EVE burst error
| タイトル | EVE burst error |
|---|---|
| ブランド | C's Ware(シーズウェア) |
| 原作発売日 | 1995年11月22日(PC-98版) |
| リマスター発売日 | 2016年4月28日(EVE burst error R) |
| プラットフォーム | PC-98、セガサターン、Windows、PlayStation 2、PSP、PlayStation Vita、Nintendo Switch |
| レーティング | 18禁(PC原作・Windows版)/ 全年齢(EVE burst error R) |
| ジャンル | マルチサイト・コマンド選択式アドベンチャー |
| シナリオ | 剣乃ゆきひろ(菅野ゆきひろ) |
| 原画 | 田島直 |
| 音楽 | 梅本竜、高見龍 |
| ボイス | フルボイス(サターン版以降)/ 子安武人(小次郎)・岩男潤子(まりな) |
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ドラマCD
あらすじ
東京湾沿いの架空の港湾都市セントラル・アベニュー。倉庫街の一角に居を構える私立探偵・天城小次郎は、相変わらず景気の悪い事務所で頭痛薬を切らしている。そんなある夜、ふとしたきっかけで身寄りのない金髪の小娘を拾い、翌朝、ルポライターの幼馴染から「金になる仕事だぞ」と一件の依頼を持ち込まれる。中華系成金とおぼしき人物・孔の邸宅で紛失したというイスラム系シルクスクリーン版画。価値の知れぬクズ品の捜索という奇妙な依頼を入口に、小次郎は元恋人の私立探偵・桂木弥生、情報屋グレン、エール外国人学校の女生徒たちと交錯する事件のなかへ深入りしていく。
一方、警察庁某機関に所属する1級捜査官・法条まりな。幼馴染の弥生に紹介された妙な探偵を訪ねた彼女には、エルディア共和国大使・御堂の娘である御堂真弥子を護衛するという公務が与えられていた。
互いの存在を知らぬまま、別々の事件、別々の依頼人に振り回される2人の探偵。それは、知らないところで結ばれていた糸の、対角線を辿る道行きだった。冒頭の頭痛薬と、深夜の図書館と、汚れた古書と、奪われたシルクスクリーン版画——伏線は静かに敷き詰められ、やがて港に停泊する豪華客船トリスタン号で、すべての糸が結ばれていく。本作はマルチサイトと銘打たれた、2人の主人公が並走する独自ゲームシステムを採用した1995年作のADVである。
キャラクター
キャラクター画像はEVE burst error R 公式サイトより使用。原画は田島直(PC-98原作版・サターン版・R 共通)。
倉庫街の私立探偵。強引だが筋を通す長髪の男。グロック22を携え、依頼の裏にある真実を追う。
警察庁某機関の1級捜査官。射撃特Aの実力を持つ凄腕エージェント。「普通の恋」に憧れる一面も。
私立探偵事務所所長で小次郎の元恋人。まりなの幼馴染。嫉妬深さを自覚している。
エルディア大使の娘として外国人学校に通う黒髪の少女。慢性の体調不良を抱えている。
金髪・左右違いの瞳を持つ神秘的な少女。序盤は正体不明のまま小次郎の事務所に身を寄せる。
監視機構の捜査員。諜報・銃器のプロ。エール外国人学校に潜入中、小次郎を庇って肩を撃たれる。
エール外国人学校の美人教師。豊満な体型と冷徹な眼差しが印象的。二重の事情を抱える。
エルディア共和国首相。「アクアでいいわ」と打ち解けた一面を見せる凛とした女性政治家。
まりなの上司。飄々とした口調で「おはぎ」を釣り道具に使う。信頼できる上司でもある。
用語集
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FAQ
作品の真相・結末・キャラクターの正体に関する設問はネタバレゾーンに分離しています。
EVE burst errorはどんなゲーム?
1995年にC's Wareが発売したマルチサイト型コマンド選択式アドベンチャーゲーム。私立探偵・天城小次郎と1級捜査官・法条まりなの2視点で並走し、やがて合流する独自システムを採用。剣乃ゆきひろ(菅野ゆきひろ)脚本のハードボイルド・スパイスリラー。
主人公は誰?
主人公はAルートの天城小次郎(私立探偵)とBルートの法条まりな(1級捜査官)の2人。プレイヤーはそれぞれの視点で独立したシナリオを体験する。
ヒロインは?
桂木弥生(小次郎の元恋人・探偵事務所所長)、御堂真弥子(エルディア大使の娘)、プリシア=クライム(謎めいた金髪の少女)、シリア=フラット(外国人学校教師)、アクア=ロイド(エルディア共和国首相)など。
ジャンルは?
公式ジャンルはマルチサイト・コマンド選択式アドベンチャー。ハードボイルド探偵もの・政治スパイスリラー・SF人造人間ものの要素が混在する。18禁作品(PC原作・Windows版)。
「マルチサイト」とは?
2人の主人公(小次郎・まりな)が異なる場所・視点で同時進行するシナリオ構造。一方のルートで得た情報がもう一方の理解を深める仕掛けで、両ルートを完走することで真相に到達できる。
シナリオライターは?
剣乃ゆきひろ(本名:菅野ゆきひろ)。DESIREと本作を手がけたC's Wareの代表的ライター。本作完成後にC's Wareを退社し、以降のEVEシリーズには関与していない。2011年に逝去。
発売年とプラットフォームは?
1995年11月22日にPC-98版が発売。その後セガサターン・Windows・PlayStation 2・PSP・PlayStation Vitaに移植。2016年にEl Dia発売のリマスター「EVE burst error R」がVita・Windows・Nintendo Switchで発売。
移植版・リメイクはある?
1995年のPC版が原作で、セガサターン版・PlayStation版が発売された。リマスター版『EVE burst error R』はWindows版・Nintendo Switch版・PlayStation Vita版が出ている。
続編・関連作はある?
リメイク・移植版(burst errorの別バージョン)
- EVE burst error PLUS(PS2・Win / 2003年)― 原画を松本剛彦に変更したリメイク版
- burst error EVE the 1st.(PSP / 2010年)― PSP移植版
- EVE burst error R(PS Vita・Win・Switch / 2016〜2018年)― El Dia発売の全年齢リマスター
- EVE burst error A(Windows / 2016年)― 同上・成人向け版
EVEシリーズ続編(別ストーリー)
- EVE The Lost One(1998年)
- ADAM THE DOUBLE FACTOR(1999年)
- EVE ZERO(2000年)
- EVE The Fatal Attraction(2001年)
- EVE new generation(Xbox 360 / 2006年)
- EVE rebirth terror(2019年)
- EVE ghost enemies
※ 上記いずれも本作シナリオライター・剣乃ゆきひろは関与していない。なお本作は同メーカーの「悦楽の学園」と世界観を共有している。
菅野三部作とは?
DESIRE(1994年)・EVE burst error(1995年)・YU-NO(1996年)の3作品を指す俗称。いずれも剣乃ゆきひろ(当時C's Ware所属)が手がけたマルチサイト型ADVで、1990年代のアドベンチャーゲームシナリオの最高峰として評価される。