Ever17 -the out of infinity-
館内の管理システムが告げた完全圧潰推定時刻5月7日 午前4:30前後
| タイトル | Ever17 -the out of infinity-(エバーセブンティーン ジ・アウト・オブ・インフィニティ) |
|---|---|
| 対象版 | ドリームキャスト版(T-19716M) |
| ブランド | KID(キッド) |
| 発売日 | 2002年8月29日(ドリームキャスト版・PlayStation 2版を同時発売) |
| プラットフォーム | ドリームキャスト/PlayStation 2 |
| 定価 | 発売当時7,480円 |
| おもな版 | 2003年 プレミアムエディション(Windows・ドリームキャスト・PlayStation 2。イベントCGを追加)/2009年 PSP版(プレミアムエディションの移植)/2013年 スマートフォン版/2011年 Xbox 360版(シナリオを書き直したリメイク)/2025年 Nintendo Switch・PlayStation 4・Steam版(リメイク版のシナリオによるリマスター) |
| レーティング | 全年齢(ドリームキャスト版) |
| ジャンル | 恋愛アドベンチャーゲーム |
| シナリオ | 打越鋼太郎(企画原案・シナリオ構成)、中澤工、笹成稀多郎、梅田伸明 |
| ディレクター | 中澤工・梅田伸明 |
| キャラクターデザイン | 滝川悠 |
| 音楽 | 阿保剛 |
| ボイス | あり(主要人物に声優が付く) |
| 視点・ルート | 武視点(つぐみ編・空編)/少年視点(優編・沙羅編)/ココ編(全ルートのあとに解放される最終ルート) |
| エンディング | 11本(エンド8本+エピローグ3本) |
| シリーズ | infinityシリーズ第2作(Never7 → Ever17 → Remember11) |
ゲーム本体(オリジナル版の系統)
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ゲーム本体(リメイク・リマスターの系統)
書籍
あらすじ
東京都駒ヶ原諸島M島の沖合16キロ。洋上に浮かぶ人工島インゼル・ヌルの真下に、水深17メートルから51メートルまでの三層を持つ海中テーマパーク「LeMU」がある。館内は約6気圧の混合ガスで満たされていて、入館者は加圧室で17分かけて体を慣らしてから、海の底へ降りていく。
5月の連休。大学3年生の倉成武は友人3人と遊びに来たものの、入場待ちの列でひとりだけ次の回に回され、館内で友人を捜していた。そのさなかに停電が起き、続いて大規模な浸水事故が発生する。避難が間に合わなかった数人は外部との通信を断たれ、エレベーターは止まり、上へ通じる非常階段も隔壁で塞がれてしまう。そのうえ館内の管理システムは、傷ついた外壁が水圧に耐えきれず、5月7日午前4時30分前後に完全に圧潰すると告げる。
視点人物はふたりいる。ひとりは倉成武。もうひとりは、救護室のベッドで目を覚ましたとき、自分の名前も年齢も思い出せなくなっていた少年。プロローグの最後に「俺は」と「ぼくは」のどちらの一人称で続きを読むかを選び、そこから物語は二つの系統に分かれる。閉じ込められた人たちは、限られた食料と電力で脱出の手立てを探しながら、それぞれに人には言えない事情を抱えている。
キャラクター
20歳の大学3年生。友人3人とLeMUへ遊びに来たが、入場待ちの列でひとりだけ次の回に回され、館内で友人を捜していた。軽口とダジャレで場の空気を保たせ、閉じ込められてからは館内の探索を率先して引き受ける。
LeMUの救護室で目を覚ましたとき、自分の名前も年齢も思い出せなくなっていた来館者。呼び名がなかなか決まらず、周りからはそのまま「少年」と呼ばれる。一人称は「ぼく」。
黒い服に長い髪の女性。名前のほかはほとんど語らず、人を寄せつけない。館内の構造と設備に不自然なほど詳しく、この騒ぎを「事故」ではなく「事件」だと言い切る。
ドレス姿で現れる女性。「LeMU開発部のシステムエンジニア」を名乗り、館内の設備と管理システムに誰よりも通じている。誰に対しても敬語を崩さず、閉じ込められた人たちを「皆さん」と呼んで気づかう。
LeMUでアルバイトをしている18歳の大学1年生。「本当はもっと長い名前なんだけど」と言い、「優」と呼ばせる。明るく場を仕切り、閉じ込められた人たちのこれからの段取りを決めていく。
鳩鳴館(きゅうめいかん)女子高等学校の2年生で16歳。学校行事の「トクシ」でLeMUに来ていて、事故のときはエレベーターの中に閉じ込められていた。コンピューターの扱いに長け、優からは「マヨ」と呼ばれる。
14歳の中学3年生。子犬のピピを連れてLeMUに来ていた。人なつこく、武を「たけぴょん」と呼び、「コメッチョ」と称するジョークや造語を次々に繰り出す。
キャラクター画像は『Ever 17 - The Out of Infinity』公式サイトより引用。
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⚠ ネタバレあり 全用語集はネタバレゾーンへ →レビュー
FAQ
各ルートの結末・キャラクターの正体に関する設問はネタバレゾーンのFAQに分離しています。
Ever17 -the out of infinity-とはどんなゲーム?
KIDが2002年にドリームキャストとPlayStation 2で発売した恋愛アドベンチャーゲーム。海中テーマパーク「LeMU」の浸水事故で閉じ込められた人たちが、館内が完全に圧潰すると予測された時刻までに脱出の手立てを探す。大学生の倉成武と、記憶を失った少年という2人の視点で物語が進む。KIDのinfinityシリーズの第2作にあたる。
主人公は誰?武視点と少年視点の違いは?
主人公は2人いる。20歳の大学3年生・倉成武と、救護室で目を覚ましたとき自分の名前も年齢も思い出せなかった少年。武の視点ではつぐみ編と空編、少年の視点では優編と沙羅編に分かれ、視点ごとに違う出来事と結末が用意されている。
どちらの視点から遊べばいい?
ドリームキャスト版では、プロローグの最後の選択肢で「俺は」と「ぼくは」のどちらで続きを読むかを選び、最初からどちらの視点も遊べる。どちらを先に遊ばなければならないという決まりはない。なお、リメイク版の系統(2011年のXbox 360版と2025年のリマスター)では、初回は武の視点に固定されるという情報もある。
ルート構成とエンディングの数は?
武視点につぐみ編と空編、少年視点に優編と沙羅編があり、全ルートのあとにココ編が解放される。ドリームキャスト版のエンディングは、エンド8本とエピローグ3本の計11本で、グッドエンドのほかにバッドエンドもある。リメイク版の系統(2011年のXbox 360版と2025年のリマスター)はエンディングの構成が違うという情報もあり、攻略サイトには9本と数えるものがある。
舞台の「LeMU」とはどんな場所?
東京都駒ヶ原諸島M島の沖合16キロの海に沈む海中テーマパーク。洋上の人工島インゼル・ヌルから降りた先に、水深17メートルのエルストボーデン、34メートルのツヴァイトシュトック、51メートルのドリットシュトックの3層がある。館内は約6気圧の混合ガスで満たされていて、入館者は加圧室で17分かけて加圧を受ける。
どんな版がある?版による違いは?
シナリオの系統は大きく2つある。ひとつはオリジナル版の系統で、2002年のドリームキャスト版とPlayStation 2版、2003年にイベントCGを追加したプレミアムエディション(Windows・ドリームキャスト・PlayStation 2)、その移植の2009年のPSP版、2013年のスマートフォン版がこれにあたる。もうひとつはリメイク版の系統で、シナリオを書き直した2011年のXbox 360版と、そのシナリオを採用した2025年のNintendo Switch・PlayStation 4・Steam版のリマスターがこれにあたる。リメイク版の系統は、オリジナル版とは内容が大きく異なる。当サイトはオリジナル版の系統のドリームキャスト版で紹介している。
Remember11との関係は?
どちらもKIDのinfinityシリーズの作品で、2000年の『Never7 -the end of infinity-』に続く第2作が本作、2004年の『Remember11 -the age of infinity-』が第3作にあたる。登場人物や物語は続いていないが、どちらの作品にもライプリヒ製薬という同じ名前の製薬会社が出てくる。
シナリオとキャラクターデザインは誰?
企画原案とシナリオ構成は打越鋼太郎。シナリオは打越鋼太郎・中澤工・笹成稀多郎・梅田伸明の4人が書いている。キャラクターデザインは滝川悠。
年齢制限は?
ドリームキャスト版は全年齢。PlayStation 2のプレミアムエディションとSuperLite2000版、PSP版、2025年のリマスターはCERO C(15才以上対象)。成人向けの版は出ていない。