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用語集 — やるドラシリーズ Vol.3 サンパギータ

『サンパギータ』に登場する言葉・場所・物品・組織を解説します。▼ネタバレ詳細を含む項目はアコーディオン内に格納されています。タグをクリックするとカテゴリを絞り込めます。

人物
マリア・サントス 人物

雨の夜、酒屋の横の路地で額から血を流し、足を傷めていた外国人の女性。本人がこの名を名乗り、出身国はフィリピンだと思うと答えるが、住所や負傷した事情は答えられない。主人公に背負われてアパートへ行き、そこで暮らしはじめる。

詳細
サンパギータの花輪の香りで、幼いころマニラの交差点で毎日花を売っていたことを思い出す。記憶が戻った後はボーイを兄と呼び、ボーイとともに香港へ渡って九龍城で育ったと語る。
登場場面
物語の全編。結末によって、マニラで主人公と再会する、一歳の子を抱いて暮らす、消息がわからないまま終わる、と行く末が分かれる。
ボーイ 人物

ダヒル・サ・ヨを聞いたマリアが、大事な人として思い出す名前。マリアはその人との関係を説明できない。物語の後半、この名を持つ人物が主人公の前に現れる。

詳細
ランディの店でダニーと名乗って働いていた若いフィリピン人。マリアが兄と呼ぶ人物で、組織への恩義を負い、マリアに日本を出るよう迫る。救出の前には主人公にマリアを頼む。
登場場面
襲撃を受けた後の生死や消息は、結末によって異なる。死亡が伝えられる展開、逮捕が伝えられる展開、消息がわからない展開がある。
場所・地名
アパート 場所・地名

主人公が暮らす住まい。雨の夜、負傷したマリアを背負って連れ帰る目的地になり、二人の同居生活の舞台になる。掃除や料理、語学遊び、怪談の夜など、二人の日常の多くがここで描かれる。

詳細
物語の後半、ボーイの後をつけていたヤクザが押し入り、マリアを連れ去る。二人の日常が壊れる場所でもある。
自然公園 場所・地名

主人公の家の近くにある公園。拳銃を処分する展開では、主人公は人目を避け、この公園の樹の根元に銃を埋める。マリアは埋めた銃を見に行き、このまま土になってしまえばいいと願う。

詳細
マリアが連れ去られた後、主人公は固い地面を掘り返し、ハンカチに包んで埋めた銃を取り戻す。
サリリング・アティン 場所・地名

ランディが営むフィリピン料理店。料理だけでなく、衣類や食材、薬も取り寄せている。大学の先輩の馬場の紹介で訪れた主人公は、ここでランディからサンパギータの話を聞き、花輪を譲られる。

詳細
店員としてダニーと名乗る若いフィリピン人が働いていた。マリアが連れ出された後、主人公はダニーの正体と消息をこの店に問い合わせる。
国際大学 場所・地名

置き手紙が残る結末で、マリアが通っていると伝えられる大学。マリアはこの大学の留学生で、パーティーの帰りだったと知らされる。Normal End「不思議な体験」につながる展開で登場する。

トンド 場所・地名

マニラの地区。物語の後半、ある写真の場所として名前が挙がる。

詳細
水島が写真を見て、場所をトンドだと説明する。マニラへ渡った主人公は写真を見せて人々に助けを求め、男たちとジプニーに乗ってトンドにたどり着く。
登場場面
マリアと再会するGood End「手紙」の舞台になる。
九龍城 カウルンシン 場所・地名

香港にある、迷路のような街。物語の後半、マリアの回想に登場する。

詳細
幼いマリアとボーイが香港へ渡った後に暮らした場所。英語のできるボーイは組織の手伝いをし、言葉のわからないマリアは孤独だった。
ニノイアキノ国際空港 場所・地名

物語の終盤、主人公が十二月二十四日、クリスマス・イブに降り立つ空港。

詳細
マリアの航空券の予約を自分に振り替えた主人公が到着する。その後、送ってくれるという二人組に所持品を奪われる。
組織・集団
シンジケート 組織・集団

水島が説明する組織。身寄りのない子供たちが花を売り、組織がその食事や寝床を支えているという。

詳細
水島は写真を見ながらこの組織の話をし、写真の二人の関係や、ボーイが香港を経て東京へ来た経路を推測する。経路は水島の仮説にとどまる。
中国系マフィア 組織・集団

新聞の抗争記事で言及される集団。チャイニーズ・マフィアとも呼ばれる。

詳細
救出の前、主人公は車内の武装した東洋人たちを、新聞に載っていたこの集団ではないかと考え、ボーイの恩義との関係を思う。
ヤクザ 組織・集団

物語の後半、事件の側に現れる男たち。

詳細
ボーイの後をつけて彼を襲い、さらに主人公のアパートに押し入ってマリアを連れ去る。救出先のマンションでは、組長や、自分をプロと呼ぶ日本刀の男が主人公の前に立ちはだかる。
物品
拳銃 物品

マリアのバッグに札束とともに入っていた銃。おびえるマリアに、主人公は一緒に考えようと声をかける。主人公は押入れにしまっておくか、自然公園の樹の根元に埋めるかを選ぶ。どこから来た銃なのかは作中で示されない。

詳細
マリアが連れ去られると、主人公はこの銃を取り戻して救出に向かう。
札束 物品

身元の手掛かりを求めてマリアのバッグを開けたときに出てくる現金。三十万円以上と見られ、一緒に出てきた拳銃とともに、マリアをめぐる謎を深める。どこから来たお金なのかは作中で示されない。

写真 物品

幼いマリアと男の子、サンパギータの花輪が写った古い写真。主人公は写っている男の子が誰なのかを尋ねるが、マリアの記憶は戻らない。

詳細
マリアが連れ出された後、主人公は写真の男の子がボーイだと気づく。水島は写真の場所をマニラのトンドだと説明する。マニラへ渡った主人公は、この写真を見せて人々に助けを求める。
カセットテープ 物品

マリアが持っていたテープ。乾杯の夜、主人公がラジカセに入れて再生し、流れてきた曲ダヒル・サ・ヨについてマリアに説明を聞く。マリアがボーイの名を思い出すきっかけになる。

美月ちゃんのポスター 物品

マリアと訪れたゲームセンターで、猫のキーホルダーを狙った後に手に入るポスター。欲しがるコレクターが五千円を申し出るが、主人公はそのまま譲る。

作品・楽曲
ダヒル・サ・ヨ 作品・楽曲

古いフィリピンの恋歌。マリアは題名を「アナタのために」という意味だと説明する。二人で聞くうちに、マリアは好きだった人としてボーイの名を思い出すが、その人との関係までは話せない。

雪割りの花 作品・楽曲

同居中の外出で、主人公が買うかどうか迷うプレイステーション用ソフト。買うと残金は数百円になる。プレイしたマリアは、登場人物をかわいそうだと語る。同じ「やるドラ」シリーズの第4作で、当サイトにも作品ページがある。

言葉・呼称
バハラ・ナ 言葉・呼称

マリアが、なんとかなる、神様がどうにかしてくれるという意味だと説明する言葉。苦しい暮らしも我慢できると話す場面で語られる。

詳細
マニラへ渡り、所持品を奪われた主人公がこの言葉をつぶやく。その後、現地の人々の助けを得る。
マハル・キ・タ 言葉・呼称

物語の終盤、主人公の内心に現れる言葉。同じ名前のNormal Endがある。

詳細
撃たれて死ぬ場面で、主人公がマリアのために取っておいた言葉として振り返る。直後に、愛してると続く。
ビンニャグ 言葉・呼称

二人で横になった夜、故郷の怪談を語るマリアが、チャナックの話の中で洗礼を指して使う言葉。チャナックは、この洗礼を受けられなかった子供が赤ちゃんの姿で現れるお化けとして語られる。

クウヤア 言葉・呼称

物語の後半、マリアが口にする呼び方。

詳細
記憶が戻ったマリアが、ボーイについて問われてこの呼び方を使い、お兄ちゃんと言い直す。血のつながりは作中で明確な答えは示されていない。
カパティッド 言葉・呼称

兄弟を意味する言葉。物語の後半、傷ついた人物が主人公に感謝を伝える場面で使われる。

詳細
負傷したボーイが去る前に、主人公を兄弟と呼び、ありがとうと告げる。主人公とボーイの信頼の変化を示す言葉になっている。
タガログ語講座 言葉・呼称

マリアが主人公に言葉を教える講座。A・B・Cから選び、おはようなどの挨拶を正しく復唱するか、だじゃれで間違えるかで会話が変わる。だじゃれの応酬になると、マリアも負けずに返してくる。

伝承・怪談
チャナック 伝承・怪談

二人で横になった夜に、マリアが語る故郷のお化け。洗礼を受けられなかった子供が赤ちゃんの姿で現れ、お乳を求めて泣くという。タォン・アハス、アスワンと並ぶ、マリアの故郷のお化けの話のひとつ。

タォン・アハス 伝承・怪談

夜の怪談でマリアが語るお化け。ヘビの形をした男で、商業施設のトイレで女性を襲うという。チャナックとは別の話として、二人の夜の会話の中で語られる。

アスワン 伝承・怪談

夜の怪談でマリアが語るお化け。上半身だけが空を飛んで人を襲う。別の場所で寝ている下半身を探し、塩をかけると消えるという対処法も語られる。ほかの二つの怪談とともに、二人の夜の会話として語られる。

フィリピンの風物
サンパギータ フィリピンの風物

強い香りを持つ小さな白い花。マニラでは子供たちがこの花を花輪にして売るという。ランディは昔マニラで花を売っていたころを語り、この花の匂いは忘れないと言って、主人公に花輪を譲る。

詳細
主人公が持ち帰った花輪の香りで、マリアも幼いころマニラの交差点で毎日この花を売っていたことを思い出す。そこへボーイが現れ、マリアを連れ出す。
ブン・ナ・ブン フィリピンの風物

マリアが語る故郷の遊園地。メリーゴーラウンドなどがあり、毎晩が祭りのようになるという。

詳細
マニラでマリアと再会する結末では、二人で夜のブン・ナ・ブンへ出かける。
ジプニー フィリピンの風物

マニラを走る派手な乗り物。物語の終盤、マニラの場面に登場する。

詳細
マニラで助けてくれた男たちと主人公が乗り込み、トンドへ向かう。