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キャラクター詳細 — 最後に奏でる狂想曲

最後に奏でる狂想曲の主要登場人物をネタバレ全含みで解説します。各キャラクターの真相・セリフ集・ルート別顛末を収録。

主人公 神条 真人 かみじょう まこと

読みかみじょう まこと
役割主人公。聖フォード女学院の新理事長(学院二年生兼任)
CV非公開
外見細身。「あの歳で理事長」と驚かれる若々しい容貌。同世代の女子生徒からも人気

祖父(先代理事長)の死去により聖フォード女学院の理事長に就任して三週間。従妹の七瀬と二人暮らしをしながら、一年前に死んだ妹・雛子の事件の真相を追っている。日中は生徒たちに気さくに接する穏やかな新任理事長の顔を持ち、夜は協力者の和名とともに学院の女性たちを地下室へ連れ込む二重生活を送る。記憶の混濁と絶えない頭痛に苦しみながら、「あの旋律」が何を意味するのかを必死に思い出そうとし続けている。

一年前の剣道大会、真人は新薬の被験者として薬を服用していた。会場で職員が薬を取り違えるミスが起き、さらに偶然沙緒里からドリンクを渡された真人は二種類の薬を同時に飲む羽目になった。薬の相互作用で理性を失った真人は、その場で実妹・雛子を自らの手で殺害した。事後、真人はその記憶を完全に抑圧した。七瀬は犯行を目撃し、強盗の偽装工作をして兄を庇い、立川製薬が事件を揉み消した。

真人は自分が犯人だとは夢にも思わず「雛子を殺した奴を探す」として復讐劇を続ける。終盤、七瀬の部屋で三枚目の楽譜を演奏したことで封じられていた記憶が一気に戻り、真相を知る。「雛子を殺した犯人……僕だったんだ」と全てを思い出した瞬間、真人は意識を保てなくなる。

各ヒロインルートでは真相に気付かないまま、対象キャラを「壊れた人形」として地下室に飼い続ける結末を迎える。

尋問モード

  • 「人間じゃない? おおいに結構だ。僕は雛子を失ったときから、自分が人間だなどとは思っていない。鬼だろうが悪魔だろうが、何にだってなってやる」
  • 「雛子を殺した奴を見つけ出し、この手で復讐できるなら、僕は誰だろうと! どんな事でもできる!」
  • 「痛いのか!? おらっ! 痛いのかよ! お前らが雛子にやった事を思い出せっ! 雛子の分まで痛みに狂いやがれっ!!」

真相・感情的な場面

  • 「雛子を殺した犯人……僕だったんだ」全てを思い出した瞬間
  • 「僕は……地獄へ行けばいいのかな? そしたら、罪は消えるのかな? 雛子は許してくれるのかな?」
  • 「僕の存在していい理由なんて……きっとどこにもありはしない」

日常・理事長モード

  • 「まだ皆さんと同じ学生の身で、僕も一緒に混じって勉強しながらやっていくことになります」就任挨拶
  • 「話す時は普通に話してくれていいから。クラスメイトなんだしね」

ルート別の顛末

  • 真相ED ― 全てを思い出して精神崩壊。薙姉さんに看取られ、和名は罪を被って警察へ自首
  • 沙緒里ED「ロリーポップは笑えない」 ― 真相に気付かず沙緒里を完全に壊す
  • 双子姉妹ED「マラールタマタマフェーランパ」 ― 華奈恵と桂を共に妊娠させて壊す
  • 優子ED「ガッツだぜ!?」 ― 空手家の肉体を鉄板付きブーツで破壊する
  • 全称号達成で「ザ・ワイルド」の称号が付与される

ヒロイン 北之宮 七瀬 きたのみや ななせ

北之宮 七瀬
読みきたのみや ななせ
役割ヒロイン。真人の従妹・同居人(学院一年生)
CV非公開
外見細身、白い肌。真人を「お兄ちゃん」と呼ぶ

真人の従妹で、祖父の家で二人暮らしをしている同居人。料理研究部所属で世話焼き、物静かで控えめな一年生。真人が遠泳大会で七瀬を救助した際、人工呼吸を「キス」と意識して顔を赤らめたり、新聞部の沙緒里に「真人君の愛しい人」と書き立てられたりと、兄への特別な感情をにじませる。地下室で何が起きているかは表向き気づいていない様子を見せている。

七瀬は一年前の雛子殺害の現場を目撃した唯一の証人。真人が凶暴化して雛子を殺した後、七瀬は強盗の仕業に見せかける偽装工作を施し、兄を庇い続けた。「事実を知った七瀬ちゃんはお前を守るために、強盗の仕業に見せようと現場を細工したんだ」(和名の言)。偽装は稚拙だったが立川製薬の揉み消しで事なきを得た。

三人(真人・七瀬・雛子)で作った楽譜と写真を処分できなかったのは、「三人の思い出を手放せなかった」から。楽譜は最終的に真人の記憶を解放するトリガーとなる。

真相EDでは記憶を取り戻して倒れる真人の傍に寄り添う唯一の家族として残る。七瀬尋問ルートでは真人によって妊娠させられ、犬のように飼われる結末を迎える。

真相に関する台詞

  • 「お兄ちゃんと私と……雛子ちゃんの三人で作った曲だよ……」楽譜の意味を明かして
  • 「隠していたのはお兄ちゃんが嫌な思いをするから……」
  • 「ううん、いいの。それより、お兄ちゃんがまた悲しむなら、この写真処分するから」

献身を示す台詞

  • 「うん……いるよ。お兄ちゃんがいらないって言うまで……」
  • 「お兄ちゃんは何も考えないでゆっくり休んで……」
  • 「お兄ちゃんは私を助けてくれたんだよ。嫌うはずないじゃない」

日常系

  • 「私キスなんてした事ないから……それでなんだか恥ずかしくて、お兄ちゃんの顔をまともに見れなかっただけなの」人工呼吸後、ぽつりと

ヒロイン 守山 華奈恵 もりやま かなえ

守山 華奈恵
読みもりやま かなえ
役割ヒロイン。双子の姉・学院運営委員会副会長・陸上部(学院二年生)
CV非公開
外見陸上で鍛えた健康的な肉体。双子妹の桂と「双子なんだから同じ」と並べて評される

真人のクラスメイトで隣席。明るく社交的で面倒見が良い文武両道の生徒。真人の理事長就任後に最初に声をかけてくれた同級生で、学院の案内役も務めた。陸上では遠泳大会で東優子と一騎打ちを演じるほどの実力者。「『完璧』の『璧』を『壁』って書いちゃった」などの可愛らしい抜けもある。父・守山教頭に「学院生の個人情報整理」を頼まれていたが、何の用途かは知らなかった。

妹の桂が行方不明になった翌日、真人に「桂が……昨日から帰ってこないの。何か妙な事に巻き込まれてるんじゃないかって、心配で心配で……」と相談したところを、陸上部更衣室で真人に襲撃される。「桂に会いたいか……?」の一言で真人の正体を察する。

尋問過程で、父が学院生の個人情報を製薬会社に売り渡すために娘を使っていた事実を吐かされる。「わたしが……パパに頼まれて整理していたのは学院生の個人じょうほう……です」。父の犯罪に無自覚に加担していた被害者でもある。

双子姉妹EDでは桂と共に「ご主人様」と化し、二人とも妊娠させられる結末を迎える。

事件前夜・尋問前

  • 「桂が……昨日から帰ってこないの。……何か妙な事に巻き込まれてるんじゃないかって」
  • 「真人君には絶対に負けないように、今回のテストはかーなり気合入れたのに~!」遠泳大会前日

完全堕ち後

  • 「あひ……あひっ……ご主人様ぁ……。もっと……もっといじめてくださいぃ……。痛めつけてくださいぃぃ……♪」精神崩壊後

日常系

  • 「うふふふふ……いいですよ、それで。友達もそう呼んでいますから」ちゃん付けを受け入れて
  • 「『完璧』の『璧』を『壁』って書いちゃったのよね……」テスト返却後

ヒロイン 守山 桂 もりやま けい

守山 桂
読みもりやま けい
役割ヒロイン。双子の妹・学年成績一位の秀才(学院二年生)
CV非公開
外見眼鏡。「氷のような視線」。姉の華奈恵とは同型の体型

華奈恵の双子妹で、真人とは学年成績一位同点のライバル。図書館で真人と初対面した際に着替えを覗かれてビンタ、以降は「氷の視線」を向け続けている。辛辣で冷徹だが「陰口は絶対しない」と姉が保証する芯の通った性格。真人への嫌悪感から「理事長にはなるべく近づかないようにしなさい」と姉に釘を刺すほど保護的。華奈恵より先に拉致される。

姉より先に拉致されて初めての陵辱を受けた後、姉妹同時の尋問が行われる。製薬会社の薬についての話題が出た際、「ふつうに……つかう……薬じゃない……。ドーピングが目的の、きけんな……」と、精神的に追い詰められながらも薬の正体を推理してみせる秀才ぶりを最後まで残す。

完全堕ち後は「ご主人様……痛みを……もっと痛みをぉ……♪」と、明らかに姉の華奈恵以上のM性を見せる。双子姉妹EDでは華奈恵と共に妊娠・精神崩壊。

日常・冷遇モード

  • 「もっと……真面目に理事長という役をこなすことをお勧めしますけど」
  • 「私はそこいらの尻の青い小娘みたいに、たかが着替えを覗かれたぐらいでぴーぴー騒いだりするつもりはありません」
  • 「目を覚ました方がいいわね。……理事長にはなるべく近づかないようにしなさい。わかったわね、華奈恵」

尋問中・秀才の残滓

  • 「ふつうに……つかう……薬じゃない……。ドーピングが目的の、きけんな……」薬の用途を正確に推理しながら

完全堕ち後

  • 「真人様……もっとぉ……乳首が……疼いて……」

ヒロイン 東 優子 あずま ゆうこ

東 優子
読みあずま ゆうこ
役割ヒロイン。空手部主将・三年生
CV非公開
外見空手で鍛えた肉体。男勝りの姉御肌。後輩たちに慕われる

三年生の空手部主将で、食堂で真人と初遭遇した瞬間に「あんたは今からあたしの舎弟だよ」と一方的に宣言した体育会系の姉御。真人を一目見て「どっかで会った事ない?」と感じ取る勘のよさを持つ。遠泳大会で二連覇を果たし「学院生活最後の大会では絶対優勝する」と次の大会に意気込んでいた矢先、大会前なのに行方不明になる——真人の最初の拉致対象として連れ込まれたのだった。

真人が最初に手をかけた相手。きっかけは「優子が雛子のソーイングセットを持っていた」という事実だった。雛子が生前に一方的に憧れていた先輩であり、贈り物を受け取っただけの相手だが、真人はそれを証拠と誤認して拉致する。

「ほんとに知らない! 名前だって真人に聞くまで知らなかったんだっ!」と必死に訴えるが、真人は聞く耳を持たない。「彼女は全くの無関係だ。本当に雛子ちゃんが憧れていた……ただそれだけの相手だったんだ」(和名の言)と、物語後半で完全な無実が明らかになる。

優子ED「ガッツだぜ!?」では「死にかけの魚のように惨めに転がる」状態に至る。

姉御肌・日常

  • 「あんたは今からあたしの舎弟だよ。いいね!」
  • 「舎弟が姉貴分の荷物を持つのはあたりまえだろ?」
  • 「よっしゃ―――☆ 二連覇!!」遠泳大会優勝直後
  • 「理事長……さ、どっかで会った事ない?」雛子の記憶が引き起こす直感

尋問中・無実の訴え

  • 「ほんとに知らない! 名前だって真人に聞くまで知らなかったんだっ!」
  • 「真人! いったい何のまねだい! こんな格好させてっ!」

完全堕ち後

  • 「もっと……痛みをくださいぃ……真人様ぁ……」

ヒロイン 有栖川 沙緒里 ありすがわ さおり

有栖川 沙緒里
読みありすがわ さおり
役割ヒロイン。転入生・新聞部(学院二年生)
CV非公開
外見黒髪を後ろで束ねた個性的な髪型。元気そうな印象

真人の理事長就任と同日に転入してきた新入生で同クラス。「前の町でちょっと失恋したので引っ越してきました☆」と転入初日から全員の笑いを取る無邪気なお調子者。新聞部として真人と七瀬の写真を撮ったり、七瀬のサプライズパーティを企画したりとコミュ力の高い人物。真人を「まっこっとくーん☆」と気さくに呼ぶ。

一年前の剣道大会で、沙緒里は何も知らずに真人にスポーツドリンクを渡した。その偶然の行為が、すでに被験者用の薬を飲んでいた真人に二種類の薬を同時服用させることになり、雛子殺害の直接的な引き金となった。「彼女が自分でも知らないうちに、薬を入れ替えてしまった……その結果お前は自分と雛子ちゃん……異なった二つの薬を飲んでしまった」(和名)。

真人は真相を知る前に沙緒里を拉致しており、沙緒里は自分がなぜ狙われたかを最後まで知らない。真相ED後、和名がどう処理したかは描かれない。沙緒里ED「ロリーポップは笑えない」では「壊れた玩具のように呟く」状態に至る。

無邪気な日常

  • 「そこの君! ここは女学院だよ? どっから入りこんだの?」真人を不審者と誤認
  • 「うっそだぁ☆ いくらなんでも若すぎるよ」真人が理事長と知って
  • 「そんなわけで、先ほど早速理事長に唾つけときましたぁ☆」転入初日の締めくくり
  • 「私、新聞部部員足るもの、いついかなる時もカメラは持っていないとね」

尋問中

  • 「ひどいぃっ!! ひどいよぉっ!! ひどすぎるぅっ!! 人間じゃないよ!」

ヒロイン 桜川 美織 さくらがわ みおり

桜川 美織
読みさくらがわ みおり
役割ヒロイン。聖フォード女学院の女性警備員
CV非公開
外見真人より年上。「子供っぽい柔らかな笑顔」。警備服姿が標準

元自衛隊出身、剣道経験者という経歴を持つ女性警備員。鍵を四回も失くす天然な面もあり、「お願い、真人君! 教頭には内緒にして! これで四回目なの!」と懇願する人懐っこさが印象的。「真人クン☆」と気さくに話しかけてくる。最初に真人に陥落させられた被害者であり、以降は真人の家に同居して地下室での調教を手伝う共犯者となる。

中庭で真人に襲われた際、真人は「桜川さんには何の恨みも無いし、落ち度も無い。でもね……僕の目的のためには、お前を手駒にしておく必要があるんだよ」と冷淡に告げた。二週間ほど「お母さんの病気」を装って休職し、その間に真人の屋敷で調教を受ける。職場復帰後は「異常なし」と報告し続けることで真人を守り、地下室の運営を手伝う。

全ルートを通じて地下室の運営役として機能する。「真人クン☆」という呼び方が「ご主人様」「真人様」へと変わっていく過程が、堕ちた前後を象徴している。

堕ちる前

  • 「お願い、真人君! 教頭には内緒にして! これで四回目なの! このとおり!」鍵紛失の件で
  • 「な……何言ってるのよ真人君……。何言ってるのかわかんないよ! もうやめてよ、こんな事!」中庭で襲撃された時
  • 「あ……あたしも……奴隷になりますっ!」降伏の瞬間

堕ちた後

  • 「うふふふふ……かわいいお尻……」他のヒロインに手を下す時
  • 「ああ……ご主人様……美織は……幸せです……」妊娠状態で陶酔しながら

ヒロイン 渡辺 養子 わたなべ ようこ

渡辺 養子
読みわたなべ ようこ
役割ヒロイン。学院学年主任・理事長補佐
CV非公開
外見「大きな胸」「綺麗だ」と真人に評される。折り目正しい礼儀作法

先代理事長(真人の祖父)の元秘書でもあった学院の学年主任。真人にとっての「実に頼もしく感じる」補佐役。真面目で職務に忠実で、守山教頭の不審な動きに対し「警察に届けるべきではないでしょうか?」と正論を述べる良識派。「理事長がどのようなお考えを持っているか分かりませんが、私は理事長を信じます」と真人への信頼を示す。

真相に近づいたことで理事長室で真人に襲われる。尋問中、一貫して真人を「理事長」と呼び続ける姿が、彼女の律義な性格を最後まで物語る。処女だったことが判明し、真人を意外がらせた。

完全堕ち後は「ほら……おいで、養子。メシの時間だ」と犬のように扱われ、ドッグフードを与えられる末路を迎える。全ルートで同様の結末が待っている。

補佐役の良識

  • 「警察に届けるべきではないでしょうか?」守山教頭の怪しい行動に対して
  • 「理事長がどのようなお考えを持っているか分かりませんが、私は理事長を信じます」

尋問中

  • 「り……理事長……。も……もう……こんな事は……やめてください……」
  • 「ぬ……抜いてください、理事長……」最後まで「理事長」と呼び続けながら

完全堕ち後

  • 「真人様ぁ……おしり……おしりぃ……」

その他の登場人物

立川 和名たちかわ かずな

真人の親友で共犯者。立川製薬の社長の息子。寡黙で冷静、「俺はお前を裏切らない」「例え何があろうと、俺はお前の味方だ」という絶対的な忠誠を誓う。しかし実際には父(立川製薬社長)が真人と雛子に新薬を飲ませた元凶の家系。母が病弱で父の命令を断れなかったため、一年間真人に真実を隠し続けてきた。母の死後ようやく父に反抗し、守山教頭を「始末」した(自身の言による)。真相EDでは「悪いのはすべて自分だから」と警察へ自首する。

守山 正通(教頭)もりやま まさみち

学院教頭。華奈恵・桂の父。表向きは礼儀正しい古参教員だが、立川製薬と裏取引していた黒幕の一人。学院生の個人データを娘・華奈恵に整理させ、ドーピング新薬の被験者選定に流用。真人・雛子の情報を製薬会社に売り渡し、借金を仕組んで二人を被験者に追い込んだ当事者でもある。娘が行方不明になっても「反抗的だったから家出だ」と警察に届けない冷淡さを見せた。終盤、和名によって「始末」される。

神条 薙かみじょう なぎ

真人の姉的存在。海外から帰国した女性で「薙姉さん」と呼ばれる。「印象的な強い光を放つ黒い瞳」「ひんやりとした手」。和名から連絡を受けて病院に駆けつけ、記憶を取り戻して精神崩壊した真人を看取る。「あなたは何も考えなくてもいいわ。あなたが今しなければならないことは、ゆっくりと休むことよ」と全てを受け止める母性を見せる。真相EDのみ登場。

神条 雛子かみじょう ひなこ

真人の実妹。一年前に死亡。全ての出来事の動機となる故人。真人・七瀬と三人で楽譜を作った思い出を持ち、東優子に一方的に憧れて裁縫セットを贈っていた。父の借金返済のため、兄に黙って立川製薬の新薬被験者になった。剣道大会の日、薬を取り違えられた真人によって殺害される。スクリプト中の直接描写は極めて少なく、真人の悪夢の中に現れる「暗闇の中を走る姿」と、真相EDでの幻覚として一瞬だけ現れる「帰ろう? お兄ちゃん」の一言のみ。

神条 孝介 / カスミ(NKP-D3)

プロローグのみ登場する二人組。孝介は両親不在の家で目覚めた幼い少年で、設定上は真人の幼少期と推定されるが本編では明示されない。父の研究室にある壁埋め込みテレビ型のAI「NKP-D3」に「カスミ」という名前を与え、「説教癖が付いちまってる」と成長後に評するほど親しんだ。カスミは孝介の親友の名前を引き継いだAI。二人ともプロローグ専用で本編には登場しない。