ。アイ dark分岐では、アイを何日も拘束・調教して性的玩具に仕立て上げる加害者となる。
アルケーの役員で、美景の遠縁の叔父にあたる。瑠璃男に対立する立場で、ゆらぎ量産に与しない良識側の人物。アルケー=ゆらぎ量産の真相を秋俊に明かす情報源的役割を担うが、終盤、瑠璃男によって美景と共に連れ去られる。
秋俊より1学年下の予備校生。秋俊を執拗に目の敵にし、模試の結果から私生活・趣味嗜好まであらゆる面で張り合おうとする。陰湿で粘着質、奇妙なしゃっくり(「・・・うひっ」)を漏らす。その正体はゆらぎであり、後半は融合体の秋俊・アイの前に立ちはだかる。
灰色の着ぐるみ姿で街頭に立ち、「理想を実現する薬」を人々にばら撒く存在。クロウリー由来の思想を自己陶酔的に語り、自らを「狼」「獣」と称して人間をゆらぎ化させる媒介となる。矢追商店街を拠点に薬を配る。リンとの戦いで思想を開陳し撃破される。真EDでは、アイが胸に抱くぬいぐるみとして平和的に再登場する皮肉な扱いを受ける。
序盤、路地裏で人間を捕食していたゆらぎ。秋俊を人質に取り、リンに強制口淫・挿入をさせて処女を奪い、催淫薬入りの粘液を注入してリンの魔力を喪失させる。さわやかな口調で残虐をふるう変態で、この一件がアイ招聘とリンのマユ「出産」へと連なる発端となる。リンの剣で触手を切断され、一度は撤退する。