ねがぽじ ~お兄ちゃんと呼ばないでっ!!~
| タイトル | ねがぽじ ~お兄ちゃんと呼ばないでっ!!~(ねがぽじ おにいちゃんとよばないでっ) |
|---|---|
| ブランド | Active(アクティブ) |
| 発売日 | 2001年4月6日 |
| プラットフォーム | Windows 95/98/Me/2000 |
| レーティング | 18禁 |
| ジャンル | 恋愛アドベンチャーゲーム |
| シナリオ | 枕流(まくらながれ) |
| 原画 | 風上旬(かざかみ しゅん) |
| ボイス | あり(キャラクターボイス収録) |
| ルート数 | 3ヒロイン(桜庭香澄・蛍坂小鈴・夕凪美奈萌) |
ゲーム本体
書籍
- ねがぽじ〜お兄ちゃんと呼ばないでっ!!〜公式設定資料集
あらすじ
舞台は瑞樹学園、通称ミズガク。2年A組の広場まひるは、明るく能天気で少し天然な女子高生……のはずだった。体育の授業前、女子更衣室で親友の桜庭香澄にショック療法で下着を剥がされたとき、あるはずのないものが見つかる。医師の検査を経て、まひるは生物学的には男だと判明した。それでも自己認識も振る舞いも女性のまま、二ヶ月の入院を経て学園へ戻る。
だが学園は、男とも女ともつかないまひるを腫れ物のように扱った。クラスメートは席を並べず、運動部は入部を断り、お昼の放送でMCを務めていた放送部の居場所も後輩に譲った形になっている。父が代議士のまひるは家族に迷惑をかけまいと自ら実家を出て一人暮らしを始めるが、そこへ妹のひなたが「お兄ちゃん」と呼びながら転がり込んできた。復学後の身体には髭が生え、朝には見慣れぬ生理現象まで起こり始める。元に戻る保証はどこにもない。変わりゆく体で、まひるは香澄、放送部部長の夕凪美奈萌、内気な後輩の蛍坂小鈴、そして妹のひなたとの関係を編み直していく。学園コメディの体裁の裏で、可愛らしい日常を突き破る予兆が静かに芽吹きはじめる。
キャラクター
瑞樹学園2年A組。一人称は「あたし」。明るく能天気だが、生物学的には男だと判明する。それでも女性としての自分を手放さない。
まひると同じ2年A組。長身に黒髪の生真面目な優等生で、成績も腕っぷしも学年上位。まひるが絡むと途端に感情を抑えられなくなる。
まひるの妹で中学生。無愛想で毒舌だが家事は万能。一人暮らしを始めたまひるの部屋に押しかけ、「お兄ちゃん」と呼んで世話を焼く。
放送部の1年生。まひるの放送に憧れて入部した、極度に内気な泣き虫。まひるを「せんぱい」と呼んで慕う。
放送部の部長で、まひると同じ2年A組。毒舌でまひるを物扱いしながら面倒を見る。詩を書く一面を持つ。
まひる・香澄と同じ2年A組。半分寝ているような無表情の超マイペースで、まひるが男と判明しても態度を変えない数少ない存在。
ちびキャラ画像は『ねがぽじ ~お兄ちゃんと呼ばないでっ!!~』のキャラクターを基に当サイトで作成した二次的イラストです。原作の著作権は現在の権利者に帰属します。
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FAQ
各ルートの結末・キャラクターの正体に関する設問はネタバレゾーンのFAQに分離しています。
ねがぽじ ~お兄ちゃんと呼ばないでっ!!~とはどんなゲーム?
Activeが2001年4月6日に発売したWindows用の18禁恋愛アドベンチャー。シナリオは枕流、原画は風上旬。女子高生として暮らしてきた主人公・広場まひるが、生物学的には男だと判明するところから始まる。学園コメディのテンポで日常が進みながら、途中から作風が大きく転調していく構成を持つ。ErogameScapeでは主人公まひるの明るさと掛け合いのテンポ、そして予想外にシリアスな展開を評価する声が多い。
ヒロインは何人?ルート構成は?
共通ルートを経て、親友の桜庭香澄、放送部の後輩・蛍坂小鈴、放送部部長の夕凪美奈萌の3ヒロインに分岐する。香澄の系統だけは物語の核心へ踏み込んでいく本筋にあたり、途中の選択によって別の結末へ分かれる分岐も持つ。妹のひなたは専用ルートを持たないが、全編を通してまひるのそばにいる。
主人公の広場まひるはどんな人物?
瑞樹学園2年A組。一人称は「あたし」で、地の文もセリフも最後まで女性の語り口を崩さない。テストは赤点続きだが打たれ強く、いざという時は自分を犠牲にしてでも人を守る。妹のひなたに「お兄ちゃん」と呼ばれること、つまり男として扱われることを強く嫌がる。この抵抗がそのままサブタイトルになっている。
タイトルの「ねがぽじ」はどういう意味?
写真のネガ(陰画)とポジ(陽画)から来ている。明るい表の顔と、その裏で反転していくものという主人公の二面性を指す。サブタイトル「お兄ちゃんと呼ばないでっ!!」は妹にそう呼ばれることを拒むまひるの叫びで、作品のテーマがそのまま題名になっている。
攻略はどう進める? 分岐はどこで決まる?
選択肢は多くない。共通ルートの終盤まで一本道で進み、そこから先の選択でどのヒロインの系統に入るかが決まる。放送室へ向かうか、玄関で待ち伏せするかといった行動の選び方がそのまま相手を選ぶことになる。桜庭香澄の系統だけは途中にもう一段の分岐があり、際どい場面で手を止めるかどうかで結末が大きく変わる。
妹のひなたは攻略できる?
本編にひなた専用のルートはない。ただし押しかけ同居の相手として全編に登場し、まひるの生活を丸ごと支える立場にいるため、出番はヒロイン級に多い。掌編では「お兄ちゃん大好き」というあざとい芝居で同居を勝ち取る一幕もある。
評価・評判はどんな感じ?
ErogameScapeでは中央値73点・293件の投票が集まっている(2026年7月時点)。褒められるのは主人公まひるの底なしの明るさと日常会話のテンポ、そして予想外にシリアスな展開への驚き。一方で後半の筆力低下、説明不足、構成の粗さを指摘する声も多い。突出した高評価ではないが、まひるというキャラクターに愛着を語る人が今も一定数いる、隠れた良作という位置づけになっている。
どんな版がある?(移植・リメイク・ファンディスク)
Windows用のPC版が基本で、家庭用への移植やリメイクは発売されていない。DVDプレイヤーで遊べるDVD-PG版も出ている。現在(2026年8月)はDLsiteでダウンロード版が配信されており、本編単体のほか、ファンディスクとセットになったスリム版もある。ファンディスク『ねがぽじファンディスク ~ひとつ屋根の下で~』は2002年1月25日発売で、ミニシナリオ3本(「ひとつ屋根の下で」「やり方を教えて」「too late」)と設定集・ミニゲームを収録している。関連書籍として『ねがぽじ〜お兄ちゃんと呼ばないでっ!!〜公式設定資料集』(スタジオDNA・2001年6月1日・93ページ)が刊行された。ブランドのActiveは2004年11月に事業を譲渡して解散している。