sense off ~a sacred story in the wind~

タイトルsense off ~a sacred story in the wind~
ブランドotherwise(Visual Arts傘下)
発売日2000年8月18日
プラットフォームWindows
レーティング18禁
ジャンルアドベンチャーゲーム(AVG)
シナリオ元長柾木(メイン)、うつろあくた(サブ)
原画ゆうろ
ボイスなし
ルート数7ルート(成瀬・珠季・椎子・美凪・透子・慧子・依子)
SF 超能力 セカイ系 恋愛ADV 18禁 元長柾木
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本編(PC版/DL版)
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サウンドトラック

あらすじ

世界の片隅、地方都市の郊外に建つ認識力学研究所。高校生の杜浦直弥は自転車事故の後、脳波の偏向性を持つとして突然この施設に連れて来られる。依子の車を降りた瞬間、廊下で幼馴染の成瀬に出くわすという偶然が物語の幕を開ける。

認識力学とは、人の認識が外界に与える影響を研究する比較的新しい学問分野だ。研究所には超能力を持つ十代の少年少女たちが集められており、直弥もその一人として迎えられたのだという。未来を見る成瀬、物を壊す珠季、他人の痛みを感じ取る椎子、夢を共有する美凪、そして週末だけ別棟から来訪する謎めいた透子——個性豊かなヒロインたちとの日常が始まる。

施設内での生活は賑やかで、タニシを300匹飼育する奇妙な友人・彰人との掛け合い、教師役の依子とのふざけた会話が続く。しかし「なぜ俺はここに連れて来られたのか」という疑問は拭えない。直弥の能力《運命の励起》——周囲の運命を根本から変える触媒——が徐々に物語を動かし始める。

キャラクター

主人公
杜浦直弥
もりうら なおや

軽口とブラックジョークで煙に巻く高校生。相手のために本能的に動く情の篤さを隠し持つ。

織永成瀬
ヒロイン
織永成瀬
おりなが なるせ

直弥の幼馴染。廊下での再会直後に「ケッコンの約束を忘れたでしょ」と責める積極派。未来視の能力を持つ。

埴島珠季
ヒロイン
埴島珠季
はにじま たまき

「ふんっ」「ばーか」が口癖の同学年ツンデレ。着替えを覗かれた(と思っている)最悪の初対面から始まる。

真壁椎子
ヒロイン
真壁椎子
まかべ しいこ

年少組の控えめな少女。つっかえつっかえの自己紹介が印象的。他者の苦痛を引き受ける共感の力を持つ。

三條美凪
ヒロイン
三條美凪
さんじょう みなぎ

関西弁でポテチを持参して直弥の部屋に突撃訪問する食いしん坊。絶対嗅覚と夢の共有能力を持つ。

ヒロイン
御陵透子
みささぎ とうこ

平日はB棟に隔離、週末だけ訪れる謎の少女。「……あなたの部屋は、冷たい」という深夜の第一声が印象的。

ヒロイン
飛鳥井慧子
あすかい けいこ

タニシチャットへの「誰かいませんか……。さみしいです」という書き込みで存在を知られたI棟の少女。

塔馬依子
ヒロイン
塔馬依子
とうま よりこ

直弥を研究所に連れてきた研究員兼教師役。発泡酒を愛飲し、「先生の威厳が〜」という自虐ネタを連発する年上。

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用語集

認識力学研究所(地名) 認識力学(概念) 《運命の励起》(能力) 思惟生命(概念) 自同律(概念) 《世界の読み替え》(能力) 偏向性テスト(概念) 共生関係(概念) 銀色のロケット(アイテム) グランマ(人物) タニシチャット(概念)

ホバーで説明表示。

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レビュー

平均 / 10

詳細スコアと評価文はネタバレを含みます。

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FAQ

各ルートの結末・キャラクターの正体に関する設問はネタバレゾーンのFAQに分離しています。

sense off とはどんなゲーム?

otherwise(Visual Arts傘下)が2000年にリリースした18禁SF恋愛ADV。元長柾木がメインシナリオを担当する。超能力を持つ少年少女が集まる認識力学研究所を舞台に、主人公・杜浦直弥の《運命の励起》が7人のヒロインの運命を根本から変えていく。ルートごとに大きく異なる結末(死亡・精神融合・消滅・約束)が待ち受ける。

ヒロインは何人?ルート構成は?

7ルート(成瀬・珠季・椎子・美凪・透子・慧子・依子)。共通ルート(研究所での日常パート)から各ヒロインルートへ分岐する。ルートによって全く異なる結末を迎える。透子ルートが世界観の核心に最も深く触れる内容のため、最後に回すのが一般的な推奨順。

移植版・リメイクはある?

2000年発売のWindows専用18禁ゲームで、コンシューマ移植やリメイクは行われていない。ブランドのotherwiseは解散し、公式サイトも閉鎖済み。サウンドトラックCDも発売された。

元長柾木とはどんなライター?

ビジュアルアーツ傘下の複数ブランドで活動したシナリオライター。本作と同年の『未来にキスを』(2000)も代表作の一つで、いずれも「個人と世界の繋がり」を主テーマとするセカイ系哲学SF路線で評価が高い。SF的な世界観構築と登場人物の内面描写を得意とする。

「認識力学」とは?

作中における架空の学術用語。「人の認識が外界に与える影響」を研究する学問分野という設定で、いわゆる超能力を科学的枠組みで扱うための概念として機能する。各被験者の能力傾向を「偏向性テスト」で測定・分類する。主人公・直弥もこの研究対象として施設に招かれたとされる。