星空☆ぷらねっと
| タイトル | 星空☆ぷらねっと(ほしぞら☆ぷらねっと) |
|---|---|
| ブランド | D.O.(ディーオー) |
| 発売日 | 2000年12月8日(オリジナル版)/ 2003年10月31日(夢箱版・フルボイス)/ 2011年3月10日(PSP版『one small step for…』) |
| プラットフォーム | Windows(オリジナル版・夢箱版)/ PSP(移植版) |
| レーティング | 18禁 |
| ジャンル | 恋愛アドベンチャーゲーム |
| シナリオ | 山田一(田中ロミオ) |
| 原画 | 師走の翁(オリジナル版)/ 雨衣ユイ(夢箱版以降) |
| ボイス | なし(オリジナル版)※夢箱版・PSP版はフルボイス |
| ルート数 | 7ルート。ヒロインは星見瞳・藤原佳多奈・真田恭子・相馬蘭子・サーシャ・ノーブルグ・山本ゆかりの6名(瞳のみ2エンド) |
本編(PC版)
コンシューマ(PSP)
音楽
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あらすじ
舞台は天美市。三陸技研の航空宇宙開発工場を抱えるこの工業都市で、かつて少年だった今村正樹は「宇宙飛行士になる」という夢を見ていた。だが七年前、母が働いていた工場の事故が、その夢ごと正樹から街を奪い去る。父と妹を田舎に残し、一年半前に再び天美市へ戻ってきた正樹は、いまや夢も希望も語らない天文部の幽霊部員になっていた。
高校二年の四月。再会した幼なじみたちは、それぞれに変わり、それぞれに痛みを抱えていた。陸上特待生として孤高に走る相馬蘭子。剣道部主将として近寄りがたい真田恭子。どこか心ここにあらずの藤原佳多奈。学園カフェ「迎賓館」で働く山本ゆかり。そして、もう会えないと思っていた星見瞳。
そこへ、留学生サーシャ・ノーブルグを名乗る金髪の少女が騒動とともに転がり込んでくる。母の元同僚で元宇宙飛行士のジョン・ウィリアムズがもたらした「国際航宙科学大学」の話に、正樹は否応なく問い返される。封じてきた「空を見ろ」という子どもの頃の願いを、もう一度拾い上げられるのか。一年の四季の中で、ヒロインそれぞれの願いと正樹の捨てきれなかった夢が静かに重なり合っていく、青春恋愛アドベンチャー。
キャラクター
キャラクター画像は4Gamer.net 掲載のゲーム画面より引用。
友愛学園2年・天文部の幽霊部員。元・宇宙飛行士志望だが、七年前の事故をきっかけに夢を封じている。
同い年の幼なじみで天文部。「Passion is power」を口癖に、誰より明るく正樹を部活へ引き戻す。
陸上短距離の特待生。人見知りで控えめだが、走るときだけはまっすぐ前を見据えている。
三年生で剣道部主将。気だるげでマイペースだが、誰かを庇護せずにいられない深い情を秘める。
保健室で過ごすことの多い物静かな少女。数学や記憶に天才的な才を見せる一方、心はどこか遠い。
一年下の幼なじみで学園カフェ「迎賓館」の店員。押しが強く明るく、決めたら即行動の一途な性格。
「ティーナ」を名乗る金髪の留学生。日本語が少し怪しく、いつも笑顔で日常を引っかき回す。
関西弁の悪友で天文部仲間。正樹を半強制的に部へ引き込んだ、いちばんの理解者。
母の元同僚で元NASA宇宙飛行士。日本好きの陽気な大人で、正樹に「夢はあるか」と問いかける。
天文部部長。「実践フルコンタクト天体観測」を掲げる武闘派で、攻略不可ながら存在感の強い人物。
用語集
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FAQ
各ルートの結末・キャラクターの正体に関する設問はネタバレゾーンのFAQに分離しています。
星空☆ぷらねっととはどんなゲーム?
2000年に D.O.(ディーオー)が発売した18禁の恋愛アドベンチャーゲームです。三陸技研の宇宙開発工場を抱える天美市を舞台に、七年前の事故で母を喪い「宇宙飛行士になる」という夢を封じた高校生・今村正樹と、痛みを抱えた幼なじみたちが過ごすひと年を描きます。宇宙・星空・夢の再生をテーマにした感動系の青春恋愛ものとして知られます。
シナリオの山田一(田中ロミオ)はどんな人?
本作のシナリオを手がけた山田一は、後に田中ロミオ名義でも知られる人気シナリオライターです。星空☆ぷらねっとは、彼が D.O. の試用期間中に書いた習作シナリオが採用された初期作で(発表順では2作目)、『加奈〜いもうと〜』『家族計画』と並ぶ「山田一三部作」の一作に数えられます。
ヒロインは何人?ルート構成は?
攻略対象のヒロインは、星見瞳・藤原佳多奈・真田恭子・相馬蘭子・サーシャ・ノーブルグ・山本ゆかりの6名です。各ヒロインのルートに加え、星見瞳のルートのみ二つの結末を持つため、合わせて7つのルート(エンディング)が用意されています。長めの共通ルートを経て各ヒロインの物語に分岐していく構成です。
どんなテーマの作品?
「宇宙・星空」と「夢の再生」が全編を貫く軸です。母を喪った事故で夢を封じた主人公が、ヒロインそれぞれの願いや痛みに触れながら、もう一度空を見上げられるかを問われていきます。郷愁(ルーツ)・喪失・贖罪といった重めのモチーフを扱いつつ、最終的には前向きな結末へ向かう感動系の物語として作られています。
主人公はどんな人物?
主人公・今村正樹は友愛学園2年生で、天文部の幽霊部員です。子どもの頃は宇宙飛行士を志していましたが、七年前に母を喪った事故をきっかけに夢から距離を置き、半ば抜け殻のような高校生活を送っています。物腰は穏やかで受け身ですが、ヒロインや周囲の大人に背中を押された瞬間に一歩を踏み出す、そんな再生の物語の中心人物です。
ボイスはある?
2000年発売のオリジナル版はボイスなし(ノーボイス)です。その後、2003年に発売された「星空☆ぷらねっと ~夢箱~」でフルボイス化され、2011年のPSP版『one small step for…』もフルボイス仕様となっています。声付きでプレイしたい場合は夢箱版以降を選ぶことになります。
版による違いは?
原画・師走の翁/ノーボイスの「オリジナル版」(2000年)、原画を雨衣ユイに変更しフルボイス化した「夢箱版」(2003年)、シナリオをリライトしCERO B(12才以上)で発売されたPSP版『one small step for…』(2011年・サイバーフロント)がある。声や絵柄の好み、年齢区分の違いを踏まえて選ぶとよい。
感動系の名作として語られる理由は?
派手な話題作というより「隠れた名作」として根強く語り継がれてきた作品です。田中ロミオ(山田一)特有の軽妙なコメディと、喪失や再生を扱うシリアスな筋立てを両立させたバランス、そしてヒロインごとに用意された丁寧な物語が評価されています。ErogameScape の中央値も中堅以上の水準で、田中ロミオ作品の原点として推薦されることが多い一本です。
プレイ時間はどのくらい?
すべてのルートを読み通す場合、おおむね28時間前後が目安とされています(プレイヤー統計の中央値による)。ヒロイン6名・7ルートを擁するボリュームのある作品なので、全体を把握するには相応の時間がかかります。