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ネタバレゾーン — Remember11 -the age of infinity-

このゾーンにはネタバレが含まれます。
時空間転移の真相・サークルの正体・第3の人格αの存在・ゆにの正体・各ルートの全結末・セルフ編未収録の謎など、本作のすべてのネタバレを含みます。未プレイの方はまず作品トップページをご覧ください。

詳細レビュー
ネタバレFAQ — 真相に関する質問
Remember11の「意識が入れ替わる」とはどういう現象か?

序盤は「こころと悟の意識が33分間ごとに入れ替わる」と解釈されるが、真相は異なる。実際に起きているのは意識交換ではなく「半径110mの空間(サークル)そのものが、異なる時間・場所に瞬間移動する」現象。こころの意識は朱倉岳(2011年1月)に地縛され、悟の意識は青鷺島スフィア(2012年1月)に地縛されている。サークルが移動するたびに、残留した意識が新しくやってきた「空のウツワ(肉体)」に憑依する形で双方の主人公体験が生じる。

第3の人格αとは何者か?

悟の肉体に憑依する「第3の意識」で、穂樽日鉱山(第3地点)に意識が地縛された存在。スフィアでの榎本尚哉惨殺・時計台からの悟転落などを引き起こした真犯人と推定される。犬伏景子が逮捕直前に呟いた「セルフはどこ?」との関連も示唆されるが、その正体は本編では確定的に明かされない。本来の第3チャプター「セルフ編」で語られる予定だったとされるが、当該チャプターは製品版に収録されていない。

楠田ゆには避難小屋にいつから来ていたのか?

スフィア側のゆに(11歳)は2011年1月11日に墜落事故でサークル転移した本来の子ども。一方、避難小屋側のゆに(外見上は同じ11歳)は、2012年からタイムスリップしてきた1年後の本人。2012年の青鷺島で「歴史を変えたくなかった」と考えたゆには、2011年の朱倉岳に戻り、吹雪の中で遭難しかけた生存者3人を避難小屋へ誘導した。また2011年7月4日付の偽新聞を持ち込んだのもこのゆに本人だった。

黛鈴が最後に「あなたは悟じゃない」と言ったのはなぜか?

グッドエンドのラストシーン。海岸で悟と二人きりになった黛は、自分の知っている「優希堂悟」とは別の存在が悟の肉体に宿っていることを直感的に見抜く。元恋人だからこそ目の前の「悟」の何かが違うと感じた。本編では悟の身体に「悟」「こころ」「α」の3つの意識が交互に出入りしており、グッドエンド時点での悟の身体の中身が誰なのかは作品内で明示されない。セルフ編が語るはずだった伏線がそのまま残った状態でゲームは終わる。

内海カーリーはなぜSPHIAにいるのか?

内海は黄泉木聖司の妻であり、2009年1月14日の阿波墨市立病院無差別殺傷事件で長男・潤一を犬伏景子に殺害された。スフィアに侵入した目的は収容されている犬伏景子を自らの手で殺すこと。「私はあの女を殺すわ……どんなことがあっても……」と悟に告白する。グッドエンドでは夫・黄泉木と再会し、2011年8月に生まれた双子の赤ん坊と共に海岸に並ぶ。

「セルフ編」は未完成なのか?

本作が「未完」と呼ばれる最大の理由がセルフ編の不在。ゲームエンジン(スクリプト)内には「セルフ編の最初から」「セルフ編エンド直前から」というショートカットメニュー項目が存在し、第3のチャプターが計画されていた痕跡が残っている。しかし製品版への収録はされなかった。第3の人格αの正体・「セルフはどこ?」の答えなど、本編内で回収されない謎はセルフ編に委ねられたまま現在に至る。KID公式からの正式な説明は出ていない。