臭作
| タイトル | 臭作(しゅうさく) |
|---|---|
| ブランド | elf(エルフ) |
| 発売日 | 1998年3月27日(CD-ROM版)/2001年10月26日(DVD-ROM版) |
| プラットフォーム | Windows |
| レーティング | 18禁 |
| ジャンル | 盗撮AVG |
| シナリオ | 蛭田昌人 |
| 原画 | 堀部秀郎 |
| ボイス | CD-ROM版:女性キャラのみ/DVD-ROM版:フルボイス(主人公CVあり) |
| シリーズ | 伊頭家(おやぢ)シリーズ第2作(遺作 → 臭作 → 鬼作) |
| ヒロイン | 女子寮生7名+教師1名の計8名を並行して追い込むスケジュール制 |
あらすじ
エッチなゲームを起動したはずの「俺」は、気づけば中年の偽管理人・臭作の身体に入り込んでいる。臭作は、女子寮の管理人になろうとしていた本物の志望者をパチンコ屋で見つけて脅し、偽の履歴書を書かせて成りすました加害者である。彼が潜り込んだのは、ピアノ・バイオリン・邦楽を学ぶ令嬢たちが暮らす、粛正音楽学院の女子寮。潜入から1ヶ月、臭作は腰の低い管理人を装いながら、マスターキーで部屋に忍び込み、デジタルカメラやビデオで盗撮を重ねて弱味を蓄えてきた。
狙いは、世間知らずのお嬢様・近藤渚、理事長の孫娘・前島香織、動作の遅い水無月志保、泣き虫の南雲千秋、姉御肌の栗原朝美、奔放な藤間萌子、勘の鋭い新入生・高部絵里、そして寮を監督する教師・南綾香の8人。臭作の手口は一貫している。「様子を窺う」で相手の隙を探り、「カメラを回収」して盗撮のネタを握り、その写真を突きつけて「追い込みをかけ」、屈服させた相手を「辱める」。
ゲームは土曜の午後5時から月曜の朝までのスケジュール制で、限られた時間のなかで何人を追い込めるかが問われる。物語は終始、一人称「俺」の語りで進む。臭作の所業を内側から見つめる「俺」は、この鬼畜な管理人と、どこか噛み合わないものを抱えている。
キャラクター
キャラクターのちびイラストは、原作『臭作』(elf)のキャラクターを基に当サイトで作成した二次的イラストです。原作の著作権は現在の権利者に帰属します。
粛正音楽学院の女子寮に偽名「加藤」で潜り込んだ中年の管理人。腰の低い態度の裏で「鬼畜道」と「美学」を信条とし、盗撮で握った弱味を武器に令嬢たちを追い込む。一人称「俺(俺ぁ)」。
一人で電車にも乗れない生粋のお嬢様。人を騙す事も、他人が自分を騙す事も考えた事がない善人。母親に頻繁に電話する甘えん坊で、志保と仲が良い。臭作を「加藤さん」と呼ぶ。
粛正音楽学院理事長の孫娘。気位が高く、自分の下着すら自分で洗わないほど高慢。祖父の権威を盾に臭作を見下し、「加藤」と呼び捨てにする。恋人がいる。
父は有名な陶芸家、母は茶道・水無月流の家元という名家の箱入り娘。動作も喋りも極端に遅く、「もごもごもご……」としか話せない事が多い。物静かで気弱。渚と一緒に登下校する。
ヌイグルミを抱える、子供以上に子供っぽい少女。うまく弾けない・天気が悪いと理由をつけてはすぐ涙ぐむ。父(パパ)が大好きなパパっ子で、自分を「千秋」と名前で呼ぶ。
威勢のいい姉御肌で、喧嘩慣れした気の強い少女。千秋の同級生。臭作を「おっさん」と呼んで疑い、不審な様子を問い詰める。絵里を本気で心配する情の厚さも持つ。
くわえタバコに短いスカートと、校風に合わない奔放な少女。ピアノの練習をしている姿を見た者がいない。臭作を「おじさん」と呼ぶ。恋人ケンヂと寮の庭で逢瀬を重ねている。
今年入寮したばかりのエプロン姿の新入生。妙に勘が鋭く、たいがいの人は初対面で人柄を見抜いてしまう。臭作の隠し撮りを察知するなど鋭さを見せる。礼儀正しく清楚で料理が得意。
粛正音楽学院のピアノ教師で、女子寮を監督する責任者格。威圧的で臭作を常に蔑んだ目で見る。偽管理人ではないかと疑い、月曜の朝一番に学院長室へ呼び出すと予告する。合気道有段者を自称。
用語集
ホバーで説明表示。
⚠ ネタバレあり 全用語集はネタバレゾーンへ →レビュー
FAQ
各ルートの結末・キャラクターの真相に関する設問はネタバレゾーンのFAQに分離しています。
臭作とはどんなゲーム?
elf(エルフ)が1998年3月27日に発売した18禁の盗撮AVGです。エッチなゲームを起動した「俺」が、音楽学院の女子寮に潜り込んだ中年の偽管理人・臭作の身体に入り込み、盗撮で握った弱味を武器に令嬢たちを「追い込み」で屈服させていきます。中年のおやぢを主人公に据えた斬新さと、シナリオ・蛭田昌人の独特な語り口が話題を呼び、18禁ADVとしては異例の約10万本を売り上げた鬼畜系の代表作です。
どんなシステムのゲーム?
「盗撮 → 追い込み → 辱め」を軸にしたスケジュール制のアドベンチャーです。ヒロインの部屋・トイレ・浴室にカメラを仕掛けて弱味となる写真(ネタ)を集め、それを突きつけて心理的に屈服させ、辱めのHパートへ進みます。ゲームは土曜の午後5時から月曜の朝までの時間制で、決められた時間内に何人を追い込めるかが問われます。追い込みに失敗すると逆に通報され、臭作が逮捕されるバッドエンドに至ります。
ヒロインは何人?
女子寮に暮らす7人の女子学生と、寮を監督する女性教師1人の計8人です。お嬢様の近藤渚、理事長の孫娘・前島香織、動作の遅い水無月志保、泣き虫の南雲千秋、姉御肌の栗原朝美、奔放な藤間萌子、勘の鋭い新入生・高部絵里、そして教師の南綾香。1人を選ぶルート方式ではなく、スケジュールを組みながら8人を並行して追い込んでいく構造です。
主人公・臭作はどんな人物?
粛正音楽学院の女子寮に偽名「加藤」で潜り込んだ中年の偽管理人です。本物の管理人志望者をパチンコ屋で脅して履歴書を偽造させ、成りすまして潜入しました。腰の低い管理人を演じる表の顔と、盗撮・脅迫を「鬼畜道」「美学」と称して快楽とする裏の顔を使い分けます。計画が崩れると大げさに落ち込むなど、粗野で凶悪ながらどこか喜劇的な失態も見せる、憎めなさを併せ持つキャラクターとして語られます。
伊頭家(おやぢ)シリーズ・遺作・鬼作との関係は?
臭作は elf の「伊頭家シリーズ(通称おやぢシリーズ)」の第2作にあたります。第1作『遺作』(1995年)は伊頭遺作が敵役として登場する謎解き脱出アドベンチャー、第3作『鬼作』(2001年)は伊頭鬼作を主人公にした盗撮+社会人要素の作品です。臭作で「隠しカメラで盗撮 → 証拠写真で脅迫 → 陵辱」という黄金フローが確立され、それを鬼作が継承したため、臭作は「シリーズのシステム的完成形」として語られることが多い作品です。物語上の直接の続き物ではなく、それぞれ独立して遊べます。
OVA・メディアミックスはある?
ピンクパイナップルからOVA(アダルトアニメ)が複数展開されています。第1期『臭作』(全3章・1999年)、第2期『臭作〜Replay〜』(各ヒロイン別・2000〜2001年)、第3期『臭作〜Liberty〜』(2003年)などがリリースされました。また『OAV臭作パーフェクトコレクション』などのビジュアルブックや、Softgarage からのコミカライズも刊行されています。コンシューマ移植・リメイクは行われていません。
どんな雰囲気の作品? 注意点は?
盗撮・脅迫・陵辱を全編で扱う、人を強く選ぶ鬼畜系の18禁作品です。加害者である臭作の一人称で物語が進むため、露悪的で陰惨な描写が続く一方、独特の「おやぢ語」やコミカルな失態が暗いユーモアを生みます。「俺」がプレイヤーの視点として作中に取り込まれるメタフィクション的な仕掛けが評判の中心で、批評家にも取り上げられてきました。凌辱表現に抵抗がない方向けの作品です。
版による違いは?
CD-ROM版とフルボイス対応のDVD-ROM版がある。DVD-ROM版に相当するダウンロード版が現在(2026年7月)時点でFANZA(DMM)から配信されており、Windows 7/8.1/10 での動作報告がある。コンシューマ移植やリメイクは行われていないため、プレイにはWindowsの実機または互換環境が必要になる。elfの公式サイトは閉鎖済み。