ネタバレゾーン — STEINS;GATE
このゾーンにはネタバレが含まれます。
まゆりの死ループの構造・β世界線の真相・「自分を騙す理論」の全容・桐生萌郁と天王寺裕吾の正体・各ルートの全結末など、本作のすべてのネタバレを含みます。未プレイの方はまず作品トップページをご覧ください。
STEINS;GATEのまゆりはなぜα世界線で何度も死ぬのか?
α世界線はアトラクタフィールドと呼ばれる収束力が働く世界線であり、この世界線では椎名まゆりが2010年8月に必ず死ぬように収束が固定されている。岡部がタイムリープで何度も繰り返し過去に戻っても、世界がまゆりを殺す方向に因果を引き戻し続ける。交通事故・ラウンダーの銃弾・警官の流れ弾など死因は変わるが結果は変わらない。「世界がまゆりを殺している」という認識転換が、岡部が取りうる行動をDメール取消へと向かわせる鍵になる。
STEINS;GATEのβ世界線で何が起きる?
全てのDメールを取り消してα世界線を脱すると、今度はβ世界線に収束する。β世界線では牧瀬紅莉栖が7月28日にラジ館8階で死ぬことが確定している。紅莉栖を殺したのは彼女の実父・牧瀬章一(=ドクター中鉢)で、娘の論文を奪うための犯行だった。さらにβ世界線では紅莉栖の論文がロシアへ渡り、第3次世界大戦の勃発と57億人の死が収束として確定している。つまりα世界線ではまゆりが死に、β世界線では紅莉栖が死んで世界大戦が起きるという二重の罠に岡部は挟まれる。
STEINS;GATEの「自分を騙す理論」とは何か?
岡部が編み出した、α・β両アトラクタフィールドを同時に欺く計画のこと。紅莉栖を本当に殺す必要はない——世界が「紅莉栖が死んだ」と認識すればよい。岡部は自ら中鉢に腹を刺されることで本物の血溜まりを作り、紅莉栖をスタンガンで気絶させてうつ伏せに倒し、「死体」として過去の自分(プロローグの岡部)に目撃させる。同時に、紅莉栖の論文が記録されたメタルうーぱをプラスチック製にすり替えることで中鉢の計画も無効化する。これにより両世界線の収束を同時に騙してシュタインズゲート世界線へ到達する。
STEINS;GATEの鈴羽とダルの関係は?
阿万音鈴羽はダル(橋田至)の娘で、2036年生まれの未来人。本名は橋田鈴(はしだ すず)で「阿万音」は母方の姓。ラウンダーに追われる未来から逃れるためタイムマシンで2010年の秋葉原に来ている。店長(天王寺裕吾)のブラウン管工房でバイトしながら活動している。スクリプトでは「あたしの父さんはバレル・タイター」という衝撃の発言でその正体が明かされる。TRUEルートのクライマックスでは「ありがと、おじさん。……死なないで。生きて。でさ、きっと7年後に……会おうね」と言い残してタイムマシンごと消滅する。
STEINS;GATEのTRUEルートへの到達条件は?
大きく2段階の条件がある。まずChapter4(第4章)で牧瀬紅莉栖から届く6通のメール全てに正しい条件で返信することが前提フラグになる。この条件を満たした上で、全てのDメールを取り消してβ世界線に移行した後のChapter10で紅莉栖を救う選択をすること(紅莉栖ルートへの分岐条件を満たすこと)、さらにそのルートで「自分を騙す理論」のムービーメールを受け取って実行するという流れが必要。条件を満たせずにβ世界線に入ると、まゆりルートまたは紅莉栖ルートのNORMAL ENDに収束する。
STEINS;GATEの桐生萌郁の正体は?
ラボメン005番の桐生萌郁は、SERNに雇われた情報工作員「ラウンダー」だった。岡部に接近してラボの動向を監視し、IBN5100の行方を探る任務を帯びていた。しかし萌郁は同時に謎の人物「FB」に強く依存しており、FBの命令通りに動いている。第9章でラボ奇襲を主導した萌郁は岡部に制圧され、FBの正体が天王寺裕吾(ブラウン管工房の店長)であること、そして萌郁がFBへの依存から自殺を予定していたことが判明する。
STEINS;GATEの天王寺裕吾(FB)の正体は?
岡部たちがいつも世話になっているブラウン管工房の店長・天王寺裕吾が、萌郁を操っていた謎の人物「FB」の正体だった。SERNの協力者として情報を流しながら、同時に萌郁を心理的に依存させて道具として使っていた。第9章、岡部が萌郁を追って店長宅に突入した際、その事実が明かされる。直後に店長は自殺する。娘の天王寺綯(なえ)は別の世界線でのβ収束の過程で「15年後に殺す」という伏線的発言を残している。
STEINS;GATEのシュタインズゲート世界線とは?
α世界線でもβ世界線でもない、第三のアトラクタフィールドに属さない世界線のこと。まゆりも紅莉栖も生き、第3次世界大戦も起きない世界線。岡部が「自分を騙す理論」で両アトラクタフィールドを同時に欺くことで初めて到達可能になる。TRUEエンド「シュタインズゲートの選択」では、退院した岡部がラボメン8人にピンバッヂを配り、ラジ館前で「ちょっと。勝手に殺さないでくれますか? 私、ピンピンしてますんで」と言いながら紅莉栖が現れる大団円で幕を閉じる。