ネタバレゾーン — 不確定世界の探偵紳士
このゾーンにはネタバレが含まれます。
夫捜しを頼んできた依頼人の正体、ゴースト殺人事件の真相と麻衣子の兄の関わり、海御寺邸で出会った涼子の謎、情報屋エマーヤの正体と元妻あやめとの決闘、ミントの最期と本編エンディングの演出、1週間後の後日談、そしてPS2版で加わった事件007の犯人まで、すべて記述しています。記述はPS2版『不確定世界の探偵紳士 〜悪行双麻の事件ファイル〜』(2009年)の内容に基づきます。未プレイの方はまず作品トップページをご覧ください。
不確定世界の探偵紳士の本編の結末は?双麻は生きている?
御剣邸の地下でミントが双麻をかばって機能を止め、それを引き金にアウトフィットの全情報がインターポールへ送られます。撃たれた双麻は公安第4課に襲われたあと事務所にたどり着き、タバコを吸って眠ります。本編の文章はそこで途切れますが、エンディング映像の最後で、双麻の目線と思われる画面のミントが見おろしながら「おかえりなさいませ。悪行サマ。」と迎え、生還を強くにおわせます。生き延びたことがはっきり書かれるのは、PS2版で加わった事件007の冒頭です。
不確定世界の探偵紳士のミントはどうなる?
ミントは御剣邸の地下の研究室へ連れ戻され、記憶を抜き取られて解体される寸前でした。「私の心は、悪行さまとともに育まれた」と言ってガラスケースを割り、撃たれた双麻をかばいます。ケースを出れば電源が落ちると知ったうえでの行動で、双麻に愛を告げ、手を握られたまま停止します。1週間後には双麻とともに姿を消しており、事件007の時点では双麻と海外で暮らしていることが語られます。
不確定世界の探偵紳士のエマーヤの正体は?
双麻の元妻・神あやめです。決闘のあと、本人が「AYAME‥‥逆さに読んでみてね。」と明かします。治療法のない病で余命1年と宣告されていた彼女は、アウトフィットが双麻の抹殺を計画していると知って自ら組織に入り、エマーヤの名で双麻に情報を流していました。
不確定世界の探偵紳士のあやめは死んだの?
決闘で双麻の弾を胸に受け、その場では息が止まったと書かれます。あやめの銃には弾が入っていませんでした。しかし本編の最後には、医者の「奇跡だ‥‥。」に続いてあやめの声が入り、1週間後の報告では生きて取り調べを受けています。アイドラーの機密ファイルでは、その後「ある日、忽然と姿を消す」とされます。どうやって持ち直したかは描かれません。
不確定世界の探偵紳士の依頼人「御沙月真裕美」の正体は?
御剣修一の共同開発者で、アウトフィット側の科学者ガルシアです。本物の御剣真裕美は御剣邸で胸を撃たれて死んでおり、ガルシアは彼女になりすまして、双麻に御剣を捜させていました。正体を暴かれると「Gと呼んで頂戴」と名乗って去り、のちにミレニアムホテルで狙撃されて死にます。
不確定世界の探偵紳士のゴーストの正体は?
鎖でつながれて連行される女性たちの姿です。アウトフィットが女性を国外へ運び出しており、それを見た学生が殺されていました。麻衣子の兄・綾木哲夫は、使い込みの穴埋めにその移送を手引きしており、公安第4課の隠弐丸に斬られていました。
不確定世界の探偵紳士の涼子は何者?
作中では明かされません。事件のあと、海御寺邸は1か月前に取り壊されていたと分かり、迎えに来たミントは涼子を見ていません。海御寺の一人娘の名も涼子ですが、十代の少女で、双麻の知る涼子は成熟した大人の女でした。本編の最後、涼子は眠る双麻の前に現れ、願いを1つかなえると告げます。
不確定世界の探偵紳士の米村は何者?
御剣の執事を名乗ってミントを双麻に預けた初老の男ですが、ガルシアは「御剣に執事などはいなくてよ」と言います。ガルシアを狙撃したのは米村で、あやめを「お嬢様」と呼び、決闘のあとは彼女の体を引き取りました。事件007では怪盗サファイア(麻生優希)に仕えています。素性は最後まで明かされません。
不確定世界の探偵紳士の事件007の犯人は?
「エリック・エルロンド」を名乗って双麻に依頼した少年で、正体は殺人請負組織ゼニスの殺し屋シンです。イギリスのエルロンド伯爵家を襲い、日本で本物のエリックをさらって殺していました。狙いは『エラスムスの聖書』の奥付に書かれた《貴婦人の宝石》の在りかです。双麻は肩を撃ってシンを倒し、殺さずに逮捕させます。
不確定世界の探偵紳士のエンディングはいくつある?
本編のエンディングは1つで、選択肢による分岐はありません。ほかに、2か月の期限を越えたときのゲームオーバー、クリア後の麻衣子シナリオ(エンディング映像は無い)、PS2版で加わった事件007のエンディングがあります。
不確定世界の探偵紳士で双麻が麻衣子を突き放したのはなぜ?
兄の不正を知った麻衣子にとって、兄を哀れんで生きるより、自分を憎んで生きるほうがいいと双麻が考えたからです。双麻は不正の証拠を自分の手で握りつぶしたうえで、「つくづく君は安い女だな」とわざと嫌われます。1週間後、麻衣子は報告書に「自ら悪役をかって出たのでした」と書きます。
不確定世界の探偵紳士とミステリートのつながりは?
同じ世界の物語で、『ミステリート』は本作のおよそ1年後を描きます。本編のエンディング映像は「この物語はミステリートのエピソードである」という字幕で終わり、事件007の最後に双麻が向かう《紅の館》は『ミステリート』第四話の舞台です。麻衣子シナリオで失踪が語られる七尾芹奈は、『ミステリート』の主人公・八十神かおるのアシスタントです。