Canvas 〜セピア色のモチーフ〜
| タイトル | Canvas 〜セピア色のモチーフ〜(キャンバス せぴあいろのモチーフ) |
|---|---|
| ブランド | カクテル・ソフト(F&C) |
| 発売日 | 2000年11月24日 |
| プラットフォーム | PC Windows / Dreamcast / PlayStation 2 |
| レーティング | 18禁(PC版)/全年齢(DC版・PS2版) |
| ジャンル | 学園ラブコメADV |
| シナリオ | 雨城弘明、トノイケダイスケ、宮村優 |
| 原画 | ☆画野朗、魚、ぽん酢 ほか |
| 音楽 | DOORS MUSIC ENTERTAINMENT |
| ボイス | ヒロイン側フルボイス(主人公なし) |
| ルート数 | 5ルート(天音・悠・恋・柚子・百合奈) |
関連商品
ゲーム本体
書籍・ノベライズ
音楽・CD
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あらすじ
舞台は神社の多い地方都市の高校。Canvas(キャンバス)の主人公・麻生大輔は、かつて絵で結果を残しながら、ある出来事をきっかけに筆を折ってしまった美術特待生だ。毎朝、寝坊癖の抜けない隣家の幼馴染・橘天音を起こしに行くのが日課で、あんパン半分こと他愛のない会話、ウサギの世話といった穏やかな日常が続いている。秋の紅葉と祭礼の気配が、町にゆっくりと降りはじめていた。
ある日の夕暮れ、街角で大量の荷物を抱えた女性とぶつかる。それは10年前に引っ越していった「お姉ちゃん」――篠宮悠だった。彼女は教育実習生として、大輔の学園に着任する。さらに同じ週、父親の再婚で義理の妹となった一年生アイドル・桜塚恋が突然現れ、小学校時代の友人・七城柚子と校庭で再会し、屋上では「呪われている」と語る不思議な先輩・君影百合奈が大輔を呼び止める。
寝坊と恋とアイスと、ささやかな日常の積み重ねの裏で、大輔は自分が絵筆を置いた本当の理由と向き合うことを迫られていく。少女たちが抱える「届かない夢」「果たせなかった約束」「祈りと諦め」に触れながら、大輔はもう一度キャンバスの前に立つことができるのか。副題が示す「セピア色のモチーフ」――思い出の物語が、静かに動き出す。
⚠ ネタバレあり ネタバレあらすじ・各ルートの結末を読む →キャラクター
撫子学園2年の美術特待生。かつて絵で結果を残しながら今は筆が止まったままの美術部幽霊部員。ぶっきらぼうだが困っている人を放っておけない。毎朝、隣家の天音を起こしに行くのが日課。
大輔の隣家に住む同級生の幼馴染。寝坊魔で泣き虫、あんパンが大好物。動物好きで獣医志望、ネーミングセンスは少し独特。大輔をいつも「8ちゃん」と呼ぶ。
10年ぶりに大輔の前に現れた、年上の「お姉ちゃん」。教育実習生として学園に着任する。穏やかで世話好き、料理上手。学園では「篠宮先生」、私的には昔のままの距離感を残す。
父の再婚で義妹となった1年生。学年のアイドル的存在で、強気な口調のツンデレ。アイス屋でバイト中。「お兄ちゃんなんて呼ばない」と言いつつ、内心は素直さを隠している。
小学校時代の友人で、入学と同時に再会した1年生。陸上部のハイジャンプ選手で、小柄ながらひたむきな努力家。一人称は「ボク」。大輔を「8くん」と呼んで慕う。
3年B組の先輩。物静かで丁寧語、花言葉に詳しい不思議系。「自分は呪われている」と語り、放課後の教室で大輔に「私を描いてくれませんか」と切り出す。儚げな雰囲気をまとう。
用語集
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⚠ ネタバレあり 全用語集はネタバレゾーンへ →レビュー
FAQ
各ルートの結末・キャラクターの真相に関する設問はネタバレゾーンのFAQに分離しています。
Canvas(キャンバス)とはどんなゲーム?
2000年にカクテル・ソフト(F&C)から発売された学園ラブコメADVです。絵が描けなくなった美術特待生・麻生大輔が、幼馴染の天音や教育実習生の悠ら少女たちとの日々を通じて、もう一度キャンバスの前に立つまでを描きます。副題「セピア色のモチーフ」が示す通り、各ヒロインの過去の約束や思い出を軸にした、しっとりとした作風が特徴です。
正式表記・読み方は?
正式表記は「Canvas 〜セピア色のモチーフ〜」で、読みは「キャンバス せぴあいろのモチーフ」です。ノベライズ等では「キャンバス-セピア色のモチーフ-」と日本語表記される場合もあります。
いつ・どこのブランドの作品?
PC版は2000年11月24日にカクテル・ソフト(F&C/ファーイースト)から発売されました。F&Cはカクテル・ソフトを擁するメーカーで、後年のCanvasシリーズもこの系譜で展開されています。
攻略できるヒロインは何人?
PC版で個別ルートを持つメインヒロインは5名(橘天音・篠宮悠・桜塚恋・七城柚子・君影百合奈)です。このほか神社の娘・御薗瑠璃子や、恋の親友・鷺ノ宮藍といった周辺人物が物語に絡みます。
主人公はどんな人物?
麻生大輔は撫子学園2年の美術特待生です。かつて絵で結果を残しながら、ある出来事をきっかけに筆が止まってしまった美術部の幽霊部員。ぶっきらぼうで皮肉屋ですが、困っている人を放っておけない一面を持ちます。物語の通奏低音は「なぜ大輔が絵を描けなくなったのか」です。
最初に攻略するのは誰?
多くの攻略では、幼馴染である橘天音ルートがいわば本筋・最初の入口として扱われます。天音は副題の「思い出」を体現するメインヒロインで、OVA化でも中心に据えられました。
篠宮悠ルートの解放条件は?
篠宮悠ルートは、橘天音ルートのエンドをクリアした後に開放される順序制約があります。最初から悠を選べるわけではない点に注意してください。
クリア時間の目安は?
1ルートあたりの所要時間は標準的なボリュームで、攻略難易度は低めです。選択肢が分かりやすく、ストレスなくストーリーに集中できると評されています。全ヒロインのコンプリートを目指す場合は相応の周回が必要です。
コンシューマ版(DC・PS2)との違いは?
Dreamcast版(2001年)・PlayStation 2版(2003年)はいずれも全年齢向けに移植されています。コンシューマ版では後輩ヒロイン・美咲彩(みさき あや)が新規追加されており、PC版とは攻略対象の構成が一部異なります。
続編はある?
本作を起点に「Canvas2 〜茜色のパレット〜」(2004年)、「Canvas3 〜白銀のポートレート〜」(2009年)、「アクロウム・エチュード Canvas4」(2011年)とシリーズが続いています。Canvas2以降では大輔が伝説的なOB・有名画家として言及されるなど、世界観の連続性も示唆されます。